インダストリアルな空間へのリノベーションを検討し始めると、無骨さと住み心地の良さをどう両立させたらいいか悩みませんか?
雑誌やSNSで見かけるような、コンクリートや鉄の素材感が際立つ無骨でかっこいい部屋に憧れる一方で、実際に自分の家でどう実現すればいいのか迷う方もいるのではないでしょうか。
どの素材や色を選べば、まとまりのある本格的なインダストリアル感を出せるのか、コンクリートむき出しの天井や壁にすると、冬の寒さの心配もあるでしょう。
さらに、マンションの管理規約によっては、そもそも天井を抜いたり配管を露出させたりする工事が制限されている可能性も考えられます。
この記事では、インダストリアルリノベーションにかかる具体的な費用感や、失敗しないための設計のコツを詳しく解説します。
また、物件購入前に知っておくべき規約のチェックポイントや、快適に暮らすための断熱・防音対策まで、プロの視点で具体的な解決策を紹介します。
理想の住まいづくりを成功させるための第一歩として、ぜひ参考にしてみてください。
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「インダストリアルな家」ってどんな家?

「インダストリアル」という言葉には、もともと「工業的」「産業的」などの意味が含まれています。
住宅デザインの文脈では、工場や倉庫、あるいは古い雑居ビルを改装して住居にしたような、無骨で機能美あふれるスタイルのことを指します。
インダストリアルスタイルの発祥は、ニューヨークなどの都市部で、古い工場跡地や倉庫街を住居やアトリエとしてリノベーションして使い始めたことにあります。
内装の大きな特徴として挙げられるのは、天井や壁の仕上げ材を剥がしてコンクリートの構造体をそのまま見せる「躯体現し(スケルトン)」です。
通常なら壁の中に隠してしまう電気配線や排気ダクトなどの配管類を、あえて露出させてインテリアの一部として見せる手法もよく使われます。
華美な装飾は徹底して排除し、建物が本来持っている構造の力強さを活かすのがポイントです。
素材選びは、金属(アイアン・スチール)、コンクリート(モルタル)、古材など異素材を組み合わせるのが基本のルールになります。
新品のピカピカしたものではなく、使い込まれたようなユーズド感や、手触りのあるハードな質感が好まれます。
色合いはブラック、グレー、ダークブラウンなどのダークトーンや無彩色をベースにまとめます。
全体的に彩度を抑えることで、重厚感がありながらも落ち着きのある、大人の隠れ家のような空間を作り出すことができます。
他テイストとの違いや、インダストリアルなインテリア選びはこちらの記事で解説しています。
https://furureno.jp/magazine/industrial-room
インダストリアルリノベーションの物件選び

理想のインダストリアルデザインを実現するためには、内装のデザインを考える前に、まず「リノベーションの素材」となる物件選びが重要です。
どんなに内装にお金をかけても、建物の構造自体がインダストリアルに向いていない場合、理想の空間を作ることは難しくなってしまいます。
物件購入の段階でチェックしておくべき、向き不向きのポイントを解説します。
インダストリアルリノベに向いてる物件
まず構造としては、RC造(鉄筋コンクリート)またはSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート)の物件が最適です。
天井や壁を解体して躯体現し(スケルトン)にした際に、本物のコンクリート肌が現れるため、塗装やフェイクのクロスでは出せない重厚感が得られるからです。
マンションを選ぶ場合は、建物の支え方が「ラーメン構造」かどうかをチェックしましょう。
ラーメン構造は柱と梁で建物を支えているため、室内の壁の多くを取り払うことができ、工場のような広いワンルーム空間を作るのに適しています。
逆に壁で建物を支える壁式構造だと、壊せない壁が多くて間取りの自由度が下がることがあります。
天井が高く、現在の天井板とコンクリートスラブとの間の懐が深い物件も狙い目です。
懐が深いほど、天井を解体した際に高さを確保でき、開放的な空間を作りやすくなります。
壁の仕上げがコンクリートに直接クロスを貼っている「クロス直張り」の物件だと、剥がすだけで綺麗な躯体が出るので工事費も抑えられます。
インダストリアルリノベに向いてない物件
避けたほうがよい物件の特徴として、断熱材に「発泡ウレタン吹き付け」が使われているケースが挙げられます。
断熱性能には優れていますが、解体して躯体を現しにしようとした際、コンクリート面に黄色い発泡スチロールのような断熱材がびっしりと張り付いている状態になります。
断熱材を無理に剥がすと断熱性が著しく低下して住環境が悪化するため、結局は再度壁を作って隠さなければならず、躯体現しができません。
また、前述の通り「壁式構造」のマンションも注意が必要です。
室内のコンクリート壁の多くが構造体としての役割を担っているため壊すことができず、広々とした空間を作りたい場合には不向きです。
壁の下地が「GL工法(ボンド団子貼り)」で施工されている物件も厄介です。
ボードを剥がすとコンクリート面にカチカチに固まったボンドの跡が汚く残ってしまい、綺麗に除去するには多大な手間と費用がかかります。
最上階の部屋も、外気の熱や冷気の影響を直接受けるため、天井に分厚い断熱材が吹き付けられている可能性が極めて高く、天井現しには不向きなことが多いです。
物件探しのコツや、リノベ会社の選び方などでお悩みの方は、無料相談会もご活用ください。
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安っぽくならない!素材選びのポイント

インダストリアルスタイルは「素材感」が大事なデザインなので、安易な素材選びをすると一気にチープな印象になってしまいます。
「〇〇風」などフェイク素材を多用すると、本物の質感を持つヴィンテージ家具などと並べたときに違和感が生まれてしまいます。
コストを抑えつつも本物感を出すための素材選びのポイントを紹介します。
壁・天井は躯体現しがおすすめ
最近は技術が進歩してリアルな「コンクリート調クロス」も販売されていますが、本物には敵いません。
光の反射具合や継ぎ目でフェイクだとバレやすく、空間全体がどうしても安っぽくなってしまう原因になりがちです。
予算の配分を考えるなら、クロスを貼る費用を削ってでも、解体工事で「躯体現し」にコストをかける価値があります。
もし断熱材の状況などでどうしてもコンクリートを出せない場合は、クロスではなく「塗装」で仕上げるのがおすすめです。
ツヤを抑えたマットな塗装を選ぶと、左官仕上げのような独特の質感が生まれ、インダストリアルな家具とも自然に馴染みます。
オイル仕上げと古材の活用
木材を取り入れる際、表面がツヤツヤと光るウレタン塗装などをしてしまうと、インダストリアル特有の無骨さが消えてしまい、一般的な住宅のような雰囲気になってしまいます。
木の質感を活かすためには、保護塗料には浸透系の「オイルフィニッシュ」を選び、ツヤ消しのマットな状態に仕上げるのが鉄則です。
予算の都合で新品の木材を使う場合でも、あえて金槌やチェーンなどで傷をつける「エイジング加工」を施すテクニックがあります。
濃い色のステインオイルを塗り込むことで、何十年も使い込まれた古材のような深みが生まれ、空間に統一感を持たせることができます。
「プラスチック」を徹底排除する
インダストリアルデザインの核となるのは、コンクリート、古材、鉄など「経年変化していく素材」です。
壁や床にこだわってお金をかけても、毎日手に触れるスイッチプレートやドアノブが一般的な白いプラスチック製だと、浮いてしまい台無しになります。
細部こそ神が宿るポイントと考え、徹底してプラスチックを排除しましょう。
カチッとした操作感が心地よいアメリカンスイッチやトグルスイッチ、露出配管に使う鉄管など、目に見える金物には本物の金属(アイアン、真鍮、アルミ)を使いましょう。
金属パーツは、使い込むほどに酸化したりくすんだりして味が出るため、家と一緒に育てていく楽しみも生まれます。
【おすすめ素材】下地材「ラワン合板」
コストを抑えつつインダストリアルな雰囲気を出すための裏技としておすすめなのが、「ラワン合板(ベニヤ)」の活用です。
通常は壁紙やフローリングの下に隠れる「下地材」として使われる安い板ですが、あえてそのまま壁や天井の仕上げ材として見せる手法が人気です。
ラワン合板は木目が荒く、赤みがかった色合いをしているため、鉄やコンクリートなどの無機質な素材との相性が抜群に良いです。
仕上げ材を貼る工程を省略できるため、材料費だけでなく大工さんの手間賃も削減できます。
そのまま貼るだけでも良いですが、オイルステインで濃い色に着色すると、ヴィンテージ感のある渋い壁面がローコストで完成します。
インダストリアルな内装(床・壁・天井)の作り方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
https://furureno.jp/magazine/industrial-interior-design
「露出配管」をキレイに見せる施工のポイント

天井や壁を走る電気の配管は、通常は隠すべきですが、インダストリアルリノベーションの空間のアクセントとなる要素です。
ただ配管を剥き出しにすれば良いわけではなく、美しく見せるためには緻密な計算と職人の技術が必要になります。
施主としてこだわりたいポイントを知っておくことで、仕上がりのクオリティが大きく変わります。
ルートは「垂直・水平」にする
配管を美しく見せるための基本ルールは、ルートを「垂直・水平」に徹底しましょう。
もし配管が斜めに走っていたり、目的もなく無秩序に曲がっていたりすると、デザインではなく「工事中の現場」のように見えてしまい、見栄えが悪くなります。
壁や天井のラインに合わせて、縦と横のラインだけで構成すると、まるで電子回路の基盤のような幾何学的な美しさが生まれます。
施工会社との打ち合わせでは、配線のルートがどのようになるかを確認し、整然とした配線計画(配線図)を作成してもらうよう事前にリクエストしましょう。
一般的な塩ビ管はNG!
配管の素材選びも大切です。
一般的な住宅やオフィスの電気工事で使われるのは、グレー色をした塩ビ管(VE管)というプラスチック製のパイプですが、どうしてもチープな印象になってしまいます。
インダストリアルな雰囲気を追求するなら、金属製の「ねじなし電線管(E管)」を指定するようにしましょう。
亜鉛メッキされた鈍い銀色の輝きが、コンクリートの質感とマッチして本物感を演出してくれます。
さらに、より重厚感や工場の配管のような迫力を出したい場合は、ガス管のように肉厚な「厚鋼電線管(G管)」を選ぶ選択肢もあります。
「ベンダー曲げ」でコーナーを作る
配管を直角に曲げるコーナー部分の処理も、職人の腕が大事なポイントになります。
「ノーマルベンド」と呼ばれるL字型の既製パーツを使ってつなぐのが簡単ですが、配管の途中に継ぎ目が増えてしまい、ラインがボコボコとして美しくありません。
こだわりの施工をするなら、パイプベンダーを使って、一本の長い鉄管をグイッと手で曲げる「ベンダー加工」を依頼してみましょう。
継ぎ目のない一本の管が滑らかな曲線を描いて壁を這う様子は美しく、洗練された印象を与えます。
複数の配管を並べる際に、すべてのコーナーを同じR(半径)でピシッと揃えて曲げるのは、経験豊富な職人にしかできない高度な技術です。
信頼できるリノベ会社の選び方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
https://furureno.jp/magazine/how-to-choose-a-renovation-contractor
サドルを均等に配置する
配管を壁や天井に固定するための金具を「サドル」と呼びます。
サドルも、プラスチック製ではなくステンレスや鉄製のものを選ぶのが基本ですが、大事なのは配置です。
配管が落ちなければ良いと適当な間隔で打つのではなく、定規で測ったように均等な間隔でズラリと並べることで、空間にリズムが生まれます。
また、複数の配管が並行して走る場合は、隣の配管のサドルと位置を完全に揃えることも大切です。
こうした細部に宿る「工業製品特有の整然とした美しさ」こそが、インダストリアルデザインの質を高めるポイントになります。
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スケルトン天井の注意点と断熱対策

天井を高くし、コンクリートの質感を堪能できるスケルトン天井は魅力的ですが、メリットばかりではありません。
天井板と断熱材を取り払うことになるため、住み心地に直結するデメリットも発生します。
リノベーション後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、事前に注意点と対策を知っておくことが大切です。
夏は暑く・冬は寒くなりやすい
スケルトン天井のデメリットは温熱環境の悪化です。
通常の天井には、コンクリートと天井板の間に空気の層があり、断熱材の役割を果たしていますが、スケルトンにすると外気の熱や冷気がダイレクトに室内に伝わるようになります。
冬場は、冷え切ったコンクリート面が冷気を放射する「冷輻射」の現象が起き、どれだけ暖房をつけても頭上から冷気が降りてきて、足元が暖まらない「底冷え」の状態になります。
窓を二重サッシにして断熱性を高める、シーリングファンを回して天井付近の暖気を循環させる、床暖房を入れて足元から温める、などの方法を組み合わせる対策が必要です。
天井のリノベーションのコツは、こちらの記事で詳しく解説しています。
https://furureno.jp/magazine/renovation-ceiling
結露・カビ対策のポイント
もう一つの深刻な問題が「結露」です。
冬場、暖房で温められた湿った空気が、冷たいコンクリート天井に触れると、急激に冷やされて水滴になります。
クロスの上からの結露と違ってコンクリートの表面は乾きにくいため、気づかないうちに天井一面が黒カビだらけになってしまうリスクがあります。
結露を防ぐために、数ミリの薄い塗膜でも高い断熱効果を発揮する「セラミック断熱塗料」を天井に施工する技術がおすすめです。
一般的な塗装に比べて材料費は高くなりますが、カビによる健康被害を防ぎ、冷暖房効率を上げて光熱費を削減できることを考えれば、十分に元が取れる投資です。
遮音性低下と近隣トラブルのリスクがある
天井を解体すると、上階の住戸との間にある「緩衝地帯(天井裏の空間)」をなくすことになります。
上階の人の足音や物を落とした音、トイレやキッチンの排水音などが、これまで以上にダイレクトに聞こえてくるようになります。
音に敏感な方にとっては、日々のストレスの原因になる可能性があるため注意が必要です。
また、マンションによっては管理規約で「スラブへの直接の施工禁止」や「遮音性能の確保」が厳しく定められており、そもそもスケルトン天井が禁止されている場合もあります。
物件購入や工事契約の前に、管理規約を確認しましょう。
排気ダクトの「銀色の断熱材」は剥がせない
デザイン面での意外な落とし穴として、排気ダクトの見た目の問題があります。
キッチンやお風呂の換気扇から伸びる排気ダクトには、内部を通る空気が冷やされて結露するのを防ぐために、銀色の断熱材が巻かれていることが一般的です。
「インダストリアルな鉄の配管を見せたい」と思っても、断熱材を剥がすと結露水が天井にポタポタと落ちてきてしまうため、機能上どうしても剥がせないケースが多いです。
想定していたような硬質な鉄パイプではなく、銀色のモコモコした太い管が天井を這うことになり、イメージと違う仕上がりになる可能性があることも理解しておきましょう。
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インダストリアルリノベーションの費用相場は?

「コンクリートむき出しにして、仕上げをしないのだから安くなるはず」と思ったことはありませんか?
実はインダストリアルリノベーションは一般的なリノベーションよりも費用がかさむ傾向にあります。
中途半端に既存を残すのではなく、一度内装を全て解体して空っぽにする「フルスケルトン」の状態から工事を始めるケースが多いためです。
解体費用、廃棄物処理費用、そして一から作り直すための下地工事費用が必要になります。
一般的な目安としては、70平米のマンションをフルリノベーションする場合、1,000万円から2,000万円程度は見込んでおく必要があります。
具体的なリノベーション費用は、こちらの記事で解説しています。
https://furureno.jp/magazine/renovation-market-price
インダストリアルリノベが高くなる要因
費用を押し上げる要因の一つが電気工事費です。
前述した通り、露出配管を美しく見せるためには、鉄管をベンダーで曲げたり、サドルを等間隔に配置したり熟練の職人の手間と時間がかかります。
隠蔽配管ならスピーディーに終わる作業も、露出配管では工期が長くなり、人件費が上がります。
次に下地処理(左官工事)の費用です。 壁紙を剥がした直後のコンクリート面は、ボンド跡や型枠の跡で汚れていることが大半です。
「あえて見せる」かっこいい状態にするためには、専用の機械で研磨したり、薄く補修材を塗ったりするクリーニング作業が必要になり、意外とコストがかかります。
アメリカンスイッチやステンレスキッチン、アイアンの室内窓など、デザイン性の高いパーツの指名買いも、量産品を使う場合に比べて材料費が高くなる要因になります。
インダストリアルリノベでコストカットできる部分
インダストリアルスタイルだからこそできる大胆なコストカット術もあります。
天井板や壁紙を貼る工程を省略できるため、材料費と施工費は丸ごと浮かせることができます。
床や壁の下地材として使われる安価な「ラワン合板」や「構造用合板」を、そのまま仕上げ材として採用してもおしゃれです。
高価なフローリング材を買わなくて済むため、大幅な減額につながります。
造作家具やクローゼットを作り込まず、業務用の「スチールラック」や「メタルシェルフ」で代用するのもおすすめです。
大工さんに箱を作ってもらう手間を省き、後から自分で棚を置くだけにすれば、収納にかかる工事費をほぼゼロにできます。
1000万円でできるインダストリアルリノベの内訳
もし予算を1,000万円以内に抑えたい場合、70平米全体をフルスケルトンにするのは難しいかもしれません。
家のすべてを作り変えるのではなく、長く過ごす「LDKだけ」をスケルトンにして予算を集中させ、廊下や寝室、子供部屋は既存の壁や天井を活かす「表層リノベ」に留めましょう。
水回り(キッチンやお風呂)の位置を変えると配管工事費が跳ね上がります。
逆に、予算を削ってはいけないのが「断熱材」や「給排水管の更新」、「遮音床」など見えない性能部分です。
住み始めてからやり直すと数百万円かかるため、ここでケチるとリノベ失敗に直結します。
壁の塗装をプロに頼まずDIYしたり、棚板は下地だけ入れてもらって後から自分で付ける形にすると、数十万円単位の減額調整ができます。
インダストリアルは多少の塗りムラも「味」になるため、DIY導入のハードルが低いのもメリットです。
全てをフルリノベーションする場合の相場目安としては、マンションで1,000万円〜2,000万円、戸建てで1,500万円〜3,500万円くらいを見ておくと良いでしょう。
マンションのDIYのポイントは、こちらの記事で解説しています。
https://furureno.jp/magazine/diy-renovation-mansion
キッチン・水回り・造作家具の満足度を下げずに費用を抑える
システムキッチンは便利ですが高価なため、収納部分がない脚だけの「フレームキッチン」や、飲食店で使われる「業務用ステンレス厨房」を採用してみましょう。
部材が少ない分、費用を数十万円単位で抑えられ、見た目もよりプロっぽく仕上がります。
洗面台も既製品は避け、病院などで使われる「実験用シンク」にむき出しの排水管を組み合わせるのが、コスパとデザイン性を両立させる方法です。
造作家具でお金がかかるのは「扉」の製作費と塗装費なので、インダストリアルリノベでは収納に扉をつけない(オープン収納)を基本にしましょう。
お風呂は「裸になる場所=他人に見せない場所」と割り切るのも一つの手です。
安価で性能が良いシンプルな「ユニットバス」を入れ、浮いた50万〜100万円を、リビングの床材やキッチンのグレードアップに回すのが、予算配分のコツです。
インダストリアルなキッチンの作り方は、こちらの記事で解説しています。
https://furureno.jp/magazine/industrial-kitchen
インダストリアルリノベーションの成功事例を紹介!
実際にフルリノ!に掲載されているリノベ事例の中から、インダストリアルなテイストを取り入れて理想の住まいを実現した成功事例を紹介します。
それぞれの事例でどのような工夫がなされているか、ぜひ参考にしてみてください。
天井現しがかっこいい大人インダストリアルリノベ

天井をあえて解体してコンクリートをそのまま見せる形にし、開放感と無骨さを両立させた大人リノベーションの事例です。
詳細はこちら:https://furureno.jp/renovation-case/106
天井が高くなったことで空間に余裕が生まれ、LDKには趣味の楽器を置くスペースや、壁一面の大きな本棚を設置できました。
どこに居ても自分の好きなモノが視界に入り、手に取れるようなレイアウトになっており、「好き」に囲まれて暮らす楽しさが伝わってきます。
躯体現しのハードな質感と、本や楽器の有機的なアイテムが絶妙に調和した、落ち着きのある空間作りが参考になります。
施工したリノベ会社は、an cubeさんです。
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異素材を組み合わせたインダストリアルリノベ

築37年の物件をフルリノベーションし、断熱性能の向上にもこだわった事例です。
詳細はこちら:https://furureno.jp/renovation-case/175
1階をメインに大胆な間取り変更を行い、一度スケルトン状態まで戻してから、現代の基準に合わせて断熱施工をやり直しています。
断熱性能等級で星5つの診断を取得しており、デザインだけでなく「寒さ対策」もしっかりと行われているのが特徴です。
見た目のかっこよさと、冬でも快適に過ごせる温熱環境の両立は、インダストリアルリノベの理想形でしょう。
異素材をバランスよく組み合わせることで、古さを活かしつつも清潔感のある空間に仕上がっています。
施工したリノベ会社は、株式会社ジョンソンホームズさんです。
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こだわりの唯一無二なインダストリアルリノベ

施主様のこだわりが細部まで詰め込まれた、唯一無二のリノベーション事例です。
詳細はこちら:https://furureno.jp/renovation-case/269
天井の躯体現しに加え、床には高級木材のチークの無垢フローリングを採用し、壁は塗装仕上げ、一部にモルタルを使うなど、素材感の強い仕上げ材をふんだんに使用しています。
素材そのものが持つ力が強いため、余計な装飾は抑えられており、お気に入りの家具や小物が美しく映える内装になっています。
キッチンやリビングのドアは既製品を使わず、オリジナルで制作されており、空間全体の統一感を高めるアクセントになっています。
施工したリノベ会社は、田中建設さんです。
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グリーン溢れるインダストリアルリノベ

ハードなインダストリアル空間に、植物をたっぷりと取り入れた事例です。
詳細はこちら:https://furureno.jp/renovation-case/211
キッチンは無機質なステンレス製を選び、天井と壁には鉄管を走らせて躯体現しにするなど、ベースは男らしいデザインになっています。
一方で、フローリングにはラフな表情が魅力の無垢の古材を使用し、温かみをプラスしています。
観葉植物を配置して、無機質な空間の中にも、まるで海外のカフェやダイナーのようなおしゃれで居心地の良い雰囲気が生まれています。
ハードな素材とグリーンの相性の良さを教えてくれる好例です。
施工したリノベ会社は、インテリックス空間設計さんです。
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ワンちゃんが主役のインダストリアルリノベ

築40年の戸建てをリノベーションし、愛犬との暮らしを中心に考えた事例です。
詳細はこちら:https://furureno.jp/renovation-case/97
2頭のワンちゃんと快適に暮らせるよう、階段下に専用のくつろぎ空間を作ったり、散歩帰りに便利な足洗い場や広めのトイレスペースを確保したりと、配慮が盛り込まれています。
デザイン面では、階段横の壁にブラックタイルを貼ることで、シックでかっこいい印象を引き締めています。
ペットとの暮らしやすさと、飼い主好みのインダストリアルなデザインが見事に融合した、家族みんなが楽しめる家づくりです。
施工したリノベ会社は、an cubeさんです。
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インダストリアルなリノベーションのルームツアー!
最後に紹介するのは、アズ建設の津田マネージャーが自ら設計し、リノベーションした自邸のルームツアー動画です。
プロが「自分の家」で本気で遊んだ事例として、見どころが満載です。
本物のオランダ産レンガを壁面にスライスして貼り付けたり、床にはあえてウールカーペットを敷き詰めたりと、素材へのこだわりが詰め込まれています。
また、天井の一部をあえて未完成のまま残した躯体の見せ方など、プロならではのアイデアや試みも詳しく解説されています。
写真だけでは伝わりにくい素材の質感や、空間のつながりを動画で確認できるので、ぜひチェックしてみてください。
アズ建設さんの詳細はこちらからチェックしてみてください。
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インダストリアルにリノベーションするなら、ぜひフルリノで!
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今回は、インダストリアルリノベーションを実現するためのポイントを解説してきました。
インダストリアルな家とは、コンクリートや鉄、古材など無骨な素材の魅力を活かし、機能美を追求した住まいのことです。
成功の鍵は、素材選びでフェイクを使わず本物にこだわること、そして配管や躯体現しの施工実績が豊富な会社を選ぶことにあります。
また、費用は一般的なリノベよりも高くなる傾向があるため、メリハリのある予算配分や、DIYなどの工夫が必要です。
そして何より、デザインだけでなく「寒さ」や「音」など住環境への対策もしっかり行うことが、長く快適に暮らすためには欠かせません。
フルリノ!では、インダストリアルリノベーションを得意とする全国の施工会社や、参考になる事例を数多く紹介しています。
理想の空間を実現してくれるパートナー探しに、ぜひ活用してください。
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