アズ建設
素材にこだわったアメリカンミッドセンチュリースタイル
東京
夫婦、カップル(子供なし)/築37年
アンティーク・ヴィンテージ/ミッドセンチュリー/アメリカンカントリー
手持ちのヴィンテージ家具が溶け込むようなミッドセンチュリーをテーマとしたこだわりのリノベーションです。 世界三大銘木のひとつ、マホガニーの無垢材をフローリング、建材、家具などに思い切り良く使い、アメリカンモーテルのような、かつ、気品のある空間に仕上げました。 見どころとしては、手狭でありながらも閉鎖感を感じず、リノベーション全体のデザインを凝縮したようなそんなイメージの玄関。 LDKは、マホガニーの無垢フローリングで上品さを出しつつ、天井を躯体現しにすることで丁度いいバランスに調整しました。 キッチン前壁には、音響効果があり音楽ホール等に利用されるコペンハーゲンリブを施すことで間抜けにならず、敢えての異物感を出しています。 その他にも、造作家具に洗面台、輸入建具や漆喰塗りの壁等々こだわりを惜しみなく凝縮。 ただ、それぞれが喧嘩しないように混ぜ合わせています。
キッチンは我が家の中心 -帰りたくなる家-
家族(子供1人)/築29年
ナチュラル/アンティーク・ヴィンテージ
奥様の日々の家事育児を軸に間取りを考え家の中心にキッチンを。 そこから全ての場所にアクセスよく見通しよく、お子様と常に一緒に時間を過ごせるよう設計しています。玄関ホールや各居室は極力スペースを無くし、一番長く居るリビングダイニングに面積を割り当て。洗面室や浴室は既存のままにすることでコストカットに繋げました。 デザインは全体的にオーク材と真鍮をメインとし秀逸で無駄を排除したものに。草木染のフローリングをはじめ、キッチンを囲む造作パネル、玄関の造作家具と大きく目につくところに飽きの来ないナチュラルな素材感と色味。壁面はオフホワイトに調色した漆喰を使用し自然素材にこだわりました。間接照明による陰影も柔らかく感じられます。 そして大きなアクセントを担うのが2つの室内窓。玄関に光を落とす窓は明るい玄関を形成しつつシンボルとして。真鍮で製作している為経年での変化も期待感があります。キッチンと居室を繋ぐのはスチール製窓。火気を扱う場所なので耐火という問題もクリアしながら視界の良さを実現しました。全体に対して浮島のようなキッチンの見え方に一役買っています。 その他も拘ったディテールや緻密な寸法計画によって、ノンストレスで好きの詰まった帰りたくなる家になったと思います。 今後お子様の成長をはじめライフスタイルの変化に合わせ、場所ごとの在り方を変えていくことも楽しめそうです。
アトリエを兼ねた和洋折衷、素材遊びで彩のある家
単身/築25年
ナチュラル/和風・和モダン/古民家
築25年の2階建ての戸建てをリノベーション。 1Fを居住スペース、2Fをアトリエ兼来客スペースとした物件です。 ロフトを作り、アトリエとして使うので、高天井にして開放的な空間にして欲しいというご要望があり、デザインも一緒に考えてほしいとのことで打ち合わせをたくさんしながら進めていきました。 間取り自体は構造的な観点も踏まえながら 既存を生かしながらも要望をかなえるための様々な施策を施しています。 床材は、1Fは杉の無垢フローリング、2Fはオークの無垢フローリングを採用し、 コストバランスも整えられながら、それぞれの質感と表情を楽しめるように計画しました。 そしてなんといっても一番は、小屋裏からロフト仕様に変更。 天井がそれほど高くない事やどうしても構造上抜く事の出来ない束が点在していますが、 それも相まって秘密基地のようなどこか落ち着いた空間になりました。 客人が来た時や考え事をするときに最適なスペースです。