スケルトンリノベーションとは、建物の骨組み(構造躯体)だけを残し、内装・設備・配管をすべて解体して一からつくり直す大規模なリノベーションです。
間取りもデザインも白紙から設計でき、耐震・断熱といった住宅性能まで新築同等に引き上げられます。
中古の戸建てやマンションを購入し、自分たちの暮らしに合わせてつくり替える。
スケルトンリノベーションは、そんな希望をかなえる現実的な選択肢として広がっています。一方で「費用はいくらかかるのか」「期間はどれくらい必要か」「本当に新築より得なのか」と、踏み出す前の不安もつきものです。
本記事では、定義から戸建て・マンション別の費用相場、工事の進め方、実際の施工事例5件までを通して、判断に必要な情報をまとめました。築年数ごとの注意点も具体的に解説します。
フルリノ!では、スケルトンリノベーションを得意とするリノベ会社をご提案しています。理想の住まいづくりの第一歩として、ぜひ最後までご覧ください。
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▼ 動画と記事、お好きな方法で
このあとの内容は、フルリノ公式YouTubeでも動画解説しています。文字でじっくり読みたい方はそのまま下へ、まず映像で全体像をつかみたい方は以下の動画からどうぞ。
スケルトンリノベーションとは?ゼロから理想を叶える大規模改修

スケルトンリノベーションは、既存の住まいを骨組みだけの状態に戻し、間取りから設備までゼロから設計し直す改修手法です。
一般的なリフォームが古くなった部分を直す「修繕」なのに対し、スケルトンリノベーションは住まいそのものを作り変える「再構築」にあたります。
壁・床・天井はもちろん、隠れた配管・配線まで一新するため、新築に近い自由度と性能を手に入れられます。
スケルトンリノベーション(スケルトンリフォーム)の明確な定義
スケルトンリノベーションとは、住まいの内装・設備をすべて取り払い、建物の骨組み(構造躯体)だけを残して行う大規模なリノベーションです。フルリノベーションの一種で、「スケルトンリフォーム」とも呼ばれます。
まず壁・床・天井、キッチンや浴室といった内装・設備を解体・撤去します。さらに壁の内部に隠れた配管・配線も取り払い、建物を骨組みだけの状態に戻します。
がらんどうになった空間に間取りや設備をゼロから設計し直すため、注文住宅を建てるように自由な空間づくりができます。
同時に断熱材の充填や構造補強で、住宅性能そのものを高められる点も魅力です。
※「スケルトンリノベーション」の定義は会社によって異なりますが、フルリノ!では【構造躯体のみを残し、内装・設備・配管などすべてを解体・再構築する改修工事】と位置づけています。
▼ フルリノベーションの全体像を知りたい方はこちら
そもそもフルリノベーションとはどのような工事なのか、種類や流れの全体像は以下の記事で解説しています。
https://furureno.jp/magazine/full-renovation-guide
リフォーム・リノベーション・建て替えとの違い
住宅の改修には、リフォーム・リノベーション・建て替えの3つがあり、工事範囲と自由度が大きく異なります。
リフォームは、壁紙の張り替えや設備交換など、古くなった部分の修繕・原状回復が目的です。既存の間取りは大きく変えません。
リノベーションは、間取り変更やデザイン刷新まで含め、住まいの価値や機能を高める改修です。
リフォームより自由度が高く、スケルトンリノベーションはこのリノベーションの中でも最も大規模な手法にあたります。
→ リノベーションとリフォームの違い【比較表あり】費用と事例でわかる判断基準
建て替えは、既存の建物を解体し基礎から新築する方法です。
外観まで完全に自由になる一方、費用は最も高く、再建築不可物件では選べないこともあります。スケルトンリノベーションは骨組みを活かすぶん、建て替えよりコストを抑えられる可能性があります。
→ リノベーションと建て替えの違いを徹底比較!費用・寿命・判断基準どっちが正解?
なぜ「スケルトン」にする?骨組みだけに戻す4つの理由
建物を骨組みだけに戻すのには、はっきりした理由があります。
ひとつは、老朽化した配管・配線を一新できること。
壁や床の中の給排水管・電気配線は築年数とともに劣化し、水漏れや漏電の原因になります。スケルトン化すれば見えない設備ごと交換でき、将来のリスクを減らせます。
次に、住宅性能を根本から引き上げられること。
構造躯体があらわになることで、耐震補強・断熱材の追加・高気密サッシへの交換が可能になり、耐震性・断熱性・省エネ性を大幅に高められます。
さらに、建物の状態を直接確認できること。
解体の過程で、普段は見えない構造体の劣化やシロアリ被害、雨漏りの痕跡を見つけられ、早期に補修できます。
そして、自由な空間づくりのベースになること。
間仕切りの制約から解放され、まっさらな状態から理想の間取りを描けます。
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スケルトンリノベーションで何ができる?

スケルトンリノベーションは、間取りの自由な変更・住宅性能の大幅向上・デザインの完全刷新という3つを軸に、住まいの可能性を大きく広げます。
さらに、中古物件を買って理想の住まいにつくり替える手段としても選ばれています。
間取りの自由な変更:広々LDK、理想の家事動線など
スケルトンリノベーションでは、壁や間仕切りを撤去し、建物の骨組みから間取りを自由に設計し直すことで、空間をゼロから再構築できます。
家族が集まる広々としたLDKの実現や、趣味の部屋、テレワークスペースなど、ライフスタイルに合わせた多様な空間を創造できます。
さらに、キッチン、浴室、トイレなどの水回りも自由に配置変更できるため、家事動線を大幅に改善し、日々の暮らしをより快適にできます。
住宅性能の大幅向上:耐震・断熱・省エネ対策
スケルトンリノベーションは、住宅性能を抜本的に向上させる絶好の機会です。
戸建ての場合は、解体時に建物の構造を直接確認し、必要に応じて適切な耐震補強を行うことで、地震に強い安全な住まいへと強化できます。
また、最新の断熱材や高性能サッシを導入すれば、断熱性・気密性を飛躍的に向上させ、夏は涼しく冬は暖かい快適な室内環境を実現します。
高効率な設備と組み合わせることで省エネ効果も高まり、日々の光熱費削減にも貢献します。
https://furureno.jp/magazine/renovation-insulation
デザインの完全刷新:あなただけの空間を実現
内装全てを一新できるスケルトンリノベーションでは、あなたの好みを徹底的に反映した空間を創り出すことができます。
床材、壁材、天井、照明計画など、あらゆる要素を自由に選択し、素材感や色合い、光の演出まで細部にこだわることが可能です。
天井高の変更、デザイン性の高い階段の設置、造作家具の製作など、既成概念にとらわれない唯一無二の空間を創出できます。
カフェ風、モダン、ナチュラルなどの特定のテーマ性のある空間も夢ではありません。
中古を買ってスケルトンリノベーションする選択肢
スケルトンリノベーションは、いま住んでいる家だけでなく、中古の戸建てやマンションを購入してから行う方も増えています。
新築や建て替えに比べて物件購入費を抑えやすく、そのぶんの予算を住まいの中身に回せるのが利点です。立地・広さ・方角といった条件で物件を選び、間取りや性能は後から自分たちの暮らしに合わせてつくり込めます。
骨組みだけに戻して性能から作り直すスケルトンリノベーションなら、築年数が経った中古物件でも、新築同等の住み心地を実現できます。「気に入った立地で、中身は理想どおりに」を叶えやすい進め方です。
ただし中古を購入する場合は、構造躯体の状態や、マンションなら管理規約など、物件選びの段階で確認すべき点があります。
物件探しとリノベーションをまとめて相談できる会社を選ぶと、購入後に「希望の工事ができなかった」という失敗を避けられます。
https://furureno.jp/magazine/used-home-renovation-guide
スケルトンリノベーションの費用相場と内訳【戸建て・マンション別】

スケルトンリノベーションの費用は、建物の種類・規模・工事内容によって大きく変わります。まずは戸建て・マンション別のおおよその相場を、面積帯ごとに把握しておきましょう。
▼ スケルトンリノベーション 費用早見表(目安)
建物・面積 | 費用の目安 | 単価の目安 |
|---|---|---|
戸建て(全体) | 1,600万〜4,000万円 | 坪 約72万〜116万円 |
マンション 〜60㎡ | 1,100万〜1,800万円 | ㎡ 約18万〜30万円 |
マンション 60〜80㎡ | 1,400万〜2,400万円 | 〃 |
マンション 80㎡〜 | 1,800万〜3,000万円 | 〃 |
※構造補強や水回りの大幅移動、設備グレードにより上下します。あくまで目安としてご覧ください。
戸建てスケルトンリノベーションの費用相場
戸建てのスケルトンリノベーション費用は、一般的な目安として1,600万円〜4,000万円以上と幅広いです。
建物の規模や築年数、劣化状況、導入する設備や建材のグレード、デザインのこだわりなど、様々な要因によって費用が変動するからです。
坪単価で考えると、約72.7万~115.7万円以上が目安となるでしょう。築年数が古い、あるいは構造補強が必要な場合は、費用が高くなる傾向があります。
https://furureno.jp/magazine/renovation-price-square-meter
マンションスケルトンリノベーションの費用相場
マンションのスケルトンリノベーション費用は、一般的な目安として1,200万円〜3,000万円以上です。
戸建てと同様に、専有面積や築年数、設備のグレード、デザインのこだわりが費用に大きく影響します。
平米単価の目安としては、1平米あたり18万~30万円が相場となります。
マンション特有の注意点として、共用部分に関する工事は管理規約で制限される場合があり、希望する工事ができなかったり、費用計画に影響が出ることがあります。
費用を左右する主な要因と内訳
スケルトンリノベーションの費用は、「どこまで壊して、どこまで作り直すか」で変わります。骨組みまで戻す工法ならではの費用相場を押さえておきましょう。
まず、解体・撤去費そのものが大きな費用項目になります。
内装・設備だけでなく、壁の中の配管・配線まで全て撤去し、大量の廃材を処分するため、部分リフォームにはないコストがかかります。建物の構造が木造・鉄骨・RC(鉄筋コンクリート)のどれかによっても、解体や補強の手間は変わります。
次に、解体して初めて見える「想定外」への対応費です。
骨組みをあらわにすると、内部の構造体の腐食やシロアリ被害、配管の著しい劣化が見つかることがあります。築年数が古い物件ほどこの可能性が高く、補修や交換が必要になるぶん費用が上振れします。
さらに、スケルトンだからこそ生じる構造補強・配管/配線の総入れ替えも大きな割合を占めます。
躯体まで戻して性能から作り直す以上、ここは部分的に省略しづらく、耐震・断熱をどこまで高めるかの判断が最終金額を左右します。
加えて、間取りを大きく変えたり水回りの位置を動かしたりすれば、配管の移設や下地造作が増え、費用に跳ね返ります。床や壁の仕上げ、水回り設備のグレードにこだわるほどコストも上がります。
そして、全面解体ゆえに避けられない諸経費があります。
工期が長くなるため仮住まい・引越し費用が必須となり、設計・デザイン料(総工事費の10〜20%が一般的)や申請手続き費用もかかります。
特にスケルトンは解体後の想定外が起きやすいため、全体予算の10〜20%程度の「予備費」を必ず確保しておきましょう。
1000万円でスケルトンリノベーションはどこまでできる?
「1000万円でスケルトンリノベーションはできるか」という問いには、正直に言えば厳しい、という答えになります。
戸建て・マンションともに、スケルトンリノベーションの総額は1000万円を上回るケースが一般的です。
特に構造補強や水回りの大規模な移動、高品質な建材・設備を含む場合、1000万円では不足する可能性が高いでしょう。
1000万円程度の予算なら、全面的なスケルトンではなく、表面的なリフォームや限定的な部分リノベーションのほうが現実的です。
大規模な間取り変更や性能向上を望むなら、もう少し予算に余裕を持つことをおすすめします。
https://furureno.jp/magazine/renovation-10-million
スケルトンリノベが数百万円では難しい理由
スケルトンリノベーションでは、解体・撤去費用(約100万〜300万円)、構造補強や基礎工事(約200万〜500万円)、老朽化した給排水管・電気配線の一新(約100万〜200万円)など、見えない部分にもしっかりと費用がかかります。
さらに、断熱・気密工事、キッチンや浴室などの内外装・設備工事(約700万〜数千万円規模)も加わります。
これに設計・デザイン料や諸経費を含めると、一般的な戸建ての場合、総額は最低でも1,600万円〜が現実的な相場です。
リノベーションローンや補助金・減税制度を活用して費用を抑える
スケルトンリノベーションは高額な費用がかかるため、リノベーションローンや補助金・減税制度を積極的に活用すれば、費用負担を軽減できる可能性があります。
金融機関が提供する住宅ローンの中には、リノベーション費用と住宅購入費用を一体で借り入れられるものや、リフォーム専用ローンなどがあり、比較的低金利で長期的な返済が可能です。
また、国や地方自治体では、住宅の省エネ化や耐震化、子育て世帯向けなど、様々な目的で補助金制度が設けられています。
例えば、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)化、高効率給湯器の導入、耐震改修、長期優良住宅化リフォームなどに対して補助金が支給されることがあります。
補助金は年度ごとに内容や募集期間が変わるため、最新情報を確認し、利用できるものがないか調べてみましょう。
さらに、リノベーション費用に対して所得税控除や固定資産税の減額措置などの減税制度が適用される場合があります。
特に、省エネ改修、バリアフリー改修、耐震改修など特定の改修を行った場合、一定の条件を満たせば、所得税などから控除される制度があります。
補助金・減税制度は適用条件が細かく定められているため、利用を検討する際は、リノベーション会社や税務の専門家に相談し、事前に詳細を確認しましょう。
https://furureno.jp/magazine/renovation-cost-loan
スケルトンリノベーションの期間と流れ:計画から引き渡しまで

スケルトンリノベーションは全面解体を伴う大規模工事のため、一般的なリフォームより期間がかかります。
計画から引き渡しまでの流れを把握しておくと、スケジュールに無理なく進められます。
スケルトンリノベーションの総期間の目安と全体スケジュール
工事そのものの期間は、マンションで約4〜6ヶ月、戸建てで約6〜9ヶ月が目安です。
ただしこれは着工後の期間で、実際には設計・プランニングや資材の調達期間も加わります。
スケルトンリノベーションは間取りをゼロから設計するため、この設計期間が一般的なリフォームより長くなりがちです。相談開始から引き渡しまで、全体ではおおむね半年〜1年程度を見込んでおくと安心です。
使用する建材・設備の納期や既存建物の状態によっては、さらに延びることもあります。
スケルトンリノベーションの具体的な工程
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スケルトンリノベーションは、大きく分けて以下の段階を経て進められます。各工程で専門家との密な連携が成功の鍵となります。
相談・ヒアリング
まずはリノベーション会社への最初の相談からスタートします。お客様の予算設定、希望するライフスタイルやデザインに関する要望のヒアリングを実施。
相談・ヒアリング段階で、漠然としたイメージを具体的な形にしていくための基盤を築きます。
現地調査
相談後、対象物件の現地調査が行われます。建物の状態や既存の設備、周辺環境などを確認し、建築基準法やマンションの管理規約などの法的側面にも目を通します。
プランニング・見積もり
現地調査とヒアリングの内容に基づき、リノベーション会社から基本プランが提案されます。
その後、詳細な設計へと進み、間取り、使用する建材、設備、照明計画、電気配線や給排水ルートなどを具体的に詰めていきます。
この段階で最終的な見積もり調整を行い、お客様に提示されます。
契約・工事許可の取得
プランと見積もりにご納得いただけた場合、工事請負契約を締結します。
マンションの場合は管理組合への工事申請、戸建ての場合は必要に応じて建築確認申請など、工事を始めるために必要な各種許可の取得もこの段階で行われます。
着工
契約と必要な申請・許可が完了したら、いよいよ工事の開始です。
まずは、既存の内装や設備を全て撤去し、建物の骨組みだけにする解体工事を行います。スケルトンならではの大掛かりな工程で、ここで構造体の状態を直接確認しながら、必要な耐震補強や配管・配線の新設へと進みます。
その後、壁や床の下地造作、断熱工事、内装の仕上げ工事(壁紙貼り、床材施工など)が行われます。キッチンや浴室などの設備設置工事を経て、最終的な仕上げへと進みます。
検査
工事が完了したら、施主とリノベ会社で竣工検査を行います。設計図通りに仕上がっているか、不具合はないかなどを細かくチェックします。万一、不具合があれば修正が行われます。
完工・引き渡し
検査で問題がなければ、最終的なクリーニングが行われます。
その後、鍵や設備機器の保証書などを受け取り、新しい住まいの引き渡しとなります。
仮住まいについて:期間と準備のポイント
スケルトンリノベーションは住まいを生活できない状態まで解体するため、住みながらの工事はできず、仮住まいの確保が必須です。
仮住まいの期間は工事期間に合わせ、マンションで約2〜3ヶ月、戸建てで約3〜4ヶ月が目安です。
工事の遅延も見込み、少し余裕を持った契約期間にしておきましょう。
家賃・敷金・礼金、引越し費用、仮住まい中の生活費まで含めて予算を見積もり、早めに探し始めるのがポイントです。
一時的に使わない家具は、トランクルームなどの保管場所を確保しておくと安心です。
スケルトンリノベーションのメリット・デメリット

スケルトンリノベーションは、理想の住まいを実現するための多くの魅力的なメリットがある一方で、検討すべきデメリットや注意点も存在します。ここでは、それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
スケルトンリノベーションのメリット
スケルトンリノベーションを選ぶことで得られる主なメリットは以下の通りです。
間取りの自由度が極めて高い
建物を骨組みだけにするため、新築を建てるかのように、既存の間取りに縛られず、自由に空間を設計・変更できます。
壁の位置を動かしたり、水回りを移動させたりと、ライフスタイルに合わせた理想の空間を創造できます。
住宅性能を大幅に向上
構造躯体が見える状態になるため、耐震診断に基づいた補強や、壁や床の内部に最新の断熱材を充填できます。
耐震性、断熱性、省エネ性能などを抜本的に高め、安全で快適な住まいを実現します。
配管・配線を一新できる
普段は見えない給排水管や電気配線も全て交換できます。築年数が経過した物件では、配管の老朽化による水漏れや詰まり、配線の劣化による漏電などが懸念されます。
スケルトンリノベーションで配管・配線を一新すれば、将来のトラブルを未然に防止し、安心して長く住むことができます。
デザインの完全刷新
内装だけでなく、戸建ての場合は外装もゼロからデザインし直すことが可能です。素材や建具など、
細部にわたってあなたのこだわりを反映させ、唯一無二の理想の空間を具現化できます。既存のイメージを完全に変え、新築以上の満足感を得られるでしょう。
新築より費用を抑えられる可能性
建物の骨組みを活かすため、基礎工事や主要な構造部分の工事が不要になる分、一から建て替えるよりも総コストを抑えられる可能性があります。
特に、土地の購入費用が高額な場合や、特定の立地条件が良い既存物件を活用したい場合に有効な選択肢となります。
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失敗・後悔を避ける!スケルトンリノベーションのデメリットと注意点
メリットが多い一方で、スケルトンリノベーションにはいくつかのデメリットと注意点があります。デメリットと注意点を事前に把握しておくことで、後悔のないリノベーションに繋がります。
工事費用が高額になりがち
部分リフォームに比べ、解体から再構築までの全工程が必要なため費用は高額になる傾向があります。特に、性能向上やデザインにこだわればこだわるほど、費用はさらに増えます。
工期が長く仮住まいが必須
大規模な工事であるため、数ヶ月間の長い工期を要します。その間は、工事現場に住みながらの生活は難しく、別の場所で仮住まいをする必要があります。
仮住まい費用や引越し費用も考慮に入れる必要があります。
予期せぬ追加費用が発生するリスク
解体を進める中で、構造部分(柱、梁、基礎など)の劣化や、シロアリ被害、雨漏りによる腐食、アスベスト含有建材の発見など、予期せぬ問題が見つかる可能性があります。
これらの問題への対応には追加費用が発生するため、事前に予備費を確保しておくことが重要です。
マンション特有の制約
マンションの場合、管理規約により、共用部分に関する工事(窓サッシの交換、玄関ドアの変更、バルコニーの改修など)に制限がある場合があります。
また、水回りの位置変更も、排水管の位置によっては制限されるケースがあるため、事前に管理組合に確認が必要です。
スケルトンリノベーションを「やめた方がいい」ケースとは?
スケルトンリノベーションは素晴らしい選択肢ですが、すべての人に適しているわけではありません。以下のようなケースでは、他の選択肢を検討した方が良い場合があります。
予算が大幅に不足している場合
予算が大幅に不足している場合、理想とするスケルトンリノベーションは限定的な範囲であるか、実現が不可能です。
無理な予算で進めると、妥協が多くなり後悔に繋がる可能性があります。
既存の建物自体に深刻な欠陥がある場合
構造躯体そのものに修復が極めて難しいほどの深刻な損傷や欠陥がある場合、多額の費用をかけても完全に改善できない可能性があります。
こうしたケースでは、安全性や将来のことを踏まえると、建て替えを選ぶほうが合理的と判断されることも少なくありません。
短期間での完成を求める場合
スケルトンリノベーションは大規模な工事であり、計画から設計、工事まで全体で半年から1年程度の期間を要します。
急いで引っ越したい、すぐに住み始めたいなど、短期間での完成を求める場合には、スケルトンリノベーションは対応しにくい選択肢となります。
▼ よくある失敗パターンと対策を詳しく見る
スケルトンリノベーションを含め、大規模修繕で「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためのポイントは、以下の記事で深掘りしています。
https://furureno.jp/magazine/full-renovation-regret
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スケルトンリノベーションの具体的な事例(戸建て・マンション)
ここからは、フルリノ!に掲載されている実際のスケルトンリノベーション事例を、戸建て・マンション別に5件紹介します。
築年数・間取りの変化・こだわりのポイントを具体的に見ることで、自分の住まいに置き換えたイメージがつかめます。
【戸建て・築37年】壁付けキッチンを対面化、断熱等級5を叶えたスケルトンリノベ事例

築37年の戸建てをスケルトン状態に戻し、間取り・性能・意匠すべてを刷新したフルリノベーション事例。
壁付だったキッチンは、開放感あふれる対面式へと生まれ変わり、家族とのつながりを感じられる空間に。
ダイニングには左官仕上げ材「デコリエ」を採用し、コンクリート調の質感で異素材の魅力を演出。重厚感と柔らかさを併せ持つ仕上がりが、空間に個性と深みを与えています。
断熱性能も最高等級「星5」を取得し、見た目だけでなく快適性にもこだわった、まさに“新築以上”の住まいです。
この事例を担当したのは、ジョンソンホームズです。事例のようなリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にジョンソンホームズへご相談ください!
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【戸建て・築40年】愛犬2頭が主役、足洗い場まで備えたフルスケルトンリノベ事例

築40年の戸建てをフルスケルトンで再構築し、2頭のワンちゃんが主役の住まいへと生まれ変わったリノベ事例です。階段下にはくつろぎスペースを設け、トイレや足洗い場も完備。
玄関内に設置された足洗い場は、外遊び後の動線にも配慮されています。さらに、リビングの一角には柵付きのスペースを設け、安心して過ごせる環境を実現。
ご主人こだわりのワークスペースは、ブラックタイルと重厚なテーブルでシックに演出。機能性と遊び心が共存する、ペットファーストなリノベーションです。
この事例を担当したのは、an cubeです。事例のようなリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にan cubeへご相談ください!
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【マンション・築30年】4LDK→1LDKへ大胆変更、広々LDKのスケルトンリノベ事例
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築30年のマンションをスケルトンリノベーションし、家族が自然と集まる広々LDKを実現した事例です。
4LDKから大胆に1LDKへと間取りを変更し、奥様の希望で廊下側の壁に窓を設置。廊下を走る子どもの姿が見えるようになり、家族のつながりを感じられる空間に。
リビングにはSQUAREこだわりの二重窓を採用し、カーテンをなくしても快適な採光と断熱性を確保。
アンティークやブルックリン、西海岸テイストを取り入れたデザインで、開放感と遊び心が共存する住まいに生まれ変わりました。
この事例を担当したのは、スクエアです。事例のようなリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にスクエアへご相談ください!
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【マンション・築34年】無垢と漆喰でつくる、退職後の住まいのスケルトンリノベ事例
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築34年のマンションを舞台に、「人生のリセット」をテーマにしたスケルトンリノベーション事例です。
長年の仕事を終えたお客様が、これからの暮らしを心地よく過ごすために選んだのは、無垢の木の床や漆喰の壁などの自然素材。
何度もショールームを巡り、納得のいく素材を選び抜いたその姿勢が、住まい全体に温もりと深みを与えています。
扉はすべて引き戸にし、照明やカウンターの配置にも細やかな配慮を施すことで、安心感と快適性を両立。住むほどに味わいが増す、まさに“人生をともに歩む家”が完成しました。
この事例を担当したのは、アイ・シー・ジーです。事例のようなリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にアイ・シー・ジーへご相談ください!
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【マンション・築38年】造作ロフトベッドと壁面収納で空間を活かしたスケルトンリノベ事例

築38年のマンションをスケルトンリノベーションし、限られた空間を最大限に活かした住まいへと再構築した事例です。
家具を極力置かず、壁面をフル活用したいという要望に応え、造作のロフトベッドや2段ベッド、壁面収納を随所に配置。
2段ベッドには照明も備え、まるで秘密基地のようなワクワク感を演出しています。カウンターデスクの上にはロフトベッドを設け、兄弟が並んで使える学習スペースに。
さらに、わずかな隙間も収納として活用し、中央のリビングを広々と確保。
対面キッチンやガラスのコンロ前など、開放感と機能性を両立した、家族の暮らしに寄り添うリノベーションです。
この事例を担当したのは、リノベーション東京です。事例のようなリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にリノベーション東京へご相談ください!
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スケルトンリノベーション:築年数別のポイントと注意点

スケルトンリノベーションを検討する際、対象となる建物の築年数は重要な要素です。築年数によって考慮すべきポイントや注意点が異なります。
特に、築30年・40年・50年以上の物件は可能か、築年数が古い物件の費用や難易度の変化、そして旧耐震基準・断熱性の低い物件の対応を見ていきましょう。
築30年・40年・50年以上の物件は可能?
結論から言えば、築30年・40年・50年以上の古い物件でも、構造躯体(柱・梁・基礎など)がしっかりしていればスケルトンリノベーションは可能です。むしろ旧耐震基準や断熱性能の低い建物こそ、骨組みまで戻して性能を引き上げるメリットが大きいといえます。
判断の軸になるのは築年数そのものより、構造躯体の状態です。築年数が古いほど目に見えない部分の劣化が進んでいる可能性があるため、契約前に必ず専門家による劣化診断・耐震診断を受けましょう。
事前に診断しておけば、解体後に想定外の問題が発覚して追加費用が膨らむリスクを抑えられます。
なお、古い物件には「既存不適格建築物」(建築当時は適法でも、その後の法改正で現行基準に合わなくなった建物)が含まれることもあります。
多くはスケルトンリノベーション自体は可能ですが、規模の不適格は減築とあわせて適合できるケースがある一方、条件によっては建て替えしか選べない場合もあります。減築を伴うと費用も上がるため、該当しそうな物件は早めに専門家へ相談しましょう。
減築について、以下の記事で詳しく解説しています。
https://furureno.jp/magazine/downsizing-renovation
旧耐震基準・断熱性の低い物件の対応
1981年(昭和56年)以前に建てられた建物は旧耐震基準にあたり、現在の基準より耐震性が低い場合があります。
スケルトンリノベーションなら、骨組みがあらわになった状態で確実な耐震補強ができ、地震への安全性を大きく高められます。
断熱についても、築古物件は現在の省エネ基準と比べて性能が低いことがほとんどです。
スケルトン時に壁・床・天井へ最新の断熱材を充填し、高性能サッシを導入すれば、新築以上の断熱性能も実現できます。冷暖房効率が上がるため、長期的な光熱費の削減にもつながります。
リノベーションを考えているならフルリノ!で探そう
スケルトンリノベーションは、間取りも性能もゼロから理想を叶えられる一方で、解体後の想定外への対応や築年数ごとの判断など、会社選びがその後を大きく左右します。だからこそ、スケルトンの実績が豊富で、安心して任せられるパートナー選びが何より大切です。
フルリノ!は、スケルトンリノベーションを得意とするリノベ会社をご提案するマッチングサービスです。
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「まず費用感を知りたい」「自分の物件でどこまでできるか相談したい」——そんな段階からで大丈夫です。理想の住まいづくりの第一歩を、フルリノ!と一緒に踏み出しましょう。
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