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家を買うタイミングは子なし夫婦の場合いつがいい?メリット・デメリットや注意点も解説

「子どもがいない夫婦だけど、家を買うタイミングっていつがいいんだろう?」

「賃貸と持ち家、どっちがいいの?」

「家を買うメリット・デメリットって?」

子どもを持たない夫婦にとって、家を買うタイミングは人生のなかで大きな決断の一つです。将来のライフプランを踏まえ、慎重に検討する必要があります。

本記事では、子どもを持たない夫婦が家を買うタイミングに関して、年齢や年収、ライフイベントの3つの観点から解説します。

賃貸と持ち家の比較、家を買うメリット・デメリット、注意点なども紹介しているので、家を買うべきかどうかの判断材料になるでしょう。

また、専門的な知識を持っている人に相談したい方は「フルリノ!」を利用するのがおすすめです。

フルリノ!は建築業界で長く活動しているメンバーが在籍しているため、家の購入に関して的確にアドバイスできます。

また、リノベーションをする場合は直接工務店に依頼するため、適正価格でサービスを受けることが可能です。

無料の個別相談も受け付けているので、お気軽にお問い合わせください。

家を買うタイミングは子なし夫婦の場合いつがいい?

家を買うタイミングは子なし夫婦の場合いつがいい?

家を買うタイミングは、将来のライフプランやライフスタイルを大きく左右する重要な決断です。

最適なタイミングは、夫婦それぞれの価値観や状況によって異なりますが、子どもを持たない夫婦の場合、以下の3つのタイミングが挙げられます。

  • 年齢
  • 世帯年収
  • ライフスタイルの変化

また、金利の動向や住宅市場のトレンドなども考慮しながら、総合的な判断が重要です。

子どもを持たない夫婦は教育費などの負担がないため、住宅ローン返済に余裕を持つことができます。

一方で、将来介護が必要になった場合や、どちらかが先に亡くなった場合の住居に関しても考えておく必要があります。

住宅購入は、人生のなかで大きな決断になります。焦らずにじっくりと時間をかけて、夫婦でよく話し合いながら、最適なタイミングで購入しましょう。

ここでは、子どもを持たない夫婦が家を買うタイミングに関して紹介します。

30代になったタイミング

国土交通省の「令和5年度 住宅市場動向調査報告書」によると、注文住宅を取得した世帯の世帯主で最も多い年代は30代です。

  • 全国:36.7%
  • 三大都市圏:35.6%

30代は一般的に仕事が安定し、収入も増え始める時期であるため、住宅ローンの審査も比較的通りやすく、返済計画も立てやすいでしょう。

子どもを持たない夫婦の場合、子育て費用がかからない分、住宅ローン返済に充てられる資金を増やせるメリットがあります。

世帯年収が600万円以上になったタイミング

世帯年収が600万円以上になったタイミングも、家を買うことを検討するのに適しています。

国土交通省の「令和5年度 住宅市場動向調査報告書」によると、世帯年収600万円以上800万円未満で家を購入する世帯が最も多く、三大都市圏では800万円以上1,000万円未満が最も多い結果が出ています。

世帯年収600万円以上であれば、住宅購入のための頭金を用意しやすく、ローンの審査も通りやすくなります。世帯年収を目安に、家の購入を検討してみるのもいいでしょう。

転職や定年退職を迎えたタイミング

転職や定年退職など、生活が一変するタイミングで家を買うのも一つの選択肢です。

夫婦二人世帯の場合、子どもの進学や独立などのライフイベントはありませんが、転職や定年退職は人生の大きな転換期となります。

最近は、定年退職を機に、落ち着いた暮らしを求めて都心から郊外に引越す世帯が増えています。転職や定年で住まいが安定した段階で家を買うことも、検討してみましょう。

子なし夫婦は賃貸と持ち家のどっちがいい?

子なし夫婦は賃貸と持ち家のどっちがいい?

子どもを持たない夫婦にとって、賃貸と持ち家のどちらがいいのかは、ライフスタイルや経済状況によって異なります。

賃貸のメリットは、高額なローンや維持費、固定資産税がかからず、気軽に引越しができる点です。賃貸で毎月のコストを抑えることで、貯金しやすくなります。

一方、持ち家のメリットは、ローン完済後に資産になることや、老後の居住地に困らない安心感を得られる点です。

経済的に余裕がある世帯は持ち家、老後の貯金を優先したい世帯は賃貸のような、それぞれの状況に合わせて選択するのがベストでしょう。

子なしの夫婦が家を買う3つのメリット

子なしの夫婦が家を買う3つのメリット

子どもを持たない夫婦が家を買うメリットは、主に以下の3つです。

  • 子育て費用がかからないからローン返済の負担が少ない
  • DIYやガーデニングを楽しめる
  • ペットと一緒に過ごせる

それぞれのメリットに関して、詳しく見ていきましょう。

子育て費用がかからないからローン返済の負担が少ない

夫婦二人暮らしであれば、子育て費用がかからないため、その分を住宅ローンの返済に充てられます。繰り上げ返済や返済額の増額を使い、早くローンを完済できるようプランニングも可能です。

ローンが完済できれば、建物に関する出費が少なくなり、生活の負担を減らせられます。老後に必要な資金も貯めやすくなるため、将来に備えた動きもできます。長期的な返済を避けたい方は、特にメリットを感じやすいでしょう。

DIYやガーデニングを楽しめる

子どもがいない分、休日や空いた時間を自分の趣味や、住まいの快適性を追求するために使うことができます。一戸建てを購入すれば、庭や敷地内でDIYやガーデニングを楽しめるでしょう。

自分の好きなように間取りを変えたり、家具を作ったりして理想の空間づくりが実現可能です。花や植物が好きな方は、庭だけでなく室内でも自由に育てられるメリットがあります。

マンションや賃貸住宅では住宅を自由に改装できないため、DIYやガーデニングを楽しみたい夫婦には、持ち家がある点は大きな魅力となるでしょう。

ペットと一緒に過ごせる

賃貸住宅の場合、ペット可の物件は限られており、壁や床を汚したり傷つけたりした場合、退去費用を請求される可能性があります。

持ち家であれば、ペットと一緒に暮らすことが可能です。子どもがいない分、ペットにお金や愛情をかけられるメリットがあります。

また壁や床を汚しても、自分たちが気にならなければ張り替える必要がないため、費用は発生しません。部屋数が多く庭もある家の場合、ペットのための部屋や遊び場の設置も可能です。

子なしの夫婦が家を買う3つのデメリット

子なしの夫婦が家を買う3つのデメリット

子どもを持たない夫婦が家を買うデメリットは、主に以下の3つです。

  • 資産として家を残す人がいない
  • 離婚した場合は家が要らなくなることもある
  • 転勤や転職が難しくなる

これから家を買う予定の方は、デメリットを理解し、対策を考えておく必要があります。それぞれに関して詳しくみていきましょう。

資産として家を残す人がいない

持ち家はローン完済後、資産になります。しかし夫婦二人世帯の場合、2人が亡くなってしまうと資産を残す人がいません。

家を残す人がいない夫婦は、自分たちがいなくなった後のことを考慮して家を購入する必要があります。

売却を検討する場合、老朽化などによって資産価値が大幅に低下している可能性もあります。将来的に価値が高騰しそうな立地で土地を購入しておくと、売却時に有利になるでしょう。

離婚した場合は家が要らなくなることもある

夫婦二人世帯の場合、万が一離婚すると一人暮らしになるため、一戸建てでは広すぎたり持て余したりする可能性があります。

また夫婦で折半してローン返済をしている場合、離婚後の家の処分に困るケースもあるでしょう。

離婚で家を売却する場合、残ったローンや引越し先など、考えることがたくさんあります。家を購入する際は、離婚する可能性も考慮に入れておくことが大切です。

転勤や転職が難しくなる

持ち家があると、住む場所を簡単に変えられないため、転勤や転職がしにくくなります。賃貸であれば簡単に引越すことができますが、ローンが残っている持ち家は安易に手放せません。

ローン完済後に家を手放すことになった場合も、価値が下がっていると買い手が見つからず、所持し続けることになります。

将来的に転勤がある会社で働いている場合や、転職を考えている場合は、住まいを変えるリスクを考慮しましょう。

家を買うタイミングを子なし夫婦が決める際の注意点

家を買うタイミングを子なし夫婦が決める際の注意点

家を買うタイミングを決める際の注意点は以下の2つです。

  • 購入資金だけでなく購入後の維持費も考慮しておく
  • 住宅購入後に利用できる税制度や給付金を確認しておく

購入するときの注意点を意識すると、よりスムーズに住宅購入を進められます。それぞれに関して詳しくみていきましょう。

購入資金だけでなく購入後の維持費も考慮しておく

持ち家は購入資金だけでなく、購入後にも維持費がかかります。具体的には固定資産税・管理費・修繕費・不動産取得税などが挙げられます。

購入資金ばかりに気を取られて購入後の維持費を考慮していないと、生活が苦しくなる可能性が高いです。維持費も考慮した上で、予算決めや住宅購入後の生活設計を行いましょう。

必要資金を自分たちで考えるのが難しい場合は、住宅に詳しい専門家に相談するのがおすすめです。「フルリノ!」には建築業界で長く活動しているメンバーがたくさんいます。

無料相談もおこなっているので、お気軽にお問い合わせください。

リノベ会社|フルリノ

住宅購入後に利用できる税制度や給付金を確認しておく

住宅購入によって利用できる税制度や給付金制度はいくつかあります。うまく活用すると、支払いの負担が減り、お得に家を持てるようになります。

主な税制度や給付金は以下の通りです。

  • 住宅ローン控除
  • 贈与税非課税措置
  • 不動産取得税の減税
  • 固定資産税の減税
  • 登録免許税の減税

減税や給付金の申請には条件があるため、活用する場合は細かい部分まで調べておきましょう。

リノベーションにお悩みの方は「フルリノ!」に相談してみよう!

子なし夫婦で家を買うタイミングを検討しているなら「株式会社フルリノ」に相談してみよう!

子なし夫婦が家を買うタイミングは、年齢や世帯年収、ライフイベントなど、さまざまな要因を考慮した検討が必要です。

子どもを持たない夫婦が家を買うメリットは、ローン負担が少ない点です。また、退去する必要がないため、DIYやガーデニングなどの趣味やペットとの生活を好きなように満喫できます。

一方で、離婚後の家の処分や、転勤・転職が難しくなるデメリットも存在します。

これから住宅購入を検討している夫婦は、購入後の維持費や、購入後に利用できる税制度や給付金を確認しておきましょう。

リノベーションにお悩みの方は、「フルリノ!」にご相談ください。

フルリノ!では、家の購入やリノベーションを希望されている方に、最適なサービスを提供しています。

建築の専門知識を持っているメンバーがたくさん在籍しており、あらゆる課題や要望に対応可能です。今なら無料個別相談を実施しているので、お気軽にお問い合わせください。

記事を書いた人
株式会社フルリノ 代表取締役 開原崇友

株式会社フルリノ 代表取締役 開原崇友

建築系ベンチャーにて、組織づくりや新規事業立ち上げに従事。 また、建築会社やスタートアップ企業の事業戦略・人事コンサルタントとして、さまざまな企業の支援にも。 長きに渡る建築業界での経験から、建築プラットフォームを構想。フルリノ!を立ち上げる。

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