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古民家リノベでかなえた、心地よく風情豊かな住環境

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こだわりポイント

築44年の住宅を別荘としてリノベーションすることになったのが、こちらの物件です。お施主様は現地の工務店と話を進めていたそうですが、提案内容などなかなか折り合いがつかず‥‥そこで、古民家リノベの経験豊かな『ツクリカエ』にお声がけくださいました。 本来の対象エリアからは外れているものの、こちらのお施主様とは以前よりお付き合いがあり、また「どうしてもツクリカエさんにお願いしたい」というお話だったので、特別にお受けした案件です。 既存の建具を再利用した玄関ホールの3枚引き戸を開けると、開放的なLDK空間が広がります。このスペースにはもともと3つの部屋が並んでいましたが、壁を取り払うことでオープンにつながる大空間をつくり出しました。 リビング・ダイニングの床に用いたのは、バーチの突板材です。明るくて淡いプレーンな印象の木目が、室内の各所に用いた古建具や既存を生かして現しにした柱の雰囲気に調和します。 またキッチンの床には、石目調の塩ビタイルを採用。こちらも、〝古民家らしさ〟を演出した空間に違和感なくなじんでいます。 1階と2階の和室は、昔ながらの趣を生かしつつも現代風に再生。風と光が吹き抜ける、何とも心地よい空間に仕上がりました。

DATA

静岡戸建て古民家/その他
    リノベ箇所
    フルリノベーション
    完成時期
    2024年06月
    延床面積
    185.77平米
    設計
    株式会社 ツクリカエ
    施工面積
    185.77平米
    施工
    株式会社 山本優工務店、株式会社ツクリカエ
    間取り
    未選択
    家族構成
    その他
    築年数
    44年

リノベの背景

敷地の西側に見える桜並木をはじめ、魅力的なロケーションに惹かれてこの物件を購入されたお施主様。古民家としては比較的新しい建物でしたが、使われていた建具や欄間は風情のあるものばかりでした。それらを新しい空間に生かしつつ、別荘として使ったりたくさんのゲストを招いたりしても快適に過ごせるよう、間取りや設備を整えました。 なお、こちらは延床185.77㎡という大きな建物です。そのすべてをリノベーションしてしまうと、改修費用はどうしても膨らんでしまいます。そこで、LDKや水回り部分に予算配分を集中させたプランをご提案しました。

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