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リノベーション(リフォーム)で土間をつくるメリット・デメリット!事例や費用も紹介

「玄関をリノベーションして土間をつくりたい」

「土間をつくるリノベーション費用はいくらかかる?」

「マンションでも土間スペースは作れる?」

土間のリノベーションに興味はあるけれど、費用が気になったり、完成イメージがわかなかったりする方が多いのではないでしょうか。

本記事では、土間リノベーションのメリット・デメリットや費用相場などを詳しく解説します。

土間リノベーションの施工事例も紹介しているので、参考にしてください。

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土間(どま)の歴史

土間(どま)は、日本の伝統的な住宅家屋において、畳や板を張らずに土や石で仕上げられた、土足用のスペースです。

畳が庶民の家に普及した江戸時代には、土足と裸足で過ごすスペースを分けるため、多くの家屋に普及しました。

土間が普及した当時は、道具や収穫物の保管場所だけでなく、かまどやを水がめなど設置し、料理や洗濯もおこなわれていたため、広いスペースが必要でした。

明治時代以降、西洋建築の影響によりキッチンやランドリースペースが屋内へと移り、土間は次第に減少し、玄関として靴を脱ぐだけのスペースだけが残りました。

しかし土間は、土足で使用できるだけでなく、アウトドアや自転車などの手入れをする趣味スペースや収納場所、書斎などといった、多目的な利用が可能です。

最近では利便性が再評価され、土間を取り入れるリノベーション事例が増えています。

土間リノベーション(リフォーム)のメリット

土間リノベーション(新設)のメリット3選

土間リノベーションをする上で代表的なメリットは、以下の4つです。

  • 土足のまま使用できる
  • スペースを有効活用できる
  • 趣味やDIYスペースとして使える
  • おしゃれな空間が演出できる

それぞれ詳しく解説します。

土足のまま使用できる

土間リノベーションは、土足のまま使用できるスペースを設けられるメリットがあります。

靴を脱ぐ必要がないので、玄関からそのまま収納スペースに移動でき、ベビーカーやスーツケースなど室内に入れる際に便利です。

また、土足エリアのため、床の汚れをあまり気にする必要がありません

そのため、土間をガーデニングやペットの運動スペースとしても活用できますよ。

床が汚れても掃除しやすいよう、手入れがしやすい素材を選ぶと、より利便性が高くなるでしょう。

スペースを有効活用できる

土間スペースを設置すると、玄関からリビングまでの動線ができ、空間に広がりが生まれます

例えば、収納スペースを広めに作ることで、キャンプ用品やスキーグッズなどシーズン物の大型アイテムも収納でき、趣味の幅が広がります。

さらに、土間スペースを来客用の対応スペースにするのもおすすめです。土間空間があると、短時間の来客対応や、宅配受け取りなどの際に靴を脱ぐ必要がなく、利便性の向上も期待できます。

壁面に棚を設置して靴やアウターを収納したり、家の中に保管する必要がない小物を並べたりと、自由度の高いレイアウトができるのが魅力です。

趣味やDIYスペースとして使える

土間スペースをDIYや趣味の作業空間にするのも人気を集めています。

土間リノベーションでは、コンクリートやタイルなどの耐久性の高い床材を使用するため、塗料や木くずによる汚れを気にせず作業できます。

また、天井高を確保できる設計で、大型の工具や機材も使用でき、作業スペースとして十分な高さを確保可能です。

棚やテーブルなど、世界に一つだけのオリジナルアイテムをDIYで楽しみたい方におすすめの空間活用方法といえるでしょう。

おしゃれな空間が演出できる

土間空間は、コンクリート打ちっ放しやモザイクタイルなど、素材の組み合わせで個性的な空間を演出できます。

リビングや寝室など、居住スペースのメインとなる部屋は利便性が求められますが、土間スペースに関しては、自分の趣味を活かしたデザイン性を意識した作りにすることが可能です。

また、土間空間を設けると、不動産価値の向上にもつながります。庭やテラスとのつながりを考慮した設計にすれば、自然光を取り入れた開放的な空間を創出できます。

土間リノベーションは家具やインテリアの配置も自由度が高いので、通常の居室とは異なる雰囲気づくりを取り入れられるでしょう。

関連記事:おしゃれなリノベーション事例をまとめた記事はこちら

土間リノベーション(リフォーム)のデメリット

土間リノベーション(新設)のデメリット

土間リノベーションには先述のメリットがある一方、デメリットも存在します。

代表的なデメリットは、以下のとおりです。

  • 寒さ対策が必要
  • 居住スペースが狭くなる
  • 将来段差が負担になる可能性がある
  • こまめな清掃や整理整頓が必要

デメリットの内容を、それぞれ詳しく解説します。

寒さ対策が必要

土間は底冷えしやすいため、冬場は寒さ対策が必要です。

よく使用されるコンクリートや石材などの土間素材は熱伝導率が高く、冬季の室温が一般的な居室と比べて低いです。特に北向きの土間スペースでは、寒さ対策が欠かせません。

住宅内が寒くならないよう、土間と居住スペースとの間に間仕切りの設置をおすすめします。

また、土間を作業スペースとして活用する場合は、長時間滞在する可能性が高いため、暖房設備の導入を検討するとよいでしょう。

居住スペースが狭くなる

土間スペースを広くとるほど、居住スペースが狭くなってしまいます

土間は、広さに限りのある家の中にスペースを設けるため、その分ほかのスペースが狭くなってしまうのです。
土間リノベーションを検討する際には、あらかじめ土間の用途を明確にし、土間と居住スペースそれぞれどれくらいのスペースが必要か考えておきましょう。

将来段差が負担になる可能性がある

土間を作る際には、一般的に住空間との間に段差を設けます。居住空間に砂やほこりなどを入りにくくするためや、掃除がしやすいといったメリットがあるからです。

しかし、段差を高く設けてしまうと、年齢を重ねると負担に感じる場合があり、子どもが転落しケガをしてしまうおそれもあります。

段差の高さによっては、バリアフリーに対応できなくなるケースもあるため、土間リノベーションの際にバリアフリー設計にしたり、設ける段差を低くしたりするとよいでしょう。

土間リノベーションが老後の暮らしに支障を与えないかを考えておくことをおすすめします。

こまめな清掃や整理整頓が必要

土間空間は、結露やカビの発生リスクがあるのもデメリットです。

床下との温度差で、年間を通じて結露が発生しやすいため、換気設備の設置が必要となる場合もあります。

管理面では、土足で使用する空間のため、一般的な居室よりもこまめな清掃が必要です。とくに雨天時は土砂の持ち込みも多く、メンテナンス面での負担が増えるでしょう。

また、玄関やリビングなど人目につく場所に土間を設ける場合、DIY道具を出しっぱなしにしたり乱雑にものを置いたりできません。

土間に収納するものをリストアップし、棚や収納設備を設けることをおすすめします。

以上のようなデメリットを踏まえ、作った後に後悔しない選択をしましょう。

土間リノベーション(リフォーム)にかかる費用

土間リノベーション(新設)にかかる費用

土間リノベーションの費用は、規模や条件で大きく変動します。

以下の表に工事内容別の費用相場をまとめました。

工事内容

費用相場

備考

玄関土間の拡張

30~80万円

3畳程度の場合

既存部屋の土間化

100~150万円

解体・基礎工事含む

マンション玄関土間

10~100万円

規模により変動

土間の床暖房設置

15~50万円

3畳あたり

断熱・防湿工事

30~100万円

面積により変動

マンションの場合は、構造上の制約から工事費用が上昇する傾向です。

特に給排水管の移設が必要な場合、追加で50〜100万円の費用が発生します。

このため、マンションで土間リノベーションする場合は、追加費用も考慮しながら施工の検討をしてください。

土間リノベーション(リフォーム)にかかる期間

土間リノベーション(新設)かかる期間

土間リノベーションの期間は、工事規模や建物種別で異なります。

標準的な工期は以下のとおりです。

工事内容

工期

備考

玄関土間拡張

1~2週間

2~3畳

マンション玄関改修

1~2週間

基本工事のみ

一戸建て増築

2~3ヵ月

全体改修含む

内装のみの土間化

2~3週間

床材交換中心

マンションでの工事には管理組合への申請が必要で、申請から承認まで平均1ヵ月程度かかります。また、工事音や振動への配慮から、作業時間が制限される場合もあります。

一戸建ての場合、基礎工事や構造補強があると工期が延びる傾向です。雨天時には工事を中断する必要が出てくることもあり、余裕を持った工期を設定するようにしてください。

関連記事:リノベーションの期間をまとめた記事はこちら

土間リノベーション(リフォーム)で使用する素材と特徴

リノベーションで土間をつくる際には、使用する素材選びが重要となります。

素材によって、空間の雰囲気や機能性が大きく変わるからです。

特徴を把握し、用途やイメージしている雰囲気にあわせて素材を選びましょう。

土間のリノベーションに使用される主な素材は、以下の2つです。

  • モルタル
  • タイル

それぞれの特徴を詳しく解説いたします。

モルタル

モルタルは、セメント・砂・水を混ぜて作る素材で、強度が高く、手入れがしやすいのが特徴です。タイル張りよりも材料費が安いため、コストを抑えられます。

シンプルながらもスタイリッシュな仕上がりで、インダストリアルな雰囲気によくあいますよ。

ただし、モルタルは経年劣化により、ひび割れが発生しやすいです。

生じたひび割れを、味わいがあるととらえる方もいれば、人によっては安っぽいと感じる方もいるため、デメリットとは言い切れませんが、経年劣化により見た目が変わる可能性があることを念頭においておきましょう。

また、モルタルの仕上げ方法によっても特徴やデザイン性が変わるためご紹介します。

  • 金鏝(かなごて)仕上げ
  • 刷毛(はけ)ひき仕上げ
  • 洗い出し仕上げ
  • スタンプコンクリート仕上げ
  • 塗装仕上げ

仕上げ方法ごとの特徴を解説いたします。

金鏝(かなごて)仕上げ

金鏝(かなごて)仕上げは、金鏝でしっかりと押さえながら仕上げる方法です。表面がなめらかで光沢のある仕上がりになります。

見栄えがよいため、屋内で使用されることが多く、掃除がしやすいですが、雨や雪で滑りやすくなるので注意が必要です。

刷毛(はけ)ひき仕上げ

刷毛(はけ)ひき仕上げは、仕上げの際に刷毛で模様をつけることで、ザラザラとした表面になり、滑りにくくなるのが特徴です。

雨や水に濡れても滑りにくいため、玄関や屋外の土間に適しています。

洗い出し仕上げ

モルタルが固まる前に、表面を洗い流して砂利や石を浮き出させるのが、洗い出し仕上げです。

表現力の豊かさと滑りにくさが特徴で、多様なデザインに対応できますよ。

スタンプコンクリート仕上げ

スタンプコンクリート仕上げは、モルタルの表面に専用の型(スタンプ)を押し付け、石やレンガ、木目などの模様をつける仕上げ方法です。

実際の石や木材を使用するよりもコストを抑えつつ、デザイン性の高い仕上がりを実現できます。

塗装仕上げ

塗装仕上げは、モルタルの上から塗装を施す仕上げ方法です。塗装によりカラーや質感を自由に調整できます。

耐久性を高める塗料を使えば、汚れにくくメンテナンスしやすい仕上がりになりますよ。

タイル

タイルは、デザインのバリエーションが豊富で、耐久性が高い素材です。

大きさや色、質感など幅広い選択肢から選べるので、自分好みの土間に仕上げられますよ。

濡れても滑りにくく、掃除もしやすいのが魅力ですが、モルタルよりも素材が高価なため、リノベーション費用も高いです。

デザインや機能性と予算、どれを重視するかを考慮し、タイルの素材を選んで理想の土間を仕上げてください。

土間リノベーション(リフォーム)の事例6選

土間リノベーション(新設)の事例2選

ここでは、以下の特徴的な土間リノベーション事例をご紹介します。

  1. マンションの部屋を玄関から続く土間のシューズクローゼットにリノベーション
  2. 土間部分のモルタル(蓄熱体)に太陽光の熱を吸収させて貯めさせるリノベーション
  3. 土間のインナーテラスで収納を増やすリノベーション
  4. ものの定位置が決まっている便利な土間玄関にリノベーション
  5. 玄関土間から続く扉のないウォークインクローゼットへリノベーション
  6. ダイニング横に土間を配置しワンちゃんスペースにリノベーション

施工例を理想の土間空間づくりの参考にしてください。

事例①マンションの部屋を玄関から続く土間のシューズクローゼットにリノベーション

マンションの部屋を玄関から続く土間のシューズクローゼットにリノベーション
フルリノ!事例より引用

こちらは愛知県のマンションで実施された、機能性と収納力を重視したリノベーション事例です。

リビング横の和室の壁を取り払い、約20畳の広々としたLDKを確保。玄関から続く空間は、半分をシューズクローゼット、残り半分をファミリークローゼットにしています。

内装は淡いグレーの壁面とブラックのアクセントウォールで、モダンでヴィンテージ感のある空間に仕上げているのが魅力です。

収納の機能性と、デザイン性の高さが高く評価されています。

事例の詳細はこちら

この事例を担当したのは、パパママハウスです。事例のような土間のリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にパパママハウスへご相談ください!

事例②土間部分のモルタル(蓄熱体)に太陽光の熱を吸収させて貯めさせるリノベーション

土間部分のモルタル(蓄熱体)に太陽光の熱を吸収させて貯めさせるリノベーション
フルリノ!事例より引用

大阪の築46年の戸建て住宅で実施された、環境配慮型のリノベーション事例を紹介します。

パッシブデザインを重視した設計で、掃き出し窓をH1300の高さのFIX窓に変更し、プライバシーと緑の眺めを両立させています。

また、縁側部分の建具には障子を採用し、「太鼓張り」で意匠性と断熱性を向上させました。

さらに、土間部分のモルタルを蓄熱体にし、年間の冷暖房費を削減しています。

階段下には斜めの開口を設けたスタディスペースを配置し、デザイン性と快適性を追求しています。

事例の詳細はこちら

この事例を担当したのは、ひかり工務店です。事例のような土間のリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にひかり工務店へご相談ください!

事例③土間のインナーテラスで収納を増やすリノベーション

土間のインナーテラスで収納を増やすリノベーション
フルリノ!事例より引用

東京都にある、築22年のマンションでおこなわれた、収納力と回遊性を重視したリノベーション事例です。

玄関が狭かったため、よこに土間のインナーバルコニーを新設。ベンチを置いて、収納スペースだけでなく、ほっと一息つける空間に仕上げられています。

土間を抜けるとワークスペースにつながり、その先にあるパントリー、キッチンを通るとリビングダイニングに続き、さらに廊下を通ると玄関へと戻ってこられる回遊導線です。

また、床はすべて将来を見据えたバリアフリーで、機能性を追求しました。

事例の詳細はこちら

この事例を担当したのは、empati(エンパッチ)です。事例のような土間のリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にempatiへご相談ください!

事例④ものの定位置が決まっている便利な土間玄関にリノベーション

ものの定位置が決まっている便利な土間玄関にリノベーション
フルリノ!事例より引用

東京都にある築50年を超える44.1平米のコンパクトなマンションを、ゆったりとした空間へとリノベーションした事例です。

玄関を広々とした土間スペースにし、さらに段差部分をななめに設置したことで、限りある空間を有効的に活用しています。

土間部分にオープンな靴棚と、家型のキーボックスを設置したため、ものの定位置が決まり整理整頓がしやすく便利です。

デッドスペースがなく、合理的で効率的な空間に仕上げられています。

事例の詳細はこちら

この事例を担当したのは、リアルキューブです。事例のような土間のリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にリアルキューブへご相談ください!

事例⑤玄関土間から続く扉のないウォークインクローゼットへリノベーション

玄関土間から続く扉のないウォークインクローゼットへリノベーション
フルリノ!事例より引用

大阪の4LDKのマンションを、1LDKの開放的な空間にリノベーションした事例です。

大好きな靴をたくさん収納できるようシューズラックを制作し、ラックの幅に合わせて玄関土間を広げました。

土間から上がった同じ空間に服も収納し、広々としたウォークインクローゼットとして使用。

無垢の床とモノトーンの土間で、無骨でかっこよい空間に仕上げられています。

事例の詳細はこちら

この事例を担当したのは、株式会社スクエアです。事例のような土間のリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽に株式会社スクエアへご相談ください!

事例⑥ダイニング横に土間を配置しワンちゃんスペースにリノベーション

ダイニング横に土間を配置しワンちゃんスペースにリノベーション
フルリノ!事例より引用

引き継いだ実家の戸建てを、大きく雰囲気を変えてリノベーションした事例です。

ダイニングの横に土間を設置し、ワンちゃんが自由に動き回れるスペースにしました。

さらに土間から庭へ、段差無く移動できるよう施工されています。

ワンちゃんを含めた家族みんなが、心地よく暮らせる家にしたいという気持ちが伝わる空間に仕上げられています。

事例の詳細はこちら

この事例を担当したのは、an cube(アン キューブ)です。事例のような土間のリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にan cube(アン キューブ)へご相談ください!

土間のリノベーション(リフォーム)に関するよくある質問

土間のリノベーションに関するよくある質問

最後に、土間リノベーションに関するよくある質問を紹介します。

  • 床を土間にリノベーションできますか?
  • マンションで土間リノベーションをする場合どの程度の間取りになりますか?
  • 和室を土間にリノベーション(リフォーム)する場合にかかる費用はどれくらいですか?
  • 玄関・土間のリノベーション(リフォーム)をDIYするメリット・デメリットはなんですか?

床を土間にリノベーションできますか?

一戸建てやマンションともに、床の土間リノベーションは可能です。ただし、マンションの場合、建築基準法の制約や管理規約の制限を受けるかもしれません。

工事では既存の床材を撤去し、コンクリートやモルタルなどの素材で土間を造作します。

そのため、防水・断熱対策も必須で、下地の状態次第では追加工事が必要な場合もあります。

また、重量制限への適合性、防水・遮音性能の確保、既存設備への影響などの確認も必要です。

マンションの土間リノベーションの場合は、工事前に専門家へ詳細な調査を依頼するようにしましょう。

マンションで土間リノベーションをする場合どの程度の間取りになりますか?

マンションで土間リノベーションをする場合どの程度の間取りになりますか?

土間リノベーションの規模は以下の表を参考にしてください。

土間タイプ

一般的な広さ

特徴・用途

玄関土間拡張

3畳程度(約5㎡)

収納力重視、来客対応

リビング隣接型

4〜6畳(約7〜10㎡)

趣味空間、アウトドア用品収納

通り土間

幅1〜1.5m×長さ2〜3m

動線確保、水回り対応

大型土間スペース

8畳以上(約13㎡以上)

多目的利用、DIY作業場

ワークスペース兼用

4〜6畳(約7〜10㎡)

在宅ワーク、アトリエ

実際の規模は、マンションの構造制限や全体の専有面積、家族構成と使用目的、管理規約の制約などを考慮して決定します。

このため、住まい手のライフスタイルに合わせて検討するのが重要です。

和室を土間にリノベーション(リフォーム)する場合にかかる費用はどれくらいですか?

和室から土間への改修工事は、和室特有の構造材の撤去や下地の調整に追加工事が必要なため、一般的な土間リフォームと比較して改修費用は増加します。

6畳和室のリノベーションでの費用相場は以下のとおりです。

工事内容

費用

畳・床材の撤去

15〜25万円

下地調整工事

20〜35万円

土間の施工費用

45〜70万円

仕上げ・備品

15〜30万円

既存の床下収納や設備の移設が必要な場合は、さらに20〜30万円の追加費用が発生する可能性があります。

玄関・土間のリノベーション(リフォーム)をDIYするメリット・デメリットはなんですか?

土間工事のDIYは高度な技術を要するため、失敗するリスクがあります。

メリットとデメリットを以下の表にまとめました。

区分

内容

具体例

メリット


コスト削減

デザインの自由度

業者発注と比べ30〜50%削減

素材や仕上げを自由に選択可

デメリット

技術的難度

品質リスク

保証の欠如

水平・防水性の確保が困難

ひび割れ・剥離の可能性大

不具合時の補償なし

メリットは、コスト削減とデザインの自由度が高い点が挙げられます。

ただし、技術的な難しさや品質リスク、不具合時には補償がないといったデメリットもあります。

デメリットを踏まえつつ、玄関や土間のリノベーションを検討するようにしてください。

土間のリノベーションに強い工務店を探すなら「フルリノ!」がおすすめ

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土間は、スペースを有効活用し、住まいの用途やライフスタイルに合わせて多様なリノベーションが可能な空間です。

しかし、土足で使用する空間であり、結露の発生リスクが高いため、こまめな掃除や整理整頓が必要となります。

土間に使用する素材によって手入れのしやすさやデザイン性は大きく異なるため、素材選びは土間リノベーションで大切です。

また、適切な施工会社を選ぶことで、デザイン性と機能性を兼ね備えた理想の土間空間を実現できるでしょう。

土間のリノベーションをご検討中の方は、ぜひ「フルリノ!」をご活用ください。今ならWEBで無料個別相談を実施しています。

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記事を書いた人
株式会社フルリノ 代表取締役 開原崇友

株式会社フルリノ 代表取締役 開原崇友

建築系ベンチャーにて、組織づくりや新規事業立ち上げに従事。 また、建築会社やスタートアップ企業の事業戦略・人事コンサルタントとして、さまざまな企業の支援にも。 長きに渡る建築業界での経験から、建築プラットフォームを構想。フルリノ!を立ち上げる。

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