「見積もりを依頼する際の注意点が知りたい」
「相見積もりをする際のポイントを知りたい」
「リノベーション会社の選び方がわからない」
リノベーションは同じ内容でも施工会社により費用が異なる場合があるため、相見積もりを実施しなければいけません。
本記事では、リノベーションの見積もりや相見積もりを依頼する際の注意点や見積もりを取る流れなどを詳しく解説しています。
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リノベーションの見積もりには2種類に分かれる

見積もりは主に以下の2種類が存在し、それぞれ役割や特徴が異なります。
- 概算見積もり
- 最終見積もり
それぞれの特徴について詳しく確認していきましょう。
概算見積もり
「概算見積もり」とは、お客様の要望やイメージを聞き、導き出されたおおよその費用です。
口頭で「およそ1,000万円です」と伝えられる場合もあれば、物件を確認して設計プランと概算見積書が提出される場合もあります。
リノベーションを検討する初期段階で予算を把握できるため、今後の計画を立てやすいのがメリットです。
概算見積もりは、リノベーションを進めるかどうかの判断材料として活用できます。
ただし、あくまで概算のため、最終的な費用とは差が生じやすく注意が必要です。
最終見積もり
「最終見積もり」とは、最終的に施工業者へ実際支払う金額です。
工事内容が細かく決まった段階で、工事費用や材料費、人件費などの金額を考慮して算出されます。
最終見積もりは、工事請負契約やスケジュールの決定に必要です。
最終見積もりが出た後でも、材料の変更やプラン変更などの調整は可能ですが、大幅に変更すると、見積もり金額が大きく変わってしまうため注意しましょう。
見積もりを依頼する際に確認したい5つの注意点

リノベーションの見積もりを依頼する際には、以下の5つに注意してください。
- 見積書の有効期限を確認する
- 「一式」の内訳を確認する
- 保証やアフターサービスの内容を確認する
- 使用する材料や工事内容を確認する
- 担当者との相性を確認する
費用に関するトラブルを防ぐためにも、それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。
見積書の有効期限を確認する
見積書には有効期限があり、過ぎてしまうと当初の見積もりから費用が変わってしまいます。
そのため、見積もりの価格で施工してくれるのはいつまでか、事前に確認しておくのが大切です。
また、使用している材料や設備の費用などは、社会情勢により変動する可能性があることを念頭に置いておきましょう。
キャンペーンの適用によっても、見積もりの価格は変動します。見積もり時にキャンペーン価格が含まれている場合は、申込期限がないかを忘れずに確認してください。
「一式」の内訳を確認する
リノベーションの見積書には、「一式」と工事内容がまとめて記載されているケースがあります。
適正価格でリノベーションを実施するためにも、「一式」の内訳は必ず確認してください。
「一式」と記載されている際は、追加オプションや高級な素材、設備などが含まれている場合があるため、注意が必要です。
リノベーションは決めることが多く、つい細かな確認を怠りがちです。しかし、決して安い買い物ではないため、見積もり金額は細かくチェックしましょう。
保証やアフターサービスの内容を確認する
見積もりを依頼する際には、費用の比較はもちろん、アフターサービスや保証の内容まで確認する必要があります。
保証やアフターサービスの内容を確認すると、リノベーション後のトラブルに備えられます。
しかし、見積書に記載されていない場合は、担当者への確認が必要です。
アフターサービスや保証が充実している会社を選ぶと、長期的な安心につながるため、施工会社を選ぶ段階で確認しておくことをおすすめします。
使用する材料や工事内容を確認する
見積もりを確認する際、リノベーションに使用する材料や工事内容の把握も大切です。
内装材や下地材など大まかに記載されていると、どのような素材を使用するのかわからず、トラブルに発展する可能性があります。
見積もりの内訳にメーカーやグレード品番などの情報が記載されていなければ、見積もりの金額が妥当なのか判断できません。
理想のリノベーションを実現するためには、デザインやプラン、工事内容や材料などを詳しく確認してください。
担当者との相性を確認する
リノベーションは担当者とイメージを共有することが多いため、円滑なコミュニケーションをとれるかが大切です。
リノベーションは決して安い買い物ではありません。加えて長い時間を過ごす大切な住まいに関わることなので、後悔しないよう信頼できる担当者を選ぶ必要があります。
なるべく対面でやり取りできる担当者が望ましいですが、難しい場合はオンラインでの対応も可能か確認しておくべきです。
リノベーションを成功させるためにも、担当者と意思疎通が円滑に行えるか、打ち合わせスケジュールのタイミングが合うかを見極めてください。
見積もりを取る流れとは?7つのステップを解説

リノベーションする際の見積もりを取るときは、以下の7ステップで行います。
- リノベーション内容や要望をリストアップする
- リノベーションの予算を決める
- リノベーション会社をピックアップする
- 見積もりを依頼する
- 現地調査を依頼する
- 依頼する会社を決める
- 最終見積もりをする
それぞれのステップについて詳しく見ていきましょう。
適正価格でリノベーションを実施するためにも、上記の流れを確認してください。
1.リノベーション内容や要望をリストアップする
まずは、自分たちが理想とするリノベーション内容や要望をリストアップします。
一般的に必要な項目は、以下の通りです。
- 平米数
- 間取り
- 壁や床の素材
- 必要な機能
- デザイン
現在住んでいる環境に不満を抱えている場合は、改善点を出したうえでプランに反映させましょう。
リノベーション内容や要望をリストアップしておくと、自分たちの理想を明確にでき、施工会社に依頼する際もスムーズに伝えられます。
2.リノベーションの予算を決める
リノベーション費用は工事の場所や内容、設備などにより異なるため、住宅ローンの返済額や家計の状況などを考慮し、予算を決めるべきです。
また、以下のように想定外の出費にも対応できるように、予算は余裕をもっておく必要があります。
- 家具の購入費用
- 追加工事費用
- 手数料
- 税金
どこまで理想通りのリノベーションができるのか把握するためにも、予算は必ず決めておきましょう。
3.リノベーション会社をピックアップする
リノベーション会社を決める際は、複数ピックアップし、相見積もりを取るのがおすすめです。
ホームページを確認すると、施工会社の実績や評判、得意分野などがわかります。
また、より具体的なイメージをつかむために、実際に店舗に足を運ぶのもよいでしょう。
自分にあった信頼できる会社を選ぶためにも、1社のみで判断しないことが大切です。
4.見積もりを依頼する
リノベーションは、業者によって提案内容が異なるため、複数の会社に見積もりを依頼する必要があります。
費用に加えて、理想的なプランを提案してくれるか、要望をしっかりくみ取ってくれるかも注目すべきポイントです。
見積もりする際は、インターネットから依頼ができるケースや、個別相談によるヒアリングなどさまざまな方法があります。
見積もりを依頼すると、リノベーションの費用感をつかめるため、複数の会社に依頼すれば適正価格の把握にも役立ちます。
5.現地調査を依頼する
より正確な見積もりを出してもらうためには、実際の物件を見てもらい、以下の内容を含む現地調査を業者に依頼すべきです。
- 周辺環境
- 構造の制約
- 間取り
- 劣化状況
間取りによる工事の制限や劣化部分がある場合は、詳細な費用を算出するためにも調査が必要です。特にマンションは、管理組合によって定められた規約も把握しておかねばなりません。
リノベーションを進めるうえでの課題や注意点を知り、より正確な見積もりを算出するためにも、現地調査は必ず依頼しましょう。
6.依頼する会社を決める
複数の会社で相見積もりをした結果を参考に、以下を検討し実際に依頼する会社を決めます。
- 費用
- コミュニケーションの取りやすさ
- 理想をかなえるためのプランを提案してくれるか
- 担当者との相性
安心してリノベーションを任せるために、信頼できる会社を選びましょう。
7.最終見積もりをする
最終見積もりをすると、リノベーション費用が確定します。
打ち合わせを進める中で、最終見積もりが概算見積もりを超えてしまうケースは珍しくありません。
理想を詰め込みすぎて大幅に予算をオーバーした場合、プラン自体も大きく変わってしまう可能性があるため注意が必要です。
相見積もりをする前に確認した4つの注意点

リノベーション費用が適切なのか見極めるためにも、相見積もりをする際には以下の4つに注意が必要です。
- 見積もりの条件を変更しない
- 相見積もりは3社以上実施する
- 費用だけで比較しない
- 依頼しない会社には断りの電話を入れる
それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。
見積もりの条件を変更しない
複数の会社から相見積もりを取る際、条件を統一していなければ費用を正しく比較できません。
相見積もりを取る際は、理想とするリノベーションのイメージや工事箇所、使用したい設備や予算などの条件をそろえて伝えるべきです。
リノベーション費用を正確に比較するためにも、見積もりの条件を統一しましょう。
相見積もりは3社以上実施する
複数の会社から相見積もりをする場合、最低でも3社に依頼するべきです。
2社からの見積もりでは、どちらが正確なのか、過度なプランとなっているのか判断できません。
そのため、3社以上の相見積もりを実施すると、適正価格でリノベーションを実施する会社を選べます。
ただし、見積もりを取る会社数が多すぎると、打ち合わせに時間がかかるだけでなく、依頼内容のバラつきや混乱を招いてしまいます。
「見積もりを何社分取るべきか悩む」という方は、まずは3社を目安に見積もりを取ってみるといいでしょう。
費用だけで比較しない
相見積もりを取る場合は費用だけでなく、設計プランやアフターサービス、担当者の対応なども考慮すべきです。
費用が1番安いからという理由だけで選んでしまうと、不満が生じたり後悔したりする可能性があります。
満足度の高いリノベーションを実現するためにも、費用以外の要素も総合的に判断しましょう。
依頼しない会社には断りの電話を入れる
契約する会社が決まった際、相見積もりをした他社には断りの連絡を入れる必要があります。
断りの連絡がなければ、会社側はまだ検討中と思っているため、再度連絡が来る可能性があります。
電話やメールで、お礼とともに他社を選んだ旨を簡単に伝えましょう。
断りの連絡を入れると、相手への配慮を示せるだけでなく、次のプロジェクトに向けて良好な関係を築けます。
リノベーションの見積もりに関してよくある質問

ここでは、リノベーションの見積もりに関してよくある質問を3つ紹介します。
- リノベーションの相見積もりは何社すべきですか?
- リフォーム時も相見積もりが必要ですか?
- リフォーム時も相見積もりが必要ですか?
同じ悩みを抱えている方も多いと思いますので、ぜひ参考にしてください。
リノベーションの相見積もりは何社すべきですか?
リノベーションの相見積もりを取る際、理想は4〜5社、最低でも3社は実施すべきです。
2社だけで比較すると、どちらが適正価格なのかを判断できません。
逆に多すぎてしまうと、情報の整理に時間がかかり、打ち合わせの時間も取られてしまいます。
適正価格でリノベーションを実現するためにも、3〜5社で相見積もりを取りましょう。
リフォーム時も相見積もりが必要ですか?
基本的には、リフォームやリノベーション関係なく、相見積もりは必要です。
相場よりも高い価格で提示してくる会社に出会ってしまう可能性もゼロではないため、複数の会社で相見積もりをすべきです。
相見積もりをする際は、費用だけでなく、アフターフォローや担当者との相性なども確認する必要があります。
相見積もりを実施すると、適正価格で満足度の高いリフォームを実現でき、信頼できる会社を選べる可能性が高まります。
リノベーション会社をお探しの方は「フルリノ!」にお任せ

リノベーションの費用を確認するためには見積もりが必要です。
見積もりを取るときは、以下のポイントを抑えておきましょう。
- 見積書の有効期限を確認する
- 「一式」の内訳を確認する
- 保証やアフターサービスの内容を確認する
- 使用する材料や工事内容を確認する
- 担当者との相性を確認する
また、適正価格でリノベーションを実施するためには相見積もりが必要です。
相見積もりは3社以上に依頼し、費用だけでなく、設計プランやアフターサービス、担当者の対応なども比較しなければいけません。
しかし、どの施工会社が自分にあっているのか迷ってしまうのではないでしょうか。
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