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ワンストップリノベーションとは?メリット・デメリットと会社選びの基本

中古物件探しから設計・施工、資金計画までを一社で完結できる「ワンストップリノベーション」。

便利そうに見える反面、「本当に自分に合う進め方なのか?」「選択肢が狭まって失敗しないか?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

物件購入とリノベを同時に進める複雑さや、総額が見えにくい不安は、多くの方が抱える悩みです。

窓口を一本化することで、煩雑な手続きや予算管理のストレスを大幅に軽減できるのがこの仕組みの大きなメリットです。

しかし、成功のカギは、自分のこだわりや優先順位(物件重視か、デザイン重視か)に合わせて、適切なパートナー(会社)を選ぶことにあります。

仕組みを正しく理解すれば、失敗のリスクは大幅に減らすことができます。

本記事では、ワンストップリノベーションの基本的な仕組みから、メリット・デメリット、そして後悔しないための会社の選び方までを網羅的に解説します。

あなたの理想の暮らしを叶えるための「正しい選択」をするために、ぜひ最後までお読みください。

この記事を読んでわかること

  • ワンストップリノベーションの仕組みと「分離発注」との決定的な違い
  • メリットだけでなく、契約前に知っておくべき「リスクと対策」
  • ワンストップリノベーションの流れと期間
  • 予算オーバーを防ぐ「一体型ローン」の活用法とスケジュールの勘所

「まだ検討段階だけど…」という方も大歓迎です。とりあえず友だち追加だけしておいて、通勤時間や隙間時間にリノベの知識を深めるところから始めましょう。

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ワンストップリノベーションとは?仕組みと「分離発注」との違い

「これまでのやり方(分離発注)」と「ワンストップリノベーション」の比較図。左側は施主が不動産屋や銀行、工務店と個別にやり取りする複雑さを、右側は担当者が窓口を一本化し物件・資金・施工をまとめてサポートする「窓口一つでラクラク安心」なメリットをイラストで対比させている。

ワンストップリノベーションとは、物件探しから資金計画、設計施工までを一社完結で行う仕組みです。

従来型の「分離発注」との決定的な違いは、「面倒な調整業務を誰がやるか」にあります。

分離発注では、不動産屋・銀行・工務店の間を施主自身が行き来し、スケジュールの調整をしなければなりません。

一方、ワンストップならその役割をプロが一手に引き受けます。

会社によって「すべて自社で行う」場合や「専門家とチームを組む」場合など体制は異なりますが、共通しているのは「窓口が一つ」であることです。

これにより、忙しい方でもスムーズに、かつ予算オーバーのリスクを防ぎながら理想の住まいづくりを進められます。

ワンストップの全体像と基本の進め方を理解する

ワンストップリノベーションの最大の特徴は、窓口が一本化されることで「伝言ゲームによるミス」が起きにくくなることです。

不動産会社と施工会社が別々だと、「買ったけれど希望の工事ができない」「予算オーバーで妥協せざるを得ない」などのトラブルが起きることがあります。

ワンストップなら、物件探しの段階から「この壁は壊せるか」「配管は古くないか」をリノベ担当者が即座に判断します。

特に、築古物件の購入に不安を感じている方にとって、物件の状態と改修費用をセットで管理できる点は、何よりの安心材料となります。

オール/パーシャルの違いと賢い選び方を理解する

ワンストップリノベーションには、大きく分けて「オールワンストップ」と「パーシャルワンストップ」の2種類があります。

「オールワンストップ」は、不動産仲介から設計、工事まで全ての機能を自社で持っている形態です。

責任の所在が明確で、手続きが最もスムーズに進むため、忙しい方や手間を極力減らしたい方に適しています。

「パーシャルワンストップ」は、不動産紹介や施工など一部の業務を提携パートナーと連携して行う形態です。

特定の設計事務所や施工会社に強いこだわりがある場合や、既に物件を持っている場合などは、こちらの方が自由度が高くなることがあります。

選び方の基準は、「自分がどこまで手間をかけられるか」と「誰にこだわりたいか」です。

時間をかけずに効率よく進めたいならオール、個別の専門性を重視してじっくり選びたいならパーシャルのように、ご自身の性格や家族の協力体制に合わせて選びましょう。

分離発注との違い:手間・コスト・責任の比較整理

従来型の「分離発注」は、不動産会社とリノベーション会社を別々に契約する方法です。

この方法は、設計事務所や施工会社を自由に選べるため自由度が高い反面、それぞれの業者間での調整を施主自身が行わなければなりません。

例えば、物件の引き渡し時期と工事の着工時期の調整や、ローンの手続きなどが複雑になり、スケジュール管理の負担が大きくなります。

また、分離発注では見積もりや契約が複数化するため、総額が見えにくくなり、結果として予算超過やスケジュールの遅延が発生するリスクが高まります。

一方、ワンストップリノベーションは窓口が一本化されているため、何か問題が起きた際の説明責任も明確です。

「予算管理を重視したい」「デザインと動線の両方をバランスよく叶えたい」などの複数の条件がある場合でも、一人の担当者が調整役となるためスムーズに進められます。

資金計画と一体型住宅ローン活用の基礎知識

ワンストップリノベーションの大きなメリットの一つに、「リノベ一体型住宅ローン」の活用があります。

これは、物件購入費用とリノベーション費用をまとめて一本の住宅ローンとして組むことができる仕組みです。

一般的にリフォームローンは住宅ローンよりも金利が高く、返済期間も短いことが多いですが、一体型ローンなら低金利かつ長期間での借り入れが可能になります。

資金計画においては、自己資金をどの程度充てるか、諸費用はどのくらいかかるかを早期に確認しておくことが大切です。

ローンの審査から実行までのタイムラインをリノベーションの工程と突き合わせておくことで、支払いの遅延などのトラブルを回避しやすくなります

住み替えや水回りの更新など、将来的なライフスタイルの変化を見据えた上で、無理のない返済計画を提案してもらえるのもワンストップならではの利点です。

資金計画もデザインも任せられる会社をお探しですか?

「リノベ会社検索」を活用して、エリアや得意分野から条件を絞り込み、あなたの理想を実現してくれるプロを見つけましょう。納得のいく「会社選び」が成功への近道です。

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ワンストップリノベーションのメリット・デメリット|失敗しないための対策

ワンストップリノベーションを成功させるには、窓口一本化による効率性などのメリットと、選択肢が限定されるなどのデメリットを理解する必要があります。

スムーズな意思疎通や総額管理といった強みを活かしつつ、契約前のルール作りや担当者との相性確認などの具体的な対策を講じることが重要です。

リスクを事前に把握し対策を打つことで、後悔のない納得のいくプロセスでリノベーションを進めることができます。

【メリット】ワンストップリノベーションの3つの強み

ワンストップリノベーションの主なメリットは、「手間・予算・品質」の3点です。

窓口が一本化されることでプロセスが効率化されるだけでなく、プロの目利きによって理想の暮らしとのミスマッチを防げます。

1. 窓口一本化で「手間」と「連絡ミス」が激減

まず挙げられるメリットが、担当者が一貫してサポートしてくれる点です。

通常なら不動産屋と施工会社の間で施主が「伝書鳩」にならなければなりませんが、ワンストップならその必要がありません。

施主の想いや細かな要望が現場まで正確に伝わりやすく、「言った言わない」のトラブルやスケジュール調整のストレスが大幅に軽減されます。

2. 予算配分がスムーズ!「総額」でのコントロール

物件購入費とリノベーション費用をセットで考えられるため、「総額」での資金計画が容易になります。

「物件を安く抑えて、キッチンのグレードを上げる」といった予算配分の調整もしやすく、優先順位を明確にしながら計画を進められます。

結果として、無理のない返済計画の中でこだわりを実現しやすくなります。

3. プロの目利きで「物件とリノベのミスマッチ」を回避

物件選びの時点から「リノベーション前提の視点」が入ることも大きな強みです。

「希望の間取りに変更できる構造か」「配管の状態は健全か」などを購入前にプロがチェックするため、購入後の「こんなはずじゃなかった」を防げます。

「ペットと暮らしたい」「掃除を楽にしたい」といったライフスタイルへの適合性も、物件と設計の両面から統合して判断してもらえます。

【デメリット】ワンストップリノベーションの課題とリスク

デメリットとしては、会社によってサービス範囲や費用体系が異なるため、単純な横並びでの比較が難しい点が挙げられます。

また、一度依頼すると物件探しから工事まで一連の流れで進むため、途中で他社に切り替えることが難しく、最初の会社選びが重要になります。

デザインやコストに関しても、その会社が得意とするテイストや提携しているメーカーの商品に選択肢が限定される場合があります。

こだわりが強く、一つひとつの素材や設備を自分で細かく選びたい方にとっては、自由度が低いと感じることもあるかもしれません。

また、決断に時間がかかるタイプの方の場合、物件購入のスピード感とリノベーションの決定事項の多さに追われ、疲弊してしまうリスクもあります。

このような事態を避けるためには、事前に自分たちのペースに合わせた意思決定の設計をしておくことが大切です。

【対策】デメリットを解消する契約・進行のポイント

失敗を避けるためには、初回の面談で「自分たちがやらないこと」や「予算の上限」を明確に伝えておくことが大事です。

要望を詰め込みすぎて予算オーバーになるのを防ぐために、あらかじめ要件定義書のようなものを作成し、仕様変更のルールや期限を決めておくとスムーズです。

また、担当者との相性はプロジェクトの成功を左右する重要な要素です。

セミナーや内覧会に参加したり、短時間の設計体験などを活用したりして、担当者の提案力やコミュニケーションスタイルが自分たちに合うかを確認しましょう。

地域密着型の会社であれば、地場での実績やアフターフォロー体制も確認しておくと、入居後の安心感につながります。

具体的なプランを考える前に、まずは「資料」を請求して、パラパラと眺めてみるのがおすすめです。

豊富な写真が掲載された「リノベブック」は、家族で「こんな家にしたいね」と話し合うきっかけにもなります。申し込みは簡単ですのでお気軽にどうぞ。

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ワンストップリノベーションの流れと期間|物件探しから入居まで

ワンストップリノベーションの物件探しから入居までの期間は、標準的な設計・施工期間に加え、物件探しの期間を含めたトータルで半年から1年弱を見込む必要があります。

基本となる7つのステップを把握し、特に物件購入と工事契約が重なる繁忙なタイミングや、引渡し後のアフターフォローまでをシミュレーションしておくことが大切です。

全体の流れを俯瞰しておくことで、焦ることなく適切なタイミングで決断を下し、スムーズに入居の日を迎えることができるでしょう。

【期間の目安】設計・施工で3ヶ月〜8ヶ月 + 物件探し

ワンストップリノベーションの標準的なフローは、相談から始まり、物件探し、契約、設計、着工、そして引き渡しとなります。

期間の目安としては、物件探しに1〜3ヶ月、設計に1〜3ヶ月、工事に2〜3ヶ月程度かかるのが一般的です。

もちろん、こだわり抜いた設計にする場合や、大規模なリノベーションを行う場合は、さらに期間が延びることもあります。

特に繁忙期や、マンションの管理組合への申請、建築確認申請などが必要な場合は、全体で6〜10ヶ月程度かかることも珍しくありません。

スムーズに進めるためには、早い段階でモデルルームや事例見学に行き、家族間で「どんな家にしたいか」のイメージを共有しておくことが大切です。

家族の意見がまとまるのが早ければ早いほど、その後の決定もスムーズになり、無駄な時間を省くことができます。

【手順】基本の「7ステップ」と物件探しの連動

通常のリノベーションは、【1.相談・ヒアリング → 2.現地調査 → 3.プランニング・見積もり → 4.契約 → 5.着工 → 6.検査 → 7.完工・引き渡し】の7つのステップで進みます。

ワンストップリノベーションの場合、この流れの中に「物件探し」と「売買契約」が複雑に組み込まれます。

Step 2(現地調査)の変化

通常は持ち家に対して行いますが、ワンストップでは「購入前の候補物件」に対してプロが調査を行います。

ここで「水回りの移動は可能か」「希望の内装にできるか」をジャッジし、購入の可否を判断します。

Step 4(契約)の同時進行

リノベーションの工事契約だけでなく、「物件の売買契約」と「住宅ローンの申し込み」がこの時期に集中します。

これらを別々の窓口で行うとスケジュール調整が困難ですが、ワンストップなら担当者がすべて連動して進めてくれるため、手続きのミスが起こるリスクを減らせます。

着工から引き渡しまでの詳細な流れや期間については、以下の記事で詳しく解説しています。

https://furureno.jp/magazine/renovation-period

ヤマ場は契約!物件と工事の同時契約

ワンストップリノベーションの工程で最も忙しく、正念場となるのがこの契約です。

リノベ一体型ローンを利用する場合、銀行の本審査に通るためには「物件の契約」だけでなく「リノベーションの工事見積もり」も同時に必要になります。

つまり、人気物件をライバルに取られないよう急いで申し込みを入れつつ、並行してリノベプランと工事費も確定させるという、スピードと精度の両立が求められます。

また、手付金や仲介手数料など、ローン実行前に現金で支払う必要がある諸費用のタイミングも重要です。

「いつ、いくら現金が必要か」というキャッシュフローを事前に担当者と可視化しておくことで、慌てることなく契約当日を迎えることができます。

着工から引渡し・アフターまで

無事に着工した後は、定期的な現場報告を受けながら完成を待ちましょう。そして、ワンストップリノベーションの真価が発揮されるのは「引き渡し後」です。

通常の分離発注では、入居後に不具合が出た際、「物件の問題か、工事の不備か」で責任の押し付け合いになることがありますが、ワンストップならその心配はありません。

窓口が一本化されているため、万が一の際も原因の切り分けから補修手配までスムーズに対応してもらえます。

また、メンテナンスにおいても「物件の元の状態(古さやクセ)」と「リノベ工事の内容」の両方を把握している強みがあります。

表面的な設備の保証だけでなく、建物全体を長持ちさせるための的確なアドバイスをもらえるのが、ワンストップならではの安心感です。

これからの長い期間、スムーズに情報を得るために「公式LINE」を活用しませんか?まずは気軽に「友だち追加」をして、リノベーションに役立つ情報を覗いてみてください。

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ワンストップリノベーション会社には「種類」がある(自分に合うのはどこ?)

ワンストップリノベーションを提供する会社は、大きく分けて「不動産会社出身(物件情報に強い)」と「設計・施工会社出身(デザイン・性能に強い)」の2タイプが存在します。

立地や資産価値を重視するなら不動産系、オリジナリティや性能向上を重視するならリノベ系のように、自分の重視するポイントに合わせて選びましょう。

中には実務を丸投げするだけの「名ばかりワンストップ」も存在するため注意が必要です。

「不動産会社系」と「リノベ会社系」の得意分野の違い

それぞれの特徴は、その会社が「もともと何屋さん(不動産か建築か)だったか」によって大きく異なります。

不動産系(物件・資産価値重視) 

不動産仲介をルーツに持つ会社で、武器は「物件情報のネットワーク」です。

未公開情報を含めた豊富な情報源を活かし、競争率の高い人気エリアでもいち早く物件を押さえるスピード感があります。

また、日々多くの売買を扱っているため、複雑な住宅ローン審査や資金計画のサポートにも長けており、資産価値を重視した堅実な物件選びをしたい方に適しています。

リノベ系(デザイン・性能重視)

設計事務所や工務店を母体とする会社で、暮らしの質を高める「設計・施工の提案力」に特化しています。

「ありきたりな間取りでは満足できない」「断熱や耐震性能もしっかり向上させたい」などの、ハード面へのこだわりを形にするのが得意です。

物件そのものの条件よりも、リノベーションによって中身をどう変えるかというクリエイティブな視点を重視する方に選ばれています。

注意すべき「名ばかりワンストップ」とは?

注意が必要なのが、業務実態です。「ワンストップ」を謳っていても、実際は提携している外部業者に丸投げし、自社では紹介料を取るだけの会社も存在します。

こうした会社は、社内に実働部隊がいないため、要望が現場に正確に伝わらない「伝言ゲーム」のリスクが高まります。

会社選びで失敗しないためには、その会社が「自社一貫体制」なのか、それとも外部と連携する「チーム体制」なのかを見極めることが重要です。

まずは気になる会社のホームページで「スタッフ紹介」や「会社概要」をチェックし、社内に設計士や施工管理者が在籍しているかの確認から始めましょう。

数ある会社の中から一社に絞るのは大変ですが、フルリノの「リノベ会社検索」を使えば、エリアやこだわり条件で簡単に候補を絞り込めます。

まずはどんな会社があるのか検索して、気になる会社をリストアップしてみてください。

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ワンストップリノベーションで「相見積もり」は必要?費用の考え方

ワンストップリノベーションの相見積もりは、物件が見つかってからではなく「物件探しを始める前」に行うのが鉄則です。

諸費用を含めた総額の内訳を把握し、一体型住宅ローンの活用や、減額調整(VE)によるコストコントロール術を事前に学んでおく必要があります。

正しいタイミングと方法で費用に向き合うことで、予算オーバーを防ぎつつ、こだわりたい部分にしっかりと資金を投じた満足度の高いリノベーションが叶います。

相見積もりは「物件探し前」が鉄則!その理由とタイミング

一般的なリフォームでは、物件が決まってから複数社に見積もりを依頼して比較検討しますが、中古物件購入を伴うワンストップリノベーションでは、その方法は使えません。

人気物件はすぐに買い手がついてしまうため、複数社に見積もりを依頼している間に、他の方に購入されてしまう可能性が高いからです。

そのため、「会社を決めてから、物件を探す」のがワンストップリノベーションの基本的なルールです。

相見積もりを取りたい場合は、物件探しを始める前の段階で、概算見積もりや提案内容、担当者の対応などを比較し、パートナーとなる一社を決めるようにしましょう。

リノベ費用の内訳と、意外とかかる「諸費用」の正体

リノベーションにかかる費用は、工事費だけではありません。設計費や工事監理費、解体処分費、そして諸経費などがかかります。

見積もりを見る際は、これらの費用がどのように計上されているかを確認し、総額を把握しましょう。

また、中古物件のリノベーションでは、壁を解体してみたら補修が必要だったり、配管の更新が必要になったりと、予期せぬ追加費用が発生するリスクもあります。

さらに、家具やカーテン、照明、家電製品の購入費用、引っ越し費用なども予算に含めておく必要があります。

「水回りを一新して動線を改善したい」などの優先順位の高い要望に確実に予算を配分できるよう、全体を見渡した資金計画を立てましょう。

「一体型ローン」を活用する資金計画の要点

一体型ローンを活用するためには、金利や返済期間、諸費用を含めたトータルコストで最適なプランを探ることが重要です。

仮審査の前に、自分たちの要望を盛り込んだ概算見積もりを作成し、借入額の上限を設定しておくことで、物件探しやプランニングでの迷走を防ぐことができます。

また、住宅ローン控除などの減税制度や、自治体の補助金、団体信用生命保険(団信)なども賢く組み合わせることで、より安全性の高い資金計画を立てることができます。

将来の修繕積立金や固定資産税、子どもの教育費や親の介護など、将来発生しうる費用も考慮に入れた上で、安心して返済できる計画を立てましょう。

予算オーバーを防ぐ!「値引き交渉」より効果的なコスト調整術

見積もりが予算オーバーしてしまった場合、無理な値引き交渉はおすすめしません。工事の品質低下や、職人のモチベーション低下につながる恐れがあるからです。

コストを調整するためには、仕様のグレードを見直したり、施工範囲を絞ったりする「減額調整(VE)」が効果的です。

例えば、使用する素材を変更する、造作家具を既製品にする、一部の工事をDIYにするなどの方法があります。

見積もりを比較する際は、仕様書の粒度を揃え、数量の前提を一致させておくことも重要です。

実例や単価、工期などを参考に相場感を確認しながら、「素材感は妥協せず、コストは理性的に」というバランス感覚を持って調整を進めましょう。

https://furureno.jp/magazine/renovation-market-price

【物件種別】マンション・戸建てリノベーションそれぞれの注意点

築60年古民家の解体工事中の内観写真。屋根材が撤去され、黒ずんだ既存の太い梁や束、母屋による小屋組みが完全に露出している。見上げの構図で、骨組みの隙間からは青空が覗く。耐震補強や構造再生の過程を示す記録画像

物件種別ごとの注意点は、マンションであれば「管理規約と構造」、戸建てであれば「耐震・断熱性能と法的制限」に集約されます。

見た目では分からない配管やインフラの寿命を含め、内見時にプロを同行させてリスクを徹底的に洗い出すプロセスが欠かせません。

購入前に建物のポテンシャルと制約を正しく評価することで、予期せぬトラブルを回避し、安心して長く住み継げる住まいを手に入れることができます。

【マンション】リノベ内容を左右する「管理規約」と「構造」

マンションリノベーションでは、管理規約や建物の構造によって、できることとできないことが大きく制限されます。

例えば、床材の遮音等級が決められていたり、水回りの移動が禁止されていたりすることがあります。

また、梁やパイプスペースの位置、躯体壁の有無などによっても、間取りの自由度は変わります。

購入を検討する際は、管理規約をしっかりと確認し、希望するリノベーションが実現可能かをチェックする必要があります。

共用部分との取り合いや、給排水経路、換気計画なども重要なポイントです。理事会への工事申請手続きなども必要になるため、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。

「水圧が弱い」「カビが生えやすい」といった既存の課題が、リノベーションによって改善できるかどうかも、事前にプロに判断してもらいましょう。

【戸建て】デザインより重要!「耐震・断熱」と「再建築不可」

戸建てリノベーションの場合、重視すべきは建物の基本性能です。特に、耐震基準や断熱性能は、住まいの安全性と快適性に直結します。

築年数が古い物件の場合、現行の耐震基準を満たしていない「既存不適格」建築物の可能性もあります。増改築を行う際に確認申請が必要になるかどうかも調査が必要です。

また、シロアリ被害や雨漏り、腐朽などのリスクも潜んでいる可能性があります。

解体してみないと分からない部分もありますが、事前のホームインスペクション(建物状況調査)などで、ある程度のリスクを把握できます。

「老後のバリアフリー化」や「ペットとの共生」などを目指す場合も、まずは建物の安全性を確保した上で、デザインや間取りを検討しましょう。

マンション・戸建て共通:「見えない配管・インフラ」の寿命

マンションでも戸建てでも共通して注意が必要なのが、普段目に見えない配管やインフラの寿命です。

給排水管やガス管、電気配線などは、築年数とともに劣化していきます。リノベーションを行う際は、表面上の綺麗さだけでなく、これらのインフラ更新も視野に入れた計画が必要です。

特に、配管スペースが十分に確保されているか、電気容量や分電盤の交換が可能か、給湯器の号数アップができるかなどは、快適な暮らしを送る上で重要なチェックポイントです。

将来のメンテナンス性を考慮して点検口を設けたり、将来の変化に柔軟に対応できる設計にしておくのも有効です。

掃除のしやすさと素材感を両立させた水回りを選ぶことで、日々の家事負担を軽減できます。

縦格子の木製引き戸と市松模様の床が特徴の和モダン空間。水色のアクセント壁に水平の木製梁、木天井に円形照明と黒のアイアンバーを備える。

素人判断は危険!「プロ同行」の内見でリスクを回避する

物件の状態やリノベーションの可否を正確に判断するのは、一般の方には難しいです。

日当たりや風通し、周辺環境、騒音、ゴミ出しの動線などはご自身でチェックできますが、建物の構造や設備、法的な制限などはプロの目利きが必要です。

ワンストップリノベーションなら、内見時に設計や施工のプロが同行してくれるため、その場でリスクや可能性を判断してもらえます。

管理状態や修繕積立金の状況、地盤やハザードマップなどの情報も合わせて確認することで、安心して購入を決断できます。

地域特有の事情にも詳しいプロのアドバイスを受けることで、後悔のない物件選びとリノベーションを実現しましょう。

まとめ|ワンストップ リノベーションで失敗しないために、まずは無料相談しませんか?

中古リノベーションを成功させるためには、仕組みの理解とパートナー選びが重要です。

物件探しから設計・施工までを一貫して任せられるワンストップリノベーションなら、予算管理やスケジュール調整の不安を解消し、理想の住まいづくりに集中できます。

まずは無料相談会やセミナーに参加して、信頼できるパートナーを見つけることから始めましょう。あなたらしい暮らしの第一歩を、ここから踏み出してください。

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記事を書いた人
株式会社フルリノ 代表取締役 開原崇友

株式会社フルリノ 代表取締役 開原崇友

建築系ベンチャーにて、組織づくりや新規事業立ち上げに従事。 また、建築会社やスタートアップ企業の事業戦略・人事コンサルタントとして、さまざまな企業の支援にも。 長きに渡る建築業界での経験から、建築プラットフォームを構想。フルリノ!を立ち上げる。

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