寝室をミッドセンチュリー風にしたいと思っても、配色やベッドの配置をどう工夫すればよいのか迷っていませんか。
雰囲気を整えるには、チークやウォールナットなどの木目を軸に配色を決め、部屋の広さに合わせてベッドを置くことが大切です。
この記事では、ミッドセンチュリーな雰囲気の寝室にするための配色や家具の選び方、広さ別のベッド配置、照明の工夫を解説します。
配色や家具配置のコツを取り入れて、落ち着いて過ごせるミッドセンチュリーの寝室に仕上げましょう。
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ミッドセンチュリー寝室で心地よく眠るための配色

ミッドセンチュリーの寝室は、木目の色や差し色の使い方に共通するルールがあります。
ここでは、心地よく眠るための配色のポイントを3つ解説します。
チークやウォールナットは明るいベージュ・グレーと合わせる
ミッドセンチュリーの寝室は、チークやウォールナットなど色味の濃い木目の家具に、明るいベージュやグレーの壁や寝具を合わせると、落ち着きと軽さを両立できます。
木目を主役にする場合は、壁紙や床の色を控えめなトーンでまとめるのが、寝室らしい静けさを保つコツです。
赤みのあるチークには温かみのあるベージュ、深い色のウォールナットには明るいグレーを合わせると、それぞれの木目が自然に引き立ちます。
オレンジやマスタードは寝具に少量加える
オレンジやマスタードは、ミッドセンチュリーを象徴する色ですが、壁一面に使うと寝室が落ち着かない印象になります。
クッションカバーや掛け布団カバーの一部など、寝具に少量加えるのが、眠りを妨げずに差し色を楽しむコツです。
差し色は1色に絞ると、寝室全体の静けさを保ちながら遊び心を添えられます。
幾何学柄は小物に絞りカーテンは遮光性を優先する
星が弾けるような形の柄をアトミック柄と呼び、ダイヤモンド柄とあわせてミッドセンチュリーを象徴する幾何学模様です。
こうした幾何学柄はクッションやラグなどに絞ると、寝室の落ち着きを保ちながら、柄のリズムをアクセントとして加えられます。
カーテンは柄よりも遮光性を優先して選ぶのが、眠りの質を保つポイントです。
無地の遮光カーテンに、幾何学柄のクッションを合わせると、機能と見た目の両方を満たせます。
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ミッドセンチュリー寝室のベッドまわりを整えるコツ

ベッドまわりの家具は、高さや配置を工夫すると、木の温かみを生かした落ち着きのある寝室に近づきます。
ここでは、ベッドまわりを整えるための5つのコツを解説します。
低い木製ベッドで寝室を広く見せる
ミッドセンチュリーの寝室には、脚が低く、フレームの薄いプラットフォームベッドと呼ばれる木製ベッドがよく合います。
床から高さを抑えるほど視線が低くなり、実際の面積以上に天井までの空間を広く感じられるのが、低いベッドを選ぶメリットです。
ヘッドボードは木製が定番ですが、リネンやベルベットの布張りタイプを合わせると、木の質感にやわらかさが加わり、軽やかな印象になります。
ヴィンテージベッドはきしみや対応寸法を確かめる
1940〜60年代につくられたヴィンテージのベッドフレームは、テーパードレッグや低いフレームなど、当時の特徴が表れたデザインを選ぶのがポイントです。
購入前には実際に座り、きしみやぐらつきがないかも確かめることが大切です。
ヴィンテージ品のマットレスサイズは現在の規格と異なる場合があるため、手持ちのマットレスや布団が対応寸法に収まるかも事前に確認しましょう。
すのこの間隔が広いヴィンテージ品は、通気性には優れる一方、マットレスの厚みによっては沈み込みやすい点にも注意が必要です。
サイドテーブルはマットレスの高さに合わせる
サイドテーブルは、天板の高さをマットレスの上面と同じか、やや低いくらいに合わせると、横になったまま手が届きやすくなります。
ベッドより高すぎるサイドテーブルは、圧迫感を与えるだけでなく、就寝時の動作もしにくくなるため注意しましょう。
照明やスマートフォン、眼鏡など、枕元に置く物を想定して天板の広さを選ぶと使いやすくなります。
チェストはベッドと近い木目でそろえる
チェストは、ベッドフレームやヘッドボードと近い色味の木目でそろえると、寝室全体に統一感が生まれます。
異なる樹種を組み合わせる場合は、赤みや濃さの近いものを選ぶのが、違和感なくまとめるコツです。
脚が先細りになったテーパードレッグのチェストなら、床面が見える範囲が増え、色味の濃い木製家具も軽やかに見せられます。
細い脚の家具は夜間の通路を避けて置く
ミッドセンチュリーの家具は脚が細く、暗い寝室では見えにくいため、夜間によく歩く動線を避けて配置することが大切です。
サイドテーブルやチェストを壁際や部屋の角に寄せると、移動中に家具へぶつかる危険を抑えられます。
ただし、家具を通り道から外しても、暗い室内では足元が見えにくいことがあります。
この場合は、ベッドから出入口までの動線にフットライトを設ければ、夜間も家具の脚や床面を確認しながら移動できます。
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【広さ・形別】ミッドセンチュリー寝室のベッド配置

寝室の広さや形によって、ミッドセンチュリーらしいベッドの配置方法は変わります。
ここでは、広さ・形別の配置のポイントを解説します。
6畳の寝室|ベッドを壁際に寄せて片側へ通路をつくる
6畳の寝室では、チーク調やウォールナット調の低い木製ベッドを壁際に寄せ、反対側に通路をまとめると、限られた面積でも移動しやすくなります。
床が見える範囲も広がるため、濃い木目のベッドを置いても重く見えにくく、軽やかな印象を保てる点もメリットです。
また、クローゼットや室内ドアを無理なく開閉できるよう、扉の前にはベッドや家具を置かず、必要なスペースを空けておくことが大切です。
https://furureno.jp/magazine/6jo-madori-layout-renovation
8畳以上の寝室|ベッドの両側にサイドテーブルを置く
8畳以上の広さがあれば、ベッドを部屋の中央寄りに配置し、両側にサイドテーブルを置くシンメトリーなレイアウトを楽しめます。
左右対称に家具を配置すると、ミッドセンチュリーらしい端正な印象になるのが、このレイアウトの魅力です。
ベッドの足元にはラウンジチェアやベンチを添えると、余裕のある広さを生かしたくつろぎの空間をつくれます。
細長い寝室|ヘッドボードは短辺側へ配置する
縦長や横長の細長い寝室では、ヘッドボードを短辺側の壁につけてベッドを配置すると、長い辺に沿って通路を確保しやすくなります。
奥行きを生かして、ベッドの奥に低いチェストや飾り棚を置くのが、奥まで視線を通して抜け感を保つコツです。
窓が短辺側にある場合は、ベッドの頭を窓と反対側に向けると、朝日がまぶしく差し込むのを防げます。
長い壁の途中に木製フレームの鏡を掛けると、光を反射して奥行きが増して見えるのも、細長い寝室ならではの工夫です。
窓が多い寝室|カーテンを開閉できる位置にベッドを置く
窓が多い寝室では、ベッドをカーテンの開閉を妨げない位置に配置することが大切です。
窓の正面や真下にベッドを置くと、カーテンの開閉のたびに乗り越える必要が生まれ、寝室の使い勝手を損ないます。
ベッドは窓と窓の間の壁際に寄せ、木製のルーバーブラインドを選ぶのが、光を取り込みながら木目の質感を窓辺にも広げるコツです。
複数の窓にカーテンやブラインドを設ける場合は、色と取り付ける高さをそろえると、窓辺がすっきりとまとまります。
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眠りを妨げにくいミッドセンチュリー照明の選び方

ミッドセンチュリーの照明は存在感がありますが、寝室では明るさや位置に配慮しないと、眠りを妨げてしまいます。
ここでは、眠りを妨げにくい照明の選び方を解説します。
天井照明は明るさが調整できるタイプを選ぶ
寝室の天井照明は、球形など印象的なデザインでも、就寝前に照度を落とせる調光タイプを選ぶと、見た目と過ごしやすさを両立できます。
乳白ガラスや布製のシェードは、光をやわらかく拡散するため、就寝前の間接的な明るさをつくるのに向いています。
電球の色は、2700K程度の温かみのある電球色を選びましょう。
青白い光は木目の色をくすませてしまい、木の質感が引き立ちません。
枕元にはブラケットライトやテーブルライトを置く
枕元には、壁付けのブラケットライトや、マッシュルーム型・バブル型のテーブルライトを置くと、必要な範囲だけをやわらかく照らせます。
天井照明を消してブラケットライトだけをつけるのが、寝室全体の明るさを落ち着かせ、眠りに入りやすい雰囲気をつくるコツです。
ベッドの両側に照明を置く場合は、それぞれ手が届く位置にスイッチを設けると、寝る人が個別に操作できて便利です。
球形照明は横になったとき目に入らない位置を選ぶ
球形のペンダントライトは、ミッドセンチュリーを象徴する照明の1つですが、ベッドの真上に配置すると、横になったときに光源が直接目に入り、まぶしく感じます。
設置する場合は、ベッドの足元側や部屋の中央など、横になった視線から外れる位置を選びましょう。
どうしてもベッド上に照明が欲しいときは、シェードの向きを調整できるタイプを選ぶと、光を目線から逸らせることができます。
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ミッドセンチュリーの寝室アイデア

ミッドセンチュリーの寝室は、施工会社によって素材や間取りの生かし方がさまざまです。
ここでは、フルリノの施工事例から、間仕切りや配色など、ミッドセンチュリーの寝室づくりに応用できるアイデアを紹介します。
古材と可動式パーテーションで寝室にヴィンテージ感をプラス

大阪府箕面市の株式会社スクエアが手がけた築44年のマンションでは、寝室をパーテーションで仕切り、外せばリビングと一体の大空間としても使える間取りになっています。
使わないときは間仕切りを開け放って風通しをよくできるのも、可動式パーテーションならではの魅力です。
古材を生かした内装に、低い木製ベッドやテーパードレッグの家具を組み合わせ、木の温かみと軽やかなラインが調和するミッドセンチュリースタイルの寝室に仕上げています。
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古材やタイルを活かした男前な空間。パーテーションを利用した大空間。
低い木製ベッドで開放感のある寝室へ

株式会社スクエアが手がけたのは、築45年の4LDKを1LDKへ変え、リビングと寝室を緩やかにつないだ住まいです。
寝室には背の低い木製ベッドを置き、白い壁と明るい木目の床を合わせて開放感を演出しています。
重心を低く抑えた家具と水平ラインに、ミッドセンチュリーの要素が表れています。
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模様替えから一歩先へ!リノベでつくるミッドセンチュリー寝室

家具の配置や照明を工夫しても理想の寝室に近づけない場合は、リノベーションで部屋の構造から整える方法もあります。
ここでは、取り入れやすい3つの方法を解説します。
木製ヘッドボードとサイドテーブルを一体で造作する
ヘッドボードとサイドテーブルを造作で一体化すると、既製品にはない木目や高さで、ベッドまわり全体を1つの家具のようにまとめられます。
天板の下に間接照明やコンセントを仕込んでおくのが、配線を隠しながら枕元の使い勝手も高めるコツです。
造作する際は、マットレスの買い替えも考え、一般的なベッドサイズに合わせて寸法を決めておくと長く使えます。
https://furureno.jp/magazine/zousaku-kagu-jirei
採光できる木枠の室内窓を新設する
寝室に隣接する廊下や部屋との間に、木枠の室内窓を新設すると、プライバシーを保ちながら光を取り込むことができ、木の質感も添えられます。
窓の形は、格子状に区切ったデザインを選ぶのが、ミッドセンチュリーらしい建具の表情をつくるポイントです。
曇りガラスや型板ガラスを使えば、視線を遮りながら明るさだけを通せます。
寝室からクローゼットへ移動しやすい間取りにする
寝室とクローゼットの間の壁を一部撤去したり、引き戸でつないだりすると、着替えや衣類の片付けにかかる移動を減らせます。
ベッドからクローゼットの出入口まで家具を置かず、まっすぐ歩ける通路を確保することがポイントです。
開き戸の代わりに引き戸を採用すれば、扉を開くスペースが必要ないため、限られた寝室でも通路幅を保ちやすくなります。
https://furureno.jp/magazine/midcentury-renovation-cases-cost-points
配色・家具・照明を整えて心地よいミッドセンチュリー寝室へ

ミッドセンチュリーの寝室は、木目の色味や差し色の使い方、家具の配置によって、さまざまな表情を楽しめるスタイルです。
配色や家具選びだけでなく、広さに合わせたベッド配置や、リノベーションによる構造からの見直しまで、取り入れ方の幅は広くあります。
フルリノでは、ミッドセンチュリーの寝室を取り入れた住まいの施工事例を紹介しています。
気になる事例を参考にしながら、理想の寝室づくりを考えてみましょう。
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