ご夫婦のセカンドライフを充実させる、〝細部に技あり〟のリノベーション
和歌山夫婦、カップル(子供なし)/築22年アンティーク・ヴィンテージ/インダストリアル 新築から20年以上が経ち、またご主人が近く還暦を迎えることから、「今のうちにしっかりとした住まいの改修を‥‥」と当社にお声が掛かりました。長く暮らしてきたからこそ分かる使い勝手が悪い部分や、温熱環境に対する不満といった〝暮らしにくさ〟をしっかりとヒアリングし、それらの解消がきっちりとかなうプランをご提案させていただきました。
リビング・ダイニングから微妙に孤立してレイアウトされていたキッチンは、キッチン設備の配置を90度回転させることでLDKに〝つながり感〟を創出。その際、耐震性を確保するため抜けなかったキッチンまわりの柱は、レンジフード前に設けた壁の内部へ隠しています。また、その壁にはアイアン格子の室内窓をつくり、空間同士の完全な遮断を回避。結果、広々としたLDK空間を彩ってくれる〝アクセントウォール〟としてうまく生かすことができました。
現在のキッチンスペースのすぐ横には、壁面いっぱいに可動棚を施したパントリー感覚で使えるスペースを用意しています。さらに、ご夫婦2人での食事にもお孫さんたちが来られた際にも対応できるダイニングテーブルも当社で製作させていただきました。
なお、ご夫婦が強く希望されていた寒さ対策は、床暖房などの導入で対応。ご夫婦2人のこれからの暮らしが、より快適で心地よくなる住まいとなっています。