共に考え、共につくる

私たちは「建築をつくる過程をお客様と共に楽しむこと」を大切にしています。 もともとは設計事務所としてスタートしましたが、「描くだけでなく、お客様と一緒に作り、現場の空気を感じながら形にしたい」という想いから、建設業許可を取得。設計から工事までを一貫してサポートできる体制を整えました。 ときに頼れるプロとして、ときに一緒に楽しむ仲間として、お客さまひとりひとりに寄り添うお家づくり、お店づくりを目指しています。 またお施主様との「DIY」も積極的に取り入れています。それは単なるコストダウンのためではありません。お施主自身が手を動かし、構造や直し方を知ることで、住み始めてからも自分の手で家をメンテナンスし、アップデートしていけるようになること。そんな「自立した豊かな暮らし」のきっかけを提供しています。

私たちは、家を「完成して終わり」とは考えていません。暮らしを楽しむ一環として、住みながら家を育てていく。そんな、余白のある空間づくりを大切にしています。 またDIYを一緒に行うことで、「傷をつけたら終わり」と神経質になるのではなく、傷がついたら直せばいい、あるいはその傷も家族の歴史として楽しむ。そんな大らかな視点を持てるようになります。DIYを直接行わない場合でも、受け身ではなく、打ち合わせを入念に行うなど、作り手の一員として家づくりに没頭していただく。その濃密なプロセスこそが、住んだ後の愛着へとつながると考えています。

可美建築を運営するのは、代表の竹山と、建築学生時代の同期である妻の二人三脚。夫婦であり、同じ志を持つ同士として、アットホームながらも多角的な視点から家づくりをサポートしています。 代表が現場と設計を統括する傍ら、妻はWEBデザインや広報なども担当。また、プロジェクトの要所要所では、デザインに強みを持つ外部のクリエイターとも連携。経験豊富な職人もいます。少数精鋭だからこそできる、一人ひとりに寄り添った柔軟な提案と、細やかなフォローが私たちの自慢です。