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「ホテルライクな家・部屋」の作り方|生活感を消す内装・間取りの正解

「生活感を消したはずなのに、なぜかホテルみたいにならない…」

理想の「ホテルライクな家・部屋」を目指す中で、そんな悩みを感じていませんか?

本物のホテルライクな空間とは、単に高級な家具を置くことではありません。

徹底的に計算された「ノイズ(配線・日用品)の排除」と、建築的な「素材・光の統一」があって初めて成立する、機能美の極致です。

実は、多くの人が陥りがちなのが、見た目だけを模倣してしまい、暮らしやすさを損なってしまうケースです。

しかし、動線や収納計画といった「家の裏側」から設計すれば、美しさと快適さは両立できます。

この記事では、ワンルームの「部屋」単位で使えるインテリアの法則から、リノベーションや注文住宅で叶える「家」全体の間取り・外観設計まで、プロの視点で徹底的に解説します。

これから家づくりを考える方が、デザインだけでなく、10年後も心地よく暮らせる住まいを実現するためのヒントになれば幸いです。

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ホテルライクな家・部屋とは?「生活感ゼロ」の正体と定義

木の引き戸で仕切ることができる、インナーバルコニーとダイニングキッチン。窓際にはモルタル調のベンチを設け、キッチンは木目とグレーの縦長タイルでナチュラルモダンに仕上げたマンションリノベーション。ひかり工務店 - KIRARI -の施工事例。

ホテルライクな家とは、視覚的なノイズを徹底的に排除し、統一された素材と光で空間を整える家のことです。

「ホテルライク=物を極限まで減らすミニマリスト」と混同されがちですが、両者は似て非なるものです。

生活に必要な物はあっても、それらが視覚的に「ノイズ」として認識されないように建築的にコントロールされている状態こそが、真のホテルライクです。

ホテルライクの定義|視覚的ノイズの排除と「ハコ」の統一

「生活感がない」状態を作るためには、2つの条件を満たす必要があります。

1つ目は、配線コード、リモコン、カレンダー、日用品のパッケージといった「視覚的ノイズ」が視界から完全に隠されていること。

2つ目は、空間を構成する要素(床、壁、建具)の色数や素材感を統一し、建築的な「ハコ」としての完成度を高めることです。

ビニールクロスやプラスチックなどの安価な素材を極力排除し、石、木、ガラス、金属などの「本物の素材」を用いることで、ホテル特有の凛(りん)とした空気が生まれます。

ホテルライクな家の3つの魅力|非日常の安らぎと家事楽な機能性

間接照明が照らすエコカラットの壁と、上下に設けた白い壁面収納が洗練された印象を与えるリビング。壁掛けテレビやブラウンのレザーソファを配置し、耐震性も考慮したホテルライクな空間。インテリックス空間設計の施工事例。

ホテルライクな空間設計を取り入れるメリットは、「非日常のような深い安らぎ」「家事効率の向上」「流行に左右されない資産価値」の3点です。

単なる見た目の美しさ以上に、視覚的なノイズを消すことで脳を休ませたり、生活動線を整えて掃除を楽にしたりと、暮らしの質を根本から変える効果があります。

魅力1:非日常の安らぎ|脳が休まる「視覚的ストレス」の排除

ホテルに滞在すると心地よく感じる理由は、目に入ってくる情報量が圧倒的に少ないからです。

一般的な住まいでは、リモコンのボタンや食品のパッケージなど、意外と多くの文字や色が自然と視界に入ってきます。

これらが小さな「視覚的なノイズ」となり、気づかないうちにリラックスを妨げていることがあります。

ホテルライクな空間では、こうしたノイズを意図的に隠すことで、ただそこにいるだけで深呼吸したくなるような安らぎの空間を作ることができます。

魅力2:家事の効率化|定位置が決まる「掃除が楽」な機能性

「生活感がない」ことは、裏を返せば「すべてのモノに住所(隠す場所)がある」ことです。

ホテルライクな設計では、使う場所のすぐ近くに、隠す収納としての定位置を設けることが大前提となります。

そのため、床やテーブルの上にモノが散らかりにくくなり、片付けにかかる時間や労力が劇的に減ります。

床にモノがなければ、お掃除ロボットもスムーズに稼働でき、毎日の掃除機がけからも解放されるでしょう。

見た目が美しいだけでなく、日々の家事負担を減らし、自分の時間を生み出してくれる「機能性」こそが、暮らしやすさの正体です。

魅力3:普遍的な価値|流行に左右されない「タイムレス」なデザイン

一時の流行を追った奇抜なデザインや装飾は、数年経つと古臭く感じてしまうことがあります。

一方で、ホテルライクなデザインは、石や木などの本物の素材感と、光と影の演出をベースにしたシンプルさを追求します。

素材そのものが持つ力強さや美しさは、時間が経っても色褪せることがなく、むしろ経年変化によって味わい深くなっていきます。

トレンドに流されない「タイムレス」な空間は、飽きがこないだけでなく、将来的な資産価値の維持の点でも大きなメリットがあります。

まずは「モダン」「リゾート」など、理想のスタイルの実例を見てイメージを固めたい方はこちら

https://furureno.jp/magazine/hotel-like-renovation

ホテルライクなインテリアの基本|配色・素材・照明の統一ルール

窓一面に広がる木々の緑と調和する、一枚板のダイニングテーブルが主役のLDK。黒いペンダントライトやシンプルモダンな家具を配置し、外の景色までインテリアの一部としたメゾネットリノベーション。インテリックス空間設計の施工事例。

ホテルライクなインテリアを実現するための基本ルールは、配色を黄金比で整え、ビニールクロスではない本物の素材を選び、照明で陰影のある空間を作ることです。

さらに、枠や線を目立たせないノイズレスな造形を徹底すると、洗練された空間が完成します。

配色|家全体のトーンを整える「ベースカラー」と3色の黄金比

空間の配色を決定する際は、「ベースカラー70%・メインカラー25%・アクセントカラー5%」の黄金比を意識することが重要です。

まずは床、壁、天井といった大面積を占めるベースカラーを決めますが、ここでは白、グレー、ベージュなどの無彩色で統一すると失敗がありません。

「3色ルール」を部屋単位ではなく家全体で統一すれば、どの部屋に行っても途切れることのない世界観が生まれます。

また、家電や日用品の色も3色ルールに沿って選べば、色が多すぎて雑多に見える「色の迷子」を防ぐことができます。

色数を絞ることは、空間を広く見せる効果だけでなく、心理的な落ち着きをもたらす即効性のあるテクニックです。

素材|ビニールクロスを卒業し「本物の質感」を重ねる基準

日本の住宅で一般的な白いビニールクロスだけでは、どうしても平坦で安っぽい印象になりがちです。

ホテルのような重厚感や上質さを出すためには、光を複雑に反射する「本物の素材」を取り入れることが欠かせません。

例えば、リビングのテレビの背面や玄関の壁など、視線が集まるポイントに、石材やタイル、あるいは天然木の突板(つきいた)を使ってみてください。

また、壁紙を選ぶ際も、織物のようなテクスチャがあるものや、塗装のようなマットな質感のものを選ぶだけで、空間の奥行きがぐっと深まります。

手触りや光の当たり方で表情を変える素材の力は、写真では伝わりにくいですが、実際にその空間に身を置いたときの満足感を大きく左右します。

照明|シーリングライトは不要。「多灯分散」がつくる光の層

部屋の中央にシーリングライトを一灯だけ設置し、部屋全体を均一に明るくする方法は、ホテルライクな空間づくりでは避けるべきです。

代わりに、ダウンライトや間接照明、スタンドライトなど、複数の光源を分散させて配置する「多灯分散」の手法を取り入れます。

天井を照らすアッパーライトや、壁の素材感を際立たせるコーニス照明など、光の重心を低くすれば、落ち着きのあるリラックス空間を演出できます。

さらに、グレア(まぶしさ)の少ない「グレアレスダウンライト」を選び、光の存在を感じさせつつ器具の存在感を消すのがプロのテクニックです。

この「インテリアの法則」を使った、リビングの具体的なレイアウト術はこちら

https://furureno.jp/magazine/hotel-like-living-room

この「インテリアの法則」を使った、寝室の安眠空間の作り方はこちら

https://furureno.jp/magazine/hotel-like-bedroom

造形|「枠」と「線」を消す。ノイズレスな直線美の追求

洗練された空間に見せるためのプロのテクニックとして、「ノイズレス設計」があります。

ノイズレス設計は、ドア枠、窓枠、巾木(床と壁の境目の部材)といった、建築上の細かな部材を目立たなくする手法です。

例えば、ドアを天井までの高さがある「ハイドア」にすると、ドア上の垂れ壁をなくし、天井を高くすっきりと見せることができます。

また、巾木を極力薄く小さいものにしたり、壁の中に埋め込んだりすることで、壁面の美しさが際立ちます。

こうした細部の「線」を徹底して消していくことで、空間全体のノイズが減り、まるで美術館のような静かで落ち着いた直線美が生まれます。

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ホテルライクな外観・玄関|帰宅時の高揚感を高める第一印象の作り方

マンションリノベーションの玄関写真。左壁はダークグレーのタイルと鏡を組み合わせたデザイン貼りで、奥には白い曲面壁(R壁)が見える。床は大理石調。

帰宅時の高揚感を高める第一印象を作るには、外観をノイズのないスクエアなフォルムで整え、生活感の出る設備を隠蔽し、玄関ホールは動線と演出で迎える準備をすることです。

夜間は植栽へのライティングでリゾートのような演出を加えることで、家の品格は劇的に向上します。

ホテルライクな外観デザイン|ノイズを消した「水平ライン」とスクエアフォルム

家の顔となる外観デザインで重要なのは、凹凸を減らしたシンプルな箱型のフォルムと、水平ラインの強調です。

フラットな屋根や深い軒(のき)を作ることで、建物に美しい陰影が生まれ、重厚感のある佇まいになります。

窓の配置も、外から見た時のバランスを整え、サイズや高さを揃えることで連続性を持たせることがポイントです。

さらに、換気フードなどの設備機器が、建物の正面(ファサード)に出てこないように設計段階で配慮します。

生活感を隠す外構計画|室外機やメーターを見せない「隠蔽」の工夫

建物のデザインが美しくても、エアコンの室外機やガスメーター、給湯器などが丸見えでは、一気に生活感が漂ってしまいます。

これらを隠すためには、道路から死角になる場所に設置するか、ルーバー(格子)やデザイン壁で囲って隠蔽(いんぺい)する計画が必要です。

また、ゴミ置き場や自転車置き場も、外構デザインの一部として組み込み、「見せない」配置を徹底します。

外回りがすっきりと片付いていることは、家の品格を高めるだけでなく、日々の掃除や管理の手間を減らすことにもつながります。

ホテルライクな玄関ホール|土間収納(SC)で靴を隠し「迎え動線」を整える

玄関ドアを開けた瞬間、靴が散乱している状態では、せっかくのホテルライクな空間も台無しです。

これを防ぐためには、シューズインクローゼット(SIC)や土間収納(SC)を設け、そこで靴を脱いでコートを掛け、ホールに上がる「家族専用の裏動線」を作ることが効果的です。

来客用のメイン動線には何も置かない状態をキープできるため、急な来客があっても慌てることなく、常に美しい状態で迎え入れることができます。

玄関ホールに、印象的なアートを飾ったり、ベンチや姿見を機能的に配置したりすれば、実用性と意匠性を両立させた上質な空間になります。

玄関から続く土間仕上げの広々としたシューズクローゼット。壁一面の木製棚には、アパレル関係のご夫婦が所有する多くの靴がショップのようにディスプレイされている。奥には姿見を置き、身支度もスムーズなヴィンテージ空間。パパママハウスの施工事例。

ファサード照明と植栽|夜の帰宅を彩る「リゾート」のような演出

昼間の表情だけでなく、夜のライティング計画もホテルライクな家づくりには欠かせません。

シンボルツリーなどの植栽を下から照らすアッパーライトや、アプローチの足元を照らすポールライトなどを組み合わせ、建物に奥行きとドラマチックな陰影を作り出します。

光源が直接目に入らないように配慮することで、まぶしさを抑えた上品な光の演出が可能になります。

タイマーや照度センサーを活用すれば、付け忘れや消し忘れの心配もなく、毎日の帰宅をリゾートホテルのように温かく迎えてくれます。

ホテルライクな間取り・収納|生活感を隠すバックヤードと動線設計

アーチ状の開口部を持つパントリーと、真鍮色のペンダントライトがアクセントのダイニングキッチン。手前には作業台兼収納カウンターを配置し、白と木目で統一した明るくホテルライクな空間。an cubeの施工事例。

生活感を隠す間取りを作る方法は、行き止まりのない回遊動線を採用し、バックヤードに収納を集約することです。

特にキッチンは冷蔵庫まで隠せる設計にし、ランドリーは一室で完結させることで、美しいLDKを維持できます。

ホテルライクな回遊動線|「目的」のあるルート設計で家事時間を短縮

行き止まりのない「回遊動線」は、ホテルのスイートルームのような快適さを生みますが、ただ回れるようにするだけでは失敗します。 

通路を増やすことは、裏を返せば「収納棚を置ける壁が減る」ことを意味するため、実際の生活で使わないルートを作ると、単なる無駄なスペースになりかねません。

成功の鍵は、「洗濯物を干して、しまう」「帰宅して、手を洗い、着替える」といった具体的な行動パターンに合わせてルートをつなぐことです。

なんとなくつなぐのではなく、自分のルーティンに合致した動線だけを厳選して採用することで、初めて家事の時短と快適さが実現します。

生活感を隠すバックヤード|玄関・パントリーをつなぐ「裏動線」の収納

リビングを常にモデルルームのように美しく保つための秘訣は、生活用品を一括管理する「バックヤード」を設けることです。

玄関からキッチンへ直行できる動線上に、大型のパントリーや家事室を配置し、買ってきた食材や日用品、ストック類をすべてそこに収納します。

来客の目には触れない「裏側」に収納機能を集約させることで、メインの生活空間には必要なモノだけを持ち込むスタイルが定着します。

パントリーの入り口に扉を設ける場合は、壁と同化するようなデザインや天井いっぱいの高さのものを選ぶと、閉めた時に壁の一部のように見え、生活感を完全に遮断できます。

キッチンと家電の隠蔽術|冷蔵庫まで扉の中に納める「壁面化」の美学

キッチンは家の中で特に生活感が出やすい場所の一つですが、ここを家具のように美しく見せることがホテルライクへの近道です。

食器棚や家電収納を造作家具として壁一面に設計し、使わない時は大きな扉ですべて隠せるようにする「隠す収納」が有効です。

特に存在感のある冷蔵庫は、インテリアのノイズになりやすいため、収納の中に組み込んでしまうか、キッチンの面材と同じ素材でカバーすることで一体感を出します。

炊飯器や電子レンジなどの調理家電も、スライド式の棚やリフトアップ扉の中に収めれば、カウンターの上は常に何もない状態を保てます。

透明なガラス扉がホテルライクな雰囲気を演出する浴室と、壁面に大容量の可動棚を設置した使い勝手の良い脱衣所。ベージュのクロスで上品に仕上げたマンションリノベーション。an cubeの施工事例。

完結型のランドリー動線|洗濯物をリビングに持ち込まない「脱衣所の拡張」

リビングに洗濯物が干してあったり、取り込んだ洗濯物がソファの上に山積みになっていたりすると、一気に生活感が溢れ出してしまいます。

これを防ぐためには、脱衣所を単なる着替えの場所ではなく、洗濯に関するすべての家事を完結できる「ランドリールーム」として拡張するのが効果的です。

洗濯機、ガス衣類乾燥機、室内干し用のポール、そして畳むための作業台と収納棚を一つの空間にまとめることで、洗濯物がLDKに侵入するのを防ぎます。

湿気がこもらないように換気計画をしっかり行い、除湿機やサーキュレーターを併用すれば、天候や時間を気にせず洗濯ができます。

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ホテルライクな窓・視覚効果|ウチとソトを繋ぐ「圧倒的な開放感」の作り方

円形のダイニングテーブルを配置した、ホテルライクなLDK。ナラ材のフローリングや一部木張りの天井が温かみを与え、壁のニッチに飾られたアートがアクセントになっているマンションリノベーション後の内観。

ホテルライクの家で圧倒的な開放感を作るためには、天井まで届くハイサッシを採用して空を取り込み、ハイサイドライトなどで視線をコントロールして景色を切り取ることです。

さらに、床と天井の素材を屋外まで連続させることで、室内が外まで広がっているような錯覚を生み出します。

天井高サッシ(ハイサッシ)|「垂れ壁」をなくして空を取り込む

一般的な窓には、窓の上に壁(垂れ壁)がありますが、これをなくして天井の高さまである「ハイサッシ」を採用すると、空間の印象は激変します。

天井と窓枠のラインが揃うことで、視線が遮られることなく空へと抜け、実際の面積以上に広がりを感じることができます。

また、床のレール部分もフラットに納めることで、内と外の境界線が曖昧になり、テラスや庭との一体感が生まれます。

窓枠の凹凸が減ることでホコリが溜まりにくくなり、窓拭きがしやすくなるメンテナンス上のメリットも見逃せません。

ハイサイドライトと地窓|「空」と「緑」だけを切り取るトリミング

開放感は欲しいけれど、大きな窓をつけると隣の家や道路からの視線が気になる場合に有効なのが「ハイサイドライト(高窓)」と「地窓」です。

天井近くの高い位置に横長の窓を設置するハイサイドライトは、外からの視線を遮りながら、部屋の奥まで安定した自然光を届けてくれます。

青空や雲の流れだけを切り取って見せるため、プライバシーを守りつつ開放感を味わうことができます。

一方、床に近い位置に設置する地窓は、庭の植栽や地面の緑をピクチャーウィンドウのように切り取り、落ち着いた旅館の雰囲気を演出するのに適しています。

フロアと天井の連続性|リビングをテラスまで拡張する「錯覚」の効果

リビングを実際よりも広く、開放的に見せるための高度なテクニックとして、室内と屋外の素材を連続させる方法があります。

リビングの床材とテラスのタイルなどの色味や高さを合わせ、さらに天井の板張りもガラスを挟んで軒天(屋根の裏側)まで繋げていきます。

窓ガラスの存在感が消え、視覚的にリビングがテラスの先まで拡張されているような錯覚を起こします。

特に、大開口の窓をFIX(はめ殺し)ガラスにして枠を見せないようにすると、その効果は絶大です。

ウチとソトをシームレスに繋ぐこの手法は、リゾートホテルのような非日常感を日常の暮らしに取り入れる、プロならではの空間づくりのテクニックです。

予算配分とパートナー選び|理想の「ホテルライクな家」を実現する戦略

理想の「ホテルライクな家」を叶えるためのルートは、新築だけではありません。

既存の建物を活かすリノベーションなら、構造にかかる費用を抑え、その分を「内装のグレードアップ」に回す予算配分が可能になります。

また、満足度の高い家づくりには、あなたの好みを深く理解し、既製品に頼らない柔軟な提案をしてくれるパートナーの存在が不可欠です。

建て替えvsリノベーション|浮いた構造費を「上質素材」に回す賢い選択

ホテルライクな家づくりで、特に費用がかかるのは「内装の素材」や「造作家具」です。

一度解体して新築する「建て替え」を選択すると、基礎工事や構造躯体の建築に多額の予算を取られてしまい、肝心の内装に回す費用が削られてしまうことがあります。

一方、既存の構造を活かす「フルリノベーション」であれば、解体や躯体にかかる数百万円から一千万円単位の費用を浮かせることができます。

浮いた予算を、無垢の床材や石張りの壁、オーダーメイドのキッチンなどの「質の高い素材」に投資すれば、同じ総予算でも圧倒的にグレードの高い空間を実現できます。

失敗しない予算配分|LDKと玄関に集中投資する「パブリック優先」の法則

限られた予算の中で満足度の高い家をつくるためには、すべての部屋を均等にグレードアップするのではなく、メリハリをつけることが重要です。

具体的には、家族が長い時間を過ごし、ゲストを招く場所でもある「LDK」と、家の顔である「玄関」に予算を集中させます。

その分、寝室や子供部屋などのプライベートな個室は、標準的な仕様のクロスや床材を選んでコストを抑えます。

このように投資すべきポイントを絞ることで、予算オーバーを防ぎつつ、家全体の印象としては「高級感のあるホテルライクな家」に仕上げることができます。

パートナー選びの基準|「性能と安心」か「デザインと自由度」か

ホテルライクな家づくりを成功させるためには、それぞれの会社の「得意分野」を理解し、自分の優先順位とマッチさせる必要があります。

大手ハウスメーカーの魅力は、耐震性や断熱性といった「住宅性能」の高さと、長期保証による「圧倒的な安心感」です。

カタログの中から選ぶスタイルは、品質が安定しており、メンテナンスも楽なため、「高性能なハコ」を手に入れたい方には最適です。

一方、リノベ会社や設計事務所は、「規格外の自由度」が強みです。

カタログにない海外製のタイルを使ったり、ミリ単位で壁の位置を調整して家具を埋め込んだり、細部までこだわり抜いた「世界観」を作りたい方に向いています。

「スペックと安心」を取るか、「徹底したデザイン」を取るか。ご自身が何に重きを置くかでパートナーを選ぶことが重要です。

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【事例】71㎡の3LDKを「1LDK」に。部屋数を減らして手に入れたスイートルーム

LDKの写真。茶色の革製ソファと木製テーブルが置かれ、奥には木製カウンターのキッチンが見える。壁は薄いグレーで床は木製。

「ホテルライクな暮らし」を実現するために、必ずしも広い家や莫大な予算が必要なわけではありません。重要なのは「予算の配分」と「間取りの工夫」です。

こちらの事例は、71㎡の一般的なマンションをフルリノベーションした住まい。「部屋数」よりも「広さと豊かさ」を優先し、思い切って3LDKから1LDKへ間取りを変更しました。

壁を取り払ったことで生まれた大空間LDKは、まるでホテルのスイートルーム。

「部屋数を減らす」という選択肢を持てるのも、自由設計のリノベーションならではの戦略です。

この事例の写真をさらにもっと見る

このホテルライクリノベを担当したのはパパママハウスです。事例のようなリノベに興味がある方は、ぜひこちらの会社詳細もチェックしてみてください。

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記事を書いた人
株式会社フルリノ 代表取締役 開原崇友

株式会社フルリノ 代表取締役 開原崇友

建築系ベンチャーにて、組織づくりや新規事業立ち上げに従事。 また、建築会社やスタートアップ企業の事業戦略・人事コンサルタントとして、さまざまな企業の支援にも。 長きに渡る建築業界での経験から、建築プラットフォームを構想。フルリノ!を立ち上げる。

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