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千葉の古民家リノベーション事例!物件の選び方やエリア別の特徴も解説

千葉で古民家リノベーションをしたい方へ。

都心アクセスの良さと自然のバランスが魅力の千葉ですが、こんなお悩みはありませんか?

  • 「リノベ向き物件」を探すか、1からリノベするか迷っている
  • 古民家は耐震・断熱などの性能面をどこまで改善できるのか不安
  • リノベ費用の相場や、総額のイメージが掴めない

この記事では、千葉県の古民家リノベーションに関する疑問を整理し、物件の探し方から費用、制度、そして理想の暮らしを実現するための施工の要点までを詳しく解説します。

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千葉県の古民家リノベーションの事例

千葉県の古民家リノベーションの事例を2つご紹介します。

  • 事例①:古い農家の納屋をモダンリノベーション
  • 事例②:自然豊かな風景に調和する、レトロモダンな〝古民家民泊施設〟

千葉県で古民家リノベーションを検討している方は是非ご覧ください。

事例1: 古い農家の納屋をモダンリノベーション

https://furureno.jp/renovation-case/110

若いご夫婦がお住まいになるため、古材を生かしつつモダンに、また住宅の性能をアップするデザインをご提案。

窓が小さく暗かった離れを明るくモダンにするためにトップライトを採用しました。一部、増築した部分の含め、外観は、古いイメージを残しながらモダンな漆喰仕上げにしました。

当初は離れの納屋を解体し、新築にすることも考えていましたが、この建物(離れ)にも愛着があり、隣の母屋との外観も含めて改修することに決めました。

外観のビフォアー・アフター

【ビフォー】

【アフター】

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事例2 :自然豊かな風景に調和する、レトロモダンな〝古民家民泊施設〟

https://furureno.jp/renovation-case/93

こちらは、築年数が約100年という古民家の一部を、宿泊施設へと再生した物件です。

お施主様からのオーダーは、「5〜6人が泊まれて、古民家らしさを生かしたデザインの宿に‥‥」というものでした。

リビングのビフォー・アフター

【ビフォー】

【アフター】

集まったゲストが一つの空間で過ごせるよう、間取りの中心はリビング・ダイニングに。大きな窓からは自然光がたっぷりと入り、梁を見せた高い天井は開放感を演出します。

キッチンは、リビング・ダイニングからやや独立した配置とし、複数人で入ってもゆったりと使えるようにしました。

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他にも事例を見たい方はこちらからリノベ事例集を受け取ることができます。

ぜひ、将来のリノベーションにご活用ください。

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千葉県で古民家リノベーションをする魅力


「都心に近いけど、自然も楽しみたい」「費用を抑えて、こだわりを実現したい」という想いを持つあなたにとって、千葉県での古民家リノベーションは非常に魅力的な選択肢です。

ここでは、なぜ千葉が古民家リノベに適しているのか、その具体的な魅力について深掘りしていきます。

手頃な価格で理想の古民家が見つかる

神奈川や東京といった都心部に比べて、千葉県は中古・古民家物件の価格が比較的安いのが大きなメリットです。

そのため、物件購入にかかる費用を抑え、その分をこだわりのリノベーション費用に充てることができます。

例えば、無垢材やアイアンなど、あなたが重視する素材にしっかり投資したり、水回りの設備を最新のものに一新したりといった選択がしやすくなります。

補助金や地域支援制度が充実している

古民家リノベーションは費用がかかるものですが、千葉県内の自治体では、空き家の改修や移住促進を目的とした補助金制度を設けている地域が多くあります。

特に、「南房総市」や「館山市」「いすみ市」などでは、古民家の改修費の一部を補助してもらえる制度があり、費用を抑えながらリノベを進められるのは大きなメリットです。

これらの制度は、理系脳を持つあなたが重視する合理的な側面をサポートしてくれるものです。

「南房総市」のように地域によっては200万円ほど補助金が出る地域もあります。

物件の所在地の自治体にどのような制度があるのかを事前に確認し、補助金を賢く活用しましょう。

参考: 南房総市空き家利用促進奨励金

参考: 木造住宅耐震改修費補助金

自然と都市が共存する暮らしができる

千葉県は、都心へのアクセスが良い一方で、海や里山などの豊かな自然が身近に感じられる地域です。

平日は都心でバリバリ働く生活を続けながら、休日は九十九里や南房総の自然の中でバイクや釣りを楽しむ——そんな「二拠点的な暮らし」が叶いやすいのが大きな魅力です。

週末は趣味に没頭し、平日は都心で働く、公私にわたる充実を求めるあなたにぴったりの環境です。

ここからは千葉県のエリア別の特徴について解説します。

参考: 地方移住への関心の高まり- 国土交通省

北西部エリア(市川市・船橋市・浦安市など)

アクセス

東京駅・日本橋まで30〜40分圏内と、首都圏でもトップクラスの利便性です。

総武線・東西線・京葉線など鉄道網が発達しており、都心への通勤が非常にしやすい環境です。

首都高速湾岸線や京葉道路の利用で車移動もスムーズなので、利便性を重視するならこのエリアがおすすめです。

古民家の探しやすさ

都市部化が進んでいるため、本格的な古民家は少ない傾向にあります。

ただし、昭和中期〜後期の戸建て(築40〜50年程度)は豊富にあり、リノベ向き中古住宅として人気です。

土地が限られる分、「小さくリノベ」スタイルが主流になりますが、水回りの更新や趣味の部屋づくりには十分なポテンシャルを持っています。

その他の魅力

教育環境・医療・商業施設が充実しており、子育て世代にも人気があります。

海沿いの浦安市では、ベイエリアの開放感と都市的な暮らしが両立できます。

西部エリア(木更津・袖ケ浦など)

アクセス

東京湾アクアライン経由で、東京・横浜まで約1時間前後でアクセスできます。

高速バスも豊富で、品川・新宿・羽田方面へ直通便があり、都心への出張も便利です。

駅周辺の再開発も進み、車と公共交通の両方が使いやすいバランスの取れたエリアです。

古民家の探しやすさ

市街地から少し離れた内陸部には、築古の木造住宅や農家住宅が点在しています。

広い土地付きの物件も多く、趣味のガレージや広々とした庭を望むリノベーションに向く環境です。

海沿いエリアでは、古民家カフェやセカンドハウスとして再生される事例も見られます。

その他の魅力

イオンモールやコストコなど大型商業施設が充実し、生活の利便性が高いです。

海辺・里山・市街地がコンパクトにまとまり、暮らしの選択肢が広いのが特徴です。

都心との距離感がちょうどよく、「便利×ゆとり」な暮らしができるエリアと言えるでしょう。

東部エリア(東金市・山武市・旭市・銚子市など)

アクセス

総武本線・東金線で千葉市や成田方面へアクセスできます。

都心まではおおむね1時間半〜2時間前後が目安です。

生活は車中心になりますが、交通量が少ない環境です。

古民家の探しやすさ

千葉県の中でも古民家物件が特に豊富なエリアです。

農家住宅・平屋・広い土地付きなど、リノベーションの素材となる物件の宝庫です。

価格帯も非常に安く、500万円以下の物件も多く見つかるため、物件価格を抑えてリノベ費用に充てたい方に最適です。

その他の魅力

海や田園が広がるのどかな環境で、スローライフにぴったりです。

移住支援や空き家バンクが活発な自治体(山武市・匝瑳市など)も多く、制度面でのサポートも期待できます。

カフェ・民泊・アトリエなど、創造的な古民家活用が盛んな地域でもあります。

南部エリア(館山市・南房総市・鴨川市など)

アクセス

JR内房線・外房線で千葉市から約2〜2.5時間と時間はかかりますが、東京湾フェリーや館山自動車道を使えば、都内からも車でアクセスできます。

遠いからこそ、非日常的なリゾート地のような立地が魅力です。

古民家の探しやすさ

古民家の残存数が多い地域で、風情ある平屋や漁師町の家屋が豊富に見つかります。

海沿い・山間部どちらにもリノベ向け物件があり、土地付きで1,000万円未満の物件も多く、リノベ費用を含めてもコスパが高いのが魅力です。

その他の魅力

海・山・温泉など自然資源が豊富で、観光地的魅力と暮らしやすさを両立しています。

東京からの移住者・リモートワーカー・クリエイター層が増加中で、新しいコミュニティが生まれています。

古民家カフェやゲストハウスなど、地域に溶け込む形での事業展開がしやすいかもしれません。

また、千葉県に限らず古民家リノベーションの魅力を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

https://furureno.jp/magazine/renovation-old-folk-house

千葉県でリノベに向いた古民家を探す方法

古民家リノベーションで一番の障壁となるのが、「どうやって良い物件を見つけるか」という点ですよね。

ただ古いだけでなく、リノベーションに適したポテンシャルを持つ物件を見つけるためには、いくつかの探し方を組み合わせるのが効果的です。

さまざまな情報源をチェックして予算に合った古民家を見つけ出しましょう。

リノベ済み物件を探すなら、不動産ポータルサイトで探す

「水回りや床のきしみといった老朽化は避けたい」「すぐに住み始めたい」という場合は、リノベ済みの物件から探すのが手っ取り早いです。

SUUMOやYahoo!不動産、アットホームといった大手ポータルサイトを横断的にチェックし、条件の保存や新着アラートを活用しましょう。

この際、物件の条件を明確に絞り込むことが重要です。

エリア

都心への通勤、趣味の拠点として、先にエリアを決めましょう。

建物種別

戸建て、平屋、古民家タイプなど。

物件の状態 

リノベ済み」(内部が整っていてすぐ住める)か、「リノベ向き」(手を入れる余地あり)かをチェックします。

価格・築年数・駅距離なども併せて確認し、妥協できない条件から優先的に絞り込んでいきましょう。

自分で1からリノベするなら、「空き家バンク」がおすすめ

あなたが「デザインや素材へのこだわりが強い」なら、自分で1からリノベーションする前提で、物件を探すのが最適です。

その際に活用したいのが、各自治体が運営する「空き家バンク」です。

ここでは、民間不動産サイトには出ないような、格安の古民家・中古住宅が多く登録されています。

中には、「無償譲渡」や「数十万円」という非常に安い価格で購入できる物件もあります。

リノベーション前提で探している人にとって、物件の初期費用を抑え、その分をリノベに回せるのが最大の魅力です。

ただし、物件の状態は玉石混交のため、次の章で解説する事前調査を徹底することが必須になります。

参考: 木更津市の空き家バンク

古民家リノベーションで失敗しないためのポイント

古民家リノベーションは、新築や築浅物件のリノベにはない、特有の「難しさ」と「魅力」があります。

事前にリスクを把握し、対策を講じておくことが成功への鍵となります。

特に築30年以上のマンションにお住まいのあなたは、床のきしみや水回りの老朽化に悩まれているはず。

古民家では、さらに構造的な問題や予期せぬ出費が発生しやすいため、以下のポイントを参考に慎重に進めていきましょう。

物件の事前調査を徹底する

古民家は、見た目だけでは分からない潜在的な欠陥を抱えている可能性があります。

そのため、購入前に専門家による徹底的な事前調査(インスペクション)を行うことが、後悔しない家づくりの第一歩です。

構造や材質について、専門家による耐震性断熱性の診断を必ず実施し、潜在的な欠陥を把握しましょう。

シロアリ被害や腐食がないかを確認し、特に柱や梁など重要な構造部分の状態を徹底的に調査することが不可欠です。

事前調査を怠ってしまい、古民家リノベーションで後悔している方も少なくありません。

https://furureno.jp/magazine/old-house-renovation-regret

空き家バンクや格安物件の注意点

空き家バンクや非常に安価な物件には、「安いなりの理由」があることがほとんどです。

価格だけに惑わされないように注意が必要です。

激安物件は、インフラ(水道・ガス・電気)の老朽化再建築不可土砂災害リスクなど、見えにくいリスクを抱えている可能性が高いので、プロによる徹底的な精査が必要です。

内見は、必ず建築のプロに同伴してもらい、先に概算の改修費を把握してから、物件価格と合わせて総額で判断することが大切です。

資金計画を立て予期せぬ出費に備える

古民家リノベーションでは、予期せぬ追加費用が発生しやすいものです。

古民家特有の追加費用が発生しやすいことを踏まえ、予算には必ず余裕を持たせて緊急予備費を設定しておきましょう。

見積もりは、複数のリノベ会社から取得し、工事費や追加費用の相場を把握することで、納得感のある価格で進めることができます。

施工中に発見される修繕が必要な箇所に備え、追加費用が発生した場合の対策(どの程度まで許容するかなど)を事前にリノベ会社と取り決めておきましょう。

住宅ローン補助金の適用範囲も確認し、予算負担を軽減する方法を検討することで、合理と情緒の両立を目指せます。

リノベ会社選びは慎重に行う

あなたにとって信頼できるパートナーを選ぶことが、リノベーションの成功を左右します。

古民家リノベーションに実績が豊富なリノベ会社を選び、施工技術古材に関する知識が信頼できるかを確認しましょう。

そのため、古民家特有の工法や材料に精通した経験豊富なリノベ会社に依頼することで、伝統的な価値を損なうことなく、現代的な機能性の実現につなげられます。

施工実績や技術力は、過去の改修事例から推測を行い、実績を基に依頼するリノベ会社を選定しましょう。

フルリノ!には古民家リノベを得意としているリノベ会社を多数掲載しています。

あなたの理想の古民家リノベを叶えるリノベ会社を探してみてください。

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古民家リノベーションの費用相場

古民家リノベーションの費用相場は以下のとおりです。

工法

費用相場

工事内容・特徴

一般的なリノベーション

300~500万円

・屋根、外壁の補修

・水回りの設備更新

・断熱材の施工

半解体再生

1,000~2,000万円

・構造補強工事

・土台の修正

・部分的な解体と再生

全解体再生

2,000~3,000万円

・建物の完全解体

・部材の再利用

・新築同等の性能確保

移築再生

3,000万円以上

・解体・運搬費用

・新たな基礎工事

・再築工事

※建物の状態や地域により費用は変動します

リノベーションの手間が増えるほど、予算は徐々に上がるため、まずは理想の完成形と予算が見合っているか確認しましょう。

理想の完成形が把握できると、リノベ業者も予算に見合った提案ができるため、双方が納得する形で工事を進められます。

リノベーションにかかるより細かい費用を知りたい方はこちらの記事をご参考ください。

https://furureno.jp/magazine/renovation-market-price

古民家のリノベーションなら「フルリノ!」で依頼先を探そう

この記事では、千葉県で古民家リノベーションを成功させるための魅力や、物件探しの方法、そして費用や失敗しないためのポイントについて詳しく解説しました。

千葉県は、都心へのアクセスと豊かな自然を両立でき、手頃な価格で理想の物件が見つかりやすい場所です。

しかし、古民家リノベーションは、耐震・断熱の性能改善や予期せぬ出費への対応など、専門的な知識と経験が不可欠です。

「フルリノ!」は、リノベーションを考えるあなたと、信頼できるリノベ会社をつなぐプラットフォームです。

古民家のリノベーションを考えているなら、あなたの想像に合った魅力的な空間を実現できる依頼先を、ぜひ「フルリノ!」で見つけてください。

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記事を書いた人
株式会社フルリノ 代表取締役 開原崇友

株式会社フルリノ 代表取締役 開原崇友

建築系ベンチャーにて、組織づくりや新規事業立ち上げに従事。 また、建築会社やスタートアップ企業の事業戦略・人事コンサルタントとして、さまざまな企業の支援にも。 長きに渡る建築業界での経験から、建築プラットフォームを構想。フルリノ!を立ち上げる。

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