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一戸建ての固定資産税はいくらかかる? 平均額や軽減措置・安く抑える方法3選を解説【2025年】

一戸建てに住む上で気になるのが「固定資産税」です一戸建てに住む上で、以下のようなお悩みはありませんか?

「固定資産税がいくらかかるのか不安」

「固定資産税の計算方法は?」

「できるなら固定資産税を抑えたい」

この記事では、固定資産税の平均額や計算方法、税金を安く抑える方法などを詳しく解説します。

一戸建ての購入を予定している方や、現在住んでいる住宅の固定資産税が気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。

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固定資産税はいくらかかる?一戸建ての平均額

固定資産税はいくらかかる?一戸建ての平均額

一戸建ての固定資産税は、地域や住宅の評価額に基づいて決まります。

一般的に、一戸建ての固定資産税の平均額は年間で約10万〜15万円とされており、主に土地の評価額と建物の評価額に基づき計算されます。

例えば、東京都内の一戸建ての場合、1坪あたりの土地の固定資産税額は約1万5,000円です。

30~40坪の住宅の場合、一般的な固定資産税は10万~18万円程度ですが、これは要件を満たす住宅用地に適用される特例による軽減措置が反映された金額です。

住宅用地の特例が適用されない更地や「特定空家」などでは、30~40坪の住宅でも固定資産税が年間44万~58万円にのぼることがあります。

たとえ一部の減税措置が適用された場合でも、評価額が高い土地や広い敷地では、なお高額な税額になる可能性があります。

また、固定資産税は毎年1月1日時点で土地・建物を所有している人に1年分が課税されます。

年の途中で売買した場合でも、納税義務者は1月1日時点の所有者です。 一般的な不動産取引では、引渡し日を基準に売主・買主の間で日割り精算するのが慣例ですが、これはあくまで当事者間の精算であり、自治体への納税義務は1月1日時点の所有者にあります。

一戸建てを購入予定の方は、購入費用に加えて固定資産税・都市計画税の支払いも考慮しておきましょう。

一戸建ての固定資産税がいくらか計算する方法

一戸建ての固定資産税がいくらか計算する方法

一戸建ての固定資産税を洗い出すには、まず土地と建物の固定資産税を算出しなければなりません。

土地と建物の固定資産税を算出後、2つの固定資産税を足すと一戸建ての固定資産税が洗い出せます。

では、土地と建物の固定資産税の計算方法を詳しく解説していきます。

土地の固定資産税の計算方法

土地の固定資産税は、土地の評価額に基づき、税率をかけて計算します。計算式は次のとおりです。

土地の固定資産税額 = 固定資産税評価額 × 税率(標準税率1.4%)

例えば、土地の評価額が2,000万円で、税率が1.4%の場合、計算式は以下のとおりです。

2,000万円 × 1.4% = 28万円

このため、土地にかかる固定資産税額は28万円と算出できます。

ただし、土地の評価額には「小規模住宅用地」や「一般住宅用地」など、区分に応じた軽減措置が適用される場合があります。

例えば、小規模住宅用地(200㎡以下)の場合は、固定資産税評価額の1/6、一般住宅用地(200㎡を超える部分)の場合は1/3まで減税です。

このため、軽減措置を考慮すると、最終的に支払う税額はさらに低くなります。

土地を所有する際は軽減措置を確認し、税額の計算を行いましょう。

建物の固定資産税の計算方法

建物の固定資産税は、建物の評価額に基づき、税率をかけて計算します。計算方法は次の通りです。

建物の固定資産税額 = 固定資産課税台帳に登録されている建物の価格 × 税率(標準税率1.4%)

例えば、一般的な木造住宅を坪単価40万円で30坪建てたと仮定すると、建物価格は約1,200万円になります。

この建物価格に対して、固定資産税評価額は新築時の請負工事金額の50%〜70%程度となることが多いです。

仮に評価額が600万円〜840万円だった場合、標準税率1.4%を適用すると、年間の固定資産税額は約8.4万円〜11.7万円となります。

しかし、新築住宅には特例として固定資産税の軽減措置が適用されます。一定の条件を満たせば、一般住宅で3年間、長期優良住宅であれば5年間、建物の固定資産税額が1/2に軽減されます。

この軽減措置を適用すると、上記の例の場合、実際に支払う年間の固定資産税額は最初の3年間(または5年間)で約4.2万円〜5.85万円となり、大きな負担軽減となります。

最終的な税額は、これらの軽減措置や評価額に基づいて決定されます。住宅の居住部分の床面積が40平方メートル以上240平方メートル以下であること、耐震性や省エネ性能などに優れた「長期優良住宅」であることなど、適用条件を購入前に確認しておくことをおすすめします。

都市計画税も合わせて発生する点に注意

一戸建ての所有者には、固定資産税とあわせて「都市計画税」が課税されることがほとんどです。納税通知書には両方の金額が記載されており、合算して納付します。

項目

固定資産税

都市計画税

課税対象

全国の土地・家屋

市街化区域内の土地・家屋

標準税率

1.4%

上限0.3%

住宅用地特例

200㎡まで1/6、超部分1/3

200㎡まで1/3、超部分2/3

例えば固定資産税評価額1,000万円の土地が市街化区域内にある場合、固定資産税(軽減後)に加えて、都市計画税も別途課税されます。一般的に固定資産税の20〜30%程度の金額が都市計画税として上乗せされると考えておきましょう。

なお、市街化調整区域や非線引き区域の土地には都市計画税は課税されません。購入を検討している土地がどの区域にあるかは、自治体の都市計画課で確認できます。

一戸建ての固定資産税に適用される軽減措置

一戸建ての固定資産税に適用される軽減措置

一戸建ての固定資産税には、土地と建物それぞれに軽減措置が適用される場合があります。

では、土地と建物それぞれに適応される軽減措置を詳しく解説します。

土地に適用される軽減措置

住宅用地の特例は、土地の面積に応じて2区分で適用されます。1つの土地の中で200㎡を境に区分が分かれる点に注意が必要です。

区分

対象

課税標準額

小規模住宅用地

住宅1戸あたり200㎡までの部分

評価額の1/6

一般住宅用地

200㎡を超える部分(住宅床面積の10倍まで)

評価額の1/3

例えば敷地面積が250㎡の場合、200㎡分は1/6・残りの50㎡分は1/3で計算されます。土地全体が一律で1/6または1/3になるわけではないことを押さえておきましょう。

なお、住宅が建っていない更地や、特定空家に指定された土地はこの特例の対象外となります。

出典:総務省「固定資産税」

建物に適用される軽減措置

新築住宅の軽減措置は、令和8年度(2026年度)税制改正により、適用期限がさらに5年間延長されました。

項目

改正前

改正後(最新)

適用期限

2026年3月31日まで

2031年(令和13年)3月31日まで

床面積要件

50㎡以上280㎡以下

40㎡以上240㎡以下(下限緩和)

減額内容

床面積120㎡まで税額1/2

同左

減額期間(一般住宅)

3年間

同左

減額期間(長期優良住宅)

5年間

同左

床面積要件の下限が50㎡から40㎡に緩和されたことで、コンパクトな都市型一戸建てや3階建て狭小住宅も対象に含まれやすくなりました。

一方で、上限面積が「280㎡以下」から「240㎡以下」へと引き下げられた点に注意が必要です。いわゆる「豪邸」を軽減対象から外すという、緩和とセットの調整が行われています。

ただし、土砂災害特別警戒区域など一定のハザードエリア内に建設された住宅は対象外となる場合があります。

出典:国土交通省「新築住宅に係る税額の減額措置」

注意:4年目(長期優良住宅は6年目)から税額が「元に戻る」

軽減措置はあくまで期間限定です。減額期間が終了すると、翌年度から建物の固定資産税は本来の額に戻ります。「税金が増えた」と感じる方が多いポイントですが、これは増税ではなく軽減期間の終了によるものです。新築購入時の資金計画では、4年目以降の税額上昇を織り込んでおきましょう。

新築の固定資産税を安く抑える方法3選

新築の固定資産税を安く抑える方法3選

新築の固定資産税を安く抑えるための方法は、主に以下の3つです。

  • 家屋調査に立ち会って適正評価を受ける
  • 固定資産税をクレジットカード払いにする
  • 軽減措置を活用する

それぞれ詳しく解説します。

家屋調査に立ち会って適正評価を受ける

新築住宅が完成すると、市町村の担当者による家屋調査が実施されます。これは所有者が依頼するものではなく、自治体が固定資産税評価額を算定するために行う調査です。通常、建物完成後1〜3か月以内に実施されます。

この調査の立ち会い時に、設計図書・仕様書・設備の見積書などを準備しておくことで、過大評価を防ぐことができます。具体的には、次のような点が評価額に影響します。

  • 構造(木造/鉄骨造/RC造)
  • 屋根・外壁の材質
  • キッチン・浴室・トイレなどの設備グレード
  • 床暖房・太陽光発電など特別な設備の有無

立ち会わずに資料の確認が不十分なまま調査が完了すると、設備のグレードが過大に評価されるなど、本来より高い評価額がついてしまうことがあります。忙しくても可能な限り立ち会い、不明点はその場で確認することが、長期的な節税につながります

固定資産税をクレジットカード払いにする

固定資産税をクレジットカードで払うのも、新築の固定資産税を安く抑える方法の一つです。

クレジットカードで支払えばポイント還元が受けられ、実質的に税負担を軽減可能です。

例えば、100円につき1ポイントが貯まるカードで、10万円の固定資産税を支払うと、1,000ポイントが還元されるため、その分お得になります。

ただし、2023年4月から始まった「地方税お支払サイト」などを利用してクレジットカード払いをする場合、納税額に応じたシステム利用料(手数料)が発生します。

ポイント還元分と利用料を比較して、お得になるか確認しましょう。

ポイント還元を上手に活用し、よりお得に税金の支払いをするためにも、クレジットカード払いを検討してみてください。

軽減措置を活用する

記事の冒頭でもお伝えしましたが、新築の固定資産税を安く抑えるためには、軽減措置の活用も効果的です。

特に土地に関しては、住宅が建っている場合に「小規模住宅用地」や「一般住宅用地」の認定を受けると軽減措置が適用されるケースが存在します。

小規模住宅用地(200平米以下)の場合、固定資産税評価額の1/6、一般住宅用地(200平米以上)では1/3まで減税されるため、節税効果が期待できるでしょう。

2031年(令和13年)3月31日までに新築した住宅で、居住部分の床面積が40平方メートル以上240平方メートル以下の場合、建物の固定資産税が評価額の1/2に軽減されます。

上記の軽減措置を活用すると税負担の軽減が可能です。新築を購入予定の方は、軽減措置を理解し、適用される条件を満たしているか確認してみてください。

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一戸建ての固定資産税に関するよくある質問

一戸建ての固定資産税に関するよくある質問

一戸建ての固定資産税に関して、よくある質問をご紹介します。

  • 古い家の固定資産税がいくらかを確認する方法はありますか?
  • 5,000万の家の固定資産税はいくらですか?
  • 築30年の一戸建ての固定資産税はいくらになりますか?
  • 一戸建ての固定資産税をシミュレーションする方法はありますか?

古い家の固定資産税がいくらかを確認する方法はありますか?

古い家の固定資産税を確認する方法は、主に2つあります。

1つ目は、納税通知書を確認する方法です。毎年送付される納税通知書には、前年度の固定資産税額が記載されています。

納税通知書を確認すれば、現在の固定資産税額がわかるので、手元にないか確認してみましょう。

2つ目は、固定資産税評価額をもとに計算する方法です。市区町村の役所や税務署で固定資産税評価額を確認し、評価額に税率1.4%をかけると固定資産税を計算できます。

ただし、評価額や税率は変わる場合があるので、定期的に確認しておきましょう。

5,000万の家の固定資産税はいくらですか?

5,000万の家の固定資産税はいくらですか?

5,000万円の家の固定資産税を計算する方法は、まず土地と建物の固定資産税評価額をもとにします。特に、住宅が建っている土地(住宅用地)には、固定資産税の軽減措置が適用されるため、この点を考慮することが重要です。

例えば、土地の固定資産税評価額が3,000万円で、建物の固定資産税評価額が2,000万円だとします。ここでは、土地全体が小規模住宅用地(200平方メートル以下の部分)に該当すると仮定し、評価額の6分の1に軽減されるとします。

(実際は敷地が200㎡を超える場合、超過部分は一般住宅用地として1/3軽減になります)

  • 土地の固定資産税:3,000万円 × 1/6​ (軽減措置) × 1.4% = 7万円
  • 建物の固定資産税:2,000万円 × 1.4% = 28万円

この場合、合計の固定資産税は「7万円 + 28万円 = 35万円」と計算できます。

なお、新築から3年以内(長期優良住宅は5年以内)の場合、建物分は床面積120㎡相当分まで1/2軽減されるため、税額はさらに下がります。また、市街化区域内に住宅がある場合は、別途都市計画税が課税されます。

築30年の一戸建ての固定資産税はいくらになりますか?

築30年の一戸建ての固定資産税は、土地と建物の固定資産税評価額に基づいて計算されます。

築年数が古い場合、建物の評価額は新築時と比べて大きく下がりますが、土地の評価額は維持され、住宅用地の軽減措置が適用されます。

土地の固定資産税評価額が例えば2,000万円で、建物の評価額が新築時の20%に相当する400万円の場合(新築時2,000万円の建物の評価額が築30年で20%程度まで下がったと仮定)、税率1.4%を適用し、土地が小規模住宅用地に該当すると仮定すると、以下のように計算ができます。

  • 土地の固定資産税:2,000万円 × 1/6​ (軽減措置) × 1.4% ≈ 4.66万円(約4万6,600円)
  • 建物の固定資産税:400万円 × 1.4% = 5.6万円

土地と建物の固定資産税を合わせると、年間の固定資産税額は約「4.66万円 + 5.6万円 = 10.26万円」です。

築年数が30年でも、税額は評価額に基づいて算出され、特に住宅用地の軽減措置が適用されることで、土地にかかる税金が大きく抑えられます。

建物の評価額は経年で大きく減少するため、その分税金も安くなる傾向にあります。

なお、地域ごとで評価額や税率、そして土地の面積による軽減措置の適用範囲(小規模住宅用地か一般住宅用地か)が異なる場合があるため、具体的な金額は地元の役所に確認してみてください。

https://furureno.jp/magazine/the-property-tax-for-a-30-year-old-detached-house

一戸建ての固定資産税をシミュレーションする方法はありますか?

一戸建ての固定資産税をシミュレーションするためには、まず固定資産税評価額の確認が必要です。

固定資産税評価額は、市区町村の固定資産税課で確認できるほか、納税通知書にも記載されています。

評価額がわかれば、計算式に基づいて税額の算出が可能で、基本的な計算式は「固定資産税評価額 × 税率(通常1.4%)」です。

例えば、土地の評価額が2,000万円で税率1.4%の場合、土地の固定資産税は「2,000万円 × 1.4% = 28万円」で、建物も同様に計算します。

また、軽減措置が適用される場合は税額が減額されます。

例えば、小規模住宅用地や新築住宅には一定の減税措置があるため、実際の負担額は、シミュレーションで算出された額よりも低く抑えられるかもしれません。

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一戸建ての固定資産税を安く抑えたいなら専門家に相談しよう!

一戸建ての固定資産税を安く抑えたいなら専門家に相談しよう!

一戸建ての固定資産税を安く抑えるためには、専門家のアドバイスを受けることも効果的です。

税理士や不動産の専門家に相談すると、土地や建物の評価額の適正をチェックしてもらえます。

また、固定資産税評価額を見直す方法や、適用される軽減措置を最大限に活用する方法を提案してくれるため、無駄な税金の支払いを回避できる可能性が上がります。

一戸建てを所有している方や購入を検討している方は、ぜひ専門家に相談して、最適な固定資産税対策を行いましょう。

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記事を書いた人
開原 崇友(かいはら たかとも)

開原 崇友(かいはら たかとも)

建築系ベンチャーにて、組織づくりや新規事業立ち上げに従事。 また、建築会社やスタートアップ企業の事業戦略・人事コンサルタントとして、さまざまな企業の支援にも。 長きに渡る建築業界での経験から、建築プラットフォームを構想。フルリノ!を立ち上げる。

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