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1000万円でリノベーション・リフォームはどこまでできる?一戸建て・マンション別に解説

「予算1000万円でどこまでリノベーションできる?」
「工事内容に対する適正価格がわからない」
「中古物件を購入し、予算1000万円でリノベーションしたい」

予算1000万円あれば、計画次第で大規模なリノベーションが可能です。

本記事では、1000万円でどこまでリノベーションできるかを、一戸建て・マンション別の配分例と事例で解説します。

リノベーションで後悔しないためには、事前の情報収集が欠かせません。

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【結論】予算1000万円でどこまでリノベーションできる?

予算1000万円でできるリノベーションの範囲は、物件の種別と築年数でほぼ決まります。まずは早見表で結論からご確認ください。

物件種別・築年数

予算1000万円でできること

戸建て・築30年前後

内装のフルリノベーションが可能。外装まで含めると予算を超えやすい

戸建て・築40年前後

外装の状態が良ければ、内装のみに絞ることで実現できる場合がある。内外装をあわせると1,500万円程度が現実的

戸建て・築50年前後

フルリノベーションは難しい。内装+水回り+部分的な耐震補強に絞れば可能(詳しくは後述の「築50年前後|耐震補強を先に確保する配分」へ)

マンション・50㎡前後まで

設備のグレードを抑えればフルリノベーションが可能

マンション・60㎡以上

既存設備を活かすなど、工事範囲を絞れば実現できる場合がある

 戸建ては同じ予算でも施工範囲が広く、築年数が古いほど外装や配管の改修が費用を押し上げます。一方でマンションは工事が専有部分に限られるため、1000万円でも選択肢が多く残ります。

なお、本記事の配分は、工事費に設計費や現場管理費などの諸経費を含めた金額です。

消費税(10%)は含んでいない点に注意してください。

税込1,000万円が上限なら、配分に使えるのは約909万円です。

工事ごとの費用相場は、リノベーション費用相場の記事で詳しく解説しています。

https://furureno.jp/magazine/renovation-market-price

また、国土交通省の「令和7年度住宅市場動向調査」によると、購入資金の中央値は中古戸建てが2,650万円、注文住宅が5,100万円です。

中古住宅を購入して1,000万円でフルリノベーションしても、総額は3,650万円ほどと、注文住宅より1,400万円以上抑えられる計算です。

中古住宅の購入費用とリノベーション費用をまとめて借りる方法は、中古住宅のローンの記事で解説しています。

https://furureno.jp/magazine/used-house-loan

出典:国土交通省「令和7年度住宅市場動向調査報告書」p.47-48

なお、「いっそ1000万円で建て替えられないか」と迷っている方は、建て替え費用の記事もあわせてご覧ください。

建て替えは解体費や諸費用まで含めると1000万円では難しく、同じ予算で住まいを大きく変えるならリノベーションのほうが現実的です。

https://furureno.jp/magazine/house-rebuild-cost-10-million

一戸建てを1000万円でリノベーションする場合の配分モデル

一戸建ての場合、1,000万円で手を入れられる範囲は築年数で変わります。

ここでは延床30坪前後の木造2階建てを例に、築年数ごとの配分をまとめました。

金額は各工事の費用相場の範囲から、標準的なグレードを選んだ場合の目安です。

設計費や現場管理費などの諸経費を含み、消費税は含んでいません。

設計費・現場管理費・諸経費は、あわせて総額の2割強にあたる220万円で見込みました。

築30年前後|内装フルリノベーションに振り切る配分

築30年程度の物件の場合、内装のみのフルリノベーションであれば、予算1,000万円でもできる可能性は高いです。

築30年程度の物件は、まだ基礎や躯体の補強や修繕まで行う必要がない場合が多く、構造補強の工事費用が削減できる分、内装工事へと予算を回すことができます。

配分の目安は以下のとおりです。

工事

配分

この配分でできること

キッチン

120万円

標準グレードのシステムキッチンに位置を変えずに交換

浴室

100万円

ユニットバスを新しいユニットバスに交換

トイレ

40万円

便器と床・壁の内装を交換

洗面所

30万円

洗面台を交換

間取り変更

150万円

和室と隣の部屋をつなげてLDKを広げる

床

80万円

下地から張り替えて床鳴りや沈みを解消

壁・天井

60万円

家全体の壁紙を張り替え

建具

60万円

室内ドアを3か所新しくする

窓

40万円

内窓を2か所に付けて断熱性を上げる

諸経費

220万円

設計費や現場管理費など、工事以外にかかる費用

予備費

100万円

解体後に見つかる劣化への備え

合計

1,000万円

 

 水回り4点は、標準グレードの設備を位置を動かさずに交換する想定です。

キッチンを壁付けから対面に変える場合は150万〜400万円かかり、間取り変更の予算と調整する必要があります。

間取り変更は、和室から洋室への変更や、仕切り壁の撤去による開放的な空間づくりが人気です。

間取り変更の工事は一般的に150万〜500万円が相場で、この配分では和室と隣の部屋をつなげる程度の変更を見込みました。

ただし、耐力壁の位置や配管ルートなど、建物の構造上の制約には注意が必要です。

予備費は、解体後に見つかる下地や配管の劣化に備えるための費用です。

余った場合は、見積もりに含まれないことが多い家具やカーテン、照明器具の購入費に回せます。

リノベーション費用をローンで借りている場合は、繰り上げ返済に充てて総返済額を減らすことも検討してください。

フルリノ!の調査では、リノベーション経験者の後悔1位は「想定よりも費用がかかった」(16.7%)でした。

内装に加えて大きな間取り変更や屋根や外壁などの外装まで含めてしまうと、1000万円では予算が足りない可能性が高いです。

外壁塗装は60万〜250万円、屋根の塗り替えは30万〜80万円かかります。

外装まで手を入れる場合は、間取り変更の範囲を小さくするか、内窓の数を減らして調整してください。

築40年前後|内装+配管・断熱の更新を優先する配分

築40年を超える物件のフルリノベーションは、予算1,000万円では難しくなります。屋根や外壁などの外装に劣化が生じやすく、断熱材や配管の改修も必要になるケースが多いためです。

見えない部分で思わぬコストが発生する場合もあり、内装と外装をあわせて改修すると、一般的な広さでも1,500万円程度はかかると考えておきましょう。

ただし、外装の状態が良好であれば、工事を内装のみに絞ることで予算内に収められる可能性はあります。

その場合は間取り変更を見送り、配管と断熱に予算を回す配分が目安になります。

工事

配分

この配分でできること

給排水管

120万円

床下の給水管・排水管を新しい配管に交換

キッチン

110万円

標準グレードのシステムキッチンに位置を変えずに交換

浴室

120万円

タイル張りの浴室をユニットバスに変更

トイレ

40万円

便器と床・壁の内装を交換

洗面所

30万円

洗面台を交換

床

100万円

下地から張り替えて床鳴りや沈みを解消

壁・天井

80万円

家全体の壁紙を張り替え

断熱

80万円

床下など寒さを感じやすい部分に断熱材を入れる

諸経費

220万円

設計費や現場管理費など、工事以外にかかる費用

予備費

100万円

解体後に見つかる劣化への備え

合計

1,000万円

 

 築40年前後の住宅は、給排水管が交換時期を迎えていることが多くあります。

水回りの設備だけを新しくしても、古い配管を残すと漏水のおそれは残ったままです。

浴室はタイル張りの在来工法であることが多いため、ユニットバスへの変更を見込みました。

断熱材を施工すると冬の暖房、夏は冷房効率の改善が期待でき、特に築20年以上の物件では、断熱性能が向上すると住まいの快適性にもつながります。

断熱工事をするかどうかは、リノベーション前の断熱の状態を見て判断してください。

まずは建物診断で劣化の程度を確認し、どこまで手を入れるべきか見極めることが大切です。

外壁塗装が必要な状態であれば、断熱の範囲を絞って予算を捻出する必要があります。

築50年前後|耐震補強を先に確保する配分

築50年前後の物件は、耐震基準が改正された1981年より前に建てられた「旧耐震」に該当する可能性が高く、リノベーションの前に耐震診断が欠かせません。

配管や断熱材も寿命を迎えていることが多く、フルリノベーションを行うなら配管・断熱の刷新まで含める必要があるため、予算1,000万円では実現できないと考えておきましょう。

1,000万円で改修するなら、工事範囲を「内装+水回り+部分的な耐震補強」に絞るのが現実的です。

工事

配分

この配分でできること

耐震補強

150万円

耐震診断の結果をもとに、弱い壁や接合部を補強

給排水管

120万円

床下の給水管・排水管を新しい配管に交換

キッチン

100万円

標準グレードのシステムキッチンに位置を変えずに交換

浴室

100万円

タイル張りの浴室をユニットバスに変更

トイレ

30万円

便器を交換

洗面所

30万円

洗面台を交換

床

40万円

LDKなど傷みの目立つ部屋の表面を張り替え

壁・天井

40万円

LDKや個室など主な部屋の壁紙を張り替え

外壁

70万円

外壁を塗り直して雨水の浸入を防ぐ

諸経費

220万円

設計費や現場管理費など、工事以外にかかる費用

予備費

100万円

解体後に見つかる劣化への備え

合計

1,000万円

 

 一般的な耐震補強工事には100〜200万円の費用が必要で、建物の状態や工法で金額が変動します。

この配分では、耐震補強に150万円を先に確保しました。補強の範囲が広い場合は、床や壁の工事をさらに絞る必要があります。

耐震診断の結果をもとに補強箇所へ優先的に予算を配分し、外装は塗装など最小限のメンテナンスにとどめれば、安全性と快適性を両立しながら予算内に収められます。

床の張り替えは、傷みの目立つ部屋に絞っています。

屋根の塗り替えが必要な場合は30万〜80万円かかり、予備費から充てるかどうかを判断することになります。

断熱工事はこの配分に含まれていません。断熱まで手を入れる場合は1,000万円を超えるため、1,500万円前後の予算を見込む必要があります。

手すりの設置や段差の解消などのバリアフリー工事は、この配分には含まれていません。

浴室や脱衣所の寒さ対策まで行う場合は、ヒートショック対策リフォームの記事もあわせてご覧ください。

https://furureno.jp/magazine/heatshock_reform

築年数の古い家を、梁や建具を活かしてデザイン性のある住まいに再生した実例は、古民家リノベーションの記事で紹介しています。

https://furureno.jp/magazine/old-house-renovation-stylish

マンションを1000万円でリノベーションする場合の配分モデル

マンションであれば、構造や共用部の工事が出来ないため、約1,000万円前後でフルリノベーションを実現できるケースもあります。

ただし、マンションのフルリノベーション費用は一般的に1,000万〜2,000万円で、1,000万円は下限にあたります。

そのため、専有面積によって手を入れられる範囲が変わります。

ここでは築30年前後の中古マンションを例に、50㎡前後と70㎡前後の配分をまとめました。

一戸建てと同じく、消費税と諸経費は含んでいません。

50㎡前後|フルリノベーションの配分

50㎡前後であれば、1,000万円で間取り変更を含むフルリノベーションができる可能性があります。

工事

配分

この配分でできること

間取り変更

150万円

壁を撤去して2LDKを広い1LDKにする

給排水管

80万円

専有部分の給水管・排水管を交換

キッチン

110万円

標準グレードのシステムキッチンに位置を変えずに交換

浴室

80万円

ユニットバスを新しいユニットバスに交換

トイレ

40万円

便器と床・壁の内装を交換

洗面所

30万円

洗面台を交換

床

100万円

遮音性能のあるフローリングに下地から張り替え

壁・天井

60万円

住戸全体の壁紙を張り替え

建具

30万円

室内ドアを2か所交換

諸経費

220万円

設計費や現場管理費など、工事以外にかかる費用

予備費

100万円

解体後に見つかる劣化への備え

合計

1,000万円

 

 専有部分の給排水管は、床を解体するタイミングでまとめて交換すると、将来の漏水のおそれを減らせます。

キッチンの位置を動かす場合は150万〜350万円かかり、配管のルートによっては動かせないこともあります。

防音対策も重要な要素です。防音フローリングの採用や二重床構造の導入で、階下への生活音の軽減が期待できます。

マンションの多くは管理規約で床材の遮音性能を定めているため、床を張り替える前に規約を確認してください。

窓のサッシは共用部分にあたり、住戸ごとには交換できません。

断熱性を上げたい場合は、室内側に内窓を付ける方法になります。

70㎡前後|既存設備を活かして内装を一新する配分

70㎡前後になると、同じ1,000万円でも間取り変更を含むフルリノベーションは難しくなります。

面積が広い分、床や壁の工事費が増えるためです。

設備の状態が良ければ、浴室などを活かしながら内装を一新する配分が目安になります。

工事

配分

この配分でできること

床

180万円

遮音性能のあるフローリングに下地から張り替え

壁・天井

80万円

住戸全体の壁紙を張り替え

和室を洋室に

80万円

畳をフローリングに替えて洋室にする

建具

60万円

室内ドアを3か所新しくする

収納

40万円

押し入れ2か所をクローゼットにする

キッチン

110万円

標準グレードのシステムキッチンに位置を変えずに交換

浴室

60万円

ユニットバス本体は残し、壁パネルや水栓などを部分的に交換

トイレ

40万円

便器と床・壁の内装を交換

洗面所

30万円

洗面台を交換

諸経費

220万円

設計費や現場管理費など、工事以外にかかる費用

予備費

100万円

解体後に見つかる劣化への備え

合計

1,000万円

 

 浴室は本体を交換すると70万〜160万円かかるため、状態が良ければ部分的な交換にとどめています。

間取りは大きく変えず、和室を洋室にする程度の変更で面積の広さに対応しました。

後述の事例④は、既存の設備や下地を活かして、70㎡台のマンションを1,000万円の予算でリノベーションした事例です。

1000万円では収まらない工事と費用の目安

戸建ての内外装をまとめたフルリノベーション、スケルトンリノベーション、増築、二世帯化の4つは、1,000万円の予算を超えやすい工事です。

どれも外装や構造まで手を入れるか、キッチンや浴室を増やすことになり、内装と水回りの交換だけでは済まないためです。 

戸建ての内外装をまとめたフルリノベーション

戸建て住宅の場合は、同じ施工面積や内容であっても施工範囲が広く、屋根・外壁・断熱施工・水回りの刷新などを含めると、1,500万円以上の予算が必要になるのが一般的です。

築年数の経過した戸建てでは、耐震性を確保するために基礎や構造の補強が必要になる場合もあります。

外壁の張り替え(200万〜450万円)や屋根の葺き替え(80万〜350万円)が必要な状態だと、内装と合わせて1,000万円を超えやすくなります。

一般的に、戸建てのフルリノベーション費用は1,500万円から3,500万円が相場とされています。

スケルトンリノベーション

なお、フルリノベーションの中でも、建物の構造体(スケルトン)だけを残して内外装・設備すべてを一新する『スケルトンリノベーション』は、さらに大規模な施工となります。

スケルトンリノベーションは、施工範囲が広く、配管・配線の更新や断熱施工、構造補強なども必要になる場合があり、1000万円の予算では実現が難しいケースが多く見受けられます。

スケルトンリノベーションの費用は、戸建てで1,600万〜4,000万円、マンションで1,200万〜3,000万円が目安です。

<<supervisor-comment-01 name={津田 寛太} position={アズ建設 マネージャー・二級建築士} imgUrl={https://furureno-prd-resources.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/supervisor/tsuda.jpg} text={スケルトンリノベーションは、まだ使えるものや下地材もマルっとまとめて壊し、1から作り直すことを意味します。

壊すとその分のゴミ処分費がかかります。
近年は分別が事細かに求められていることもありますし、単純に処分費用が上がっています。そういった意味では本当にスケルトンリノベーションが必要なのか吟味しましょう。

}>>

https://furureno.jp/magazine/full-renovation-guide

増築

6畳程度の増築工事では、250万〜450万円が一般的な費用相場です。

内装や水回りの工事と組み合わせる場合、増築だけで予算の半分近くを占めることもあります。

増築には建築基準法の制限もあります。建ぺい率や容積率、日影規制など、地域ごとで定められている規制を、施工前に確認しましょう。

https://furureno.jp/magazine/renovation-expansion

二世帯住宅へのリノベーション

二世帯住宅へのリノベーションは、キッチンや浴室などの水回りを増やすため、費用が大きくなります。

水回りの一部を共有する部分共有型は1,000万〜2,500万円が目安で、1,000万円はその下限にあたります。

玄関から水回りまで分ける完全分離型は、2,500万〜4,000万円が目安です。

二世帯化の間取りや費用の考え方は、二世帯住宅リノベーションの記事で詳しく解説しています。

https://furureno.jp/magazine/two-family-renovation

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1000万円でリノベーションした人の本音は?後悔ポイントをアンケートから紹介

1000万円もの予算をかけたリノベーションでも、すべての人が満足しているとは限りません。

フルリノ!が独自で行なったアンケート結果をもとに、実際にリノベーションを行った人たちの「リアルな後悔ポイント」をご紹介します。

費用配分やプラン検討の参考にしてください。

リノベーションで後悔した点1位は「想定よりも費用がかかったこと」

「リノベーションして後悔した点を教えてください」への回答を示す円グラフ。記載されている割合が多い順に、「後悔はしていない」が49%、「想定よりも費用がかかった」が16.7%、「複数の会社を比較すればよかった」が12.7%、「予定よりも工期が長かった」が6.9%となっている。右下には「株式会社フルリノ! リノベーション満足度調査(2025年3月度)」と記載されている。フルリノ!の調査結果画像。

フルリノ!の調査によると、リノベーション経験者が最も後悔している点は「想定よりも費用がかかったこと」(16.7%)でした。

この結果から、事前の見積もりやプラン通りに工事が進まず、追加費用や変更によるコスト増加が多く発生しているということがわかります。

つまり、1,000万円という大きな予算をかけた場合でも、「予算内におさまる」という前提に油断せず、あらかじめ余裕を持った資金計画を立てておく必要があるということが考えられます。

また、契約時に「追加費用が発生する可能性」について具体的に確認しておくことで、想定外の出費による後悔を防げるでしょう。

1000万円でリノベーションした人の後悔ポイント

1000万円の予算でリノベーションを行った人からは、以下の後悔の声が寄せられています。

  • お風呂は費用面、サイズ面でほぼ手付かずだったのですが、タイルがすごく寒いので床だけでも変えれば良かった
  • キッチンの設備や収納にもう少し予算をかければよかったと感じています。特に、作業スペースの広さや使い勝手の良い収納をもっと充実させたかった
  • 壁材や床材のデザイン性にこだわりすぎた部分は、もう少しコストを抑えてもよかった

この結果から、1,000万円という大きな予算があっても、配分の優先順位を誤ると「やっておけばよかった」「削るべきではなかった」と感じる箇所が残ってしまうことがわかります。

つまり、予算の多さに安心せず、実用性と快適性を重視しつつ、バランスよく費用を使うことが重要だということが考えられます。

リノベーション会社の選び方

「リノベーションの情報収集にはどのような手段を使いましたか?」への回答を示す円グラフ。割合が多い順に、「インターネット検索」が48%、「知人の紹介」が20.6%、「Instagram」が8.8%、「住宅ポータルサイト」が6.9%、「住宅会社紹介カウンター」が4.9%、「雑誌」が2.9%となっている。右下には「株式会社フルリノ! リノベーション満足度調査(2025年3月度)」と記載されている。フルリノ!の調査結果画像。

リノベーション会社を見つける手段は、「インターネット検索」と回答した人が(48%)ともっとも多く、次いで「知人の紹介」が(20.6%)という結果でした。

「リノベーション会社を選ぶ際に決め手となったポイントは何ですか?」への回答を示す円グラフ。割合が多い順に、「施工事例」が28.4%、「担当者の対応」が27.5%、「価格」が20.6%、「口コミ・評判」が12.7%、「その他」が8.8%となっている。右下には「株式会社フルリノ! リノベーション満足度調査(2025年3月度)」と記載されている。フルリノ!の調査結果画像。

また、リノベーション会社を選ぶ決め手としては、「施工事例」(28.4%)と「担当者の対応」(27.5%)がポイントになったという結果でした。

この結果から、リノベーション会社を選ぶ際には、まずはWeb上で広く情報を集め、気になる会社の施工実績や担当者の対応を丁寧に確認することが大切だということがわかります。

つまり、会社の実績や雰囲気を事前に比較し、信頼できる担当者と出会えるかどうかを基準に選ぶことが、後悔しないリノベーションにつながるでしょう。

リノベーションで後悔しないためのチェックポイント

「どのような情報がもっと欲しかったですか?」への回答を示す円グラフ。割合が多い順に、「費用感」が25.5%、「施工会社の比較情報」が24.5%、「施工事例」が23.5%、「住宅ローンや補助金」が20.6%、「その他」が5.9%となっている。右下には「株式会社フルリノ! リノベーション満足度調査(2025年3月度)」と記載されている。フルリノ!の調査結果画像。

費用面や業者選びの失敗から、後悔する人が多いことがアンケートでわかりました。

この結果から、成功するリノベーションには、計画段階でのチェックの徹底が重要であるということがわかります。

つまり、「本当に必要な工事内容か?」「将来の生活スタイルに合っているか?」「予算の中で優先順位が明確か?」といった視点で事前に確認することが重要だということが考えられます。

不安があれば専門家の意見を仰ぎながら、納得できるまで計画を練りましょう。

もっとお金をかければよかったと思うこと

アンケートでは、リノベーション後に「もっとお金をかければよかったと思うこと」について、以下のような意見が多くあげられました。

  • もう少し上質な材料を求めても良かった
  • もう少しいろんなデザインのパーンを検討すれば良かった
  • もっと広く、使いやすい収納を作ればよかった

この結果から、機能性やデザイン面で「妥協した部分に不満が残る」傾向があることがわかります。

つまり、予算内におさめるために節約した結果、日常的に目にする・使う場所に満足できなかったということが考えられます。

後悔しないためには、素材の質や収納計画など、生活の質に直結する部分には適切にお金をかけるべきでしょう。

もっと節約すればよかったこと

一方で、「もっと節約すればよかったこと」と感じた具体例として、以下のような声が挙げられています。

  • 人目につかない場所もデザインにこだわったので、今思うとその場所はデザイン性より節約をすれば良かった
  • 床材にこだわりすぎてコストがかかったが、そこまで高価なものにしなくてもよかったかもしれない

この結果から、こだわりが強すぎると予算配分が偏り、結果的に「費用に見合わなかった」と感じるケースがあることがわかります。

つまり、すべてに完璧を求めるのではなく、優先順位をつけて「抑えるべきところは抑える」意識が、賢いリノベーションにつながるということが考えられます。

フルリノ!では、リノベーションを依頼する前にオンラインでご相談いただけます。

今なら無料の個別相談を実施中!

会員登録不要でリノベーションのプロに直接相談できるので、「まずは費用について聞いてみたい」という方にもおすすめです。

リノベーション会社に相談する前のファーストステップとして、ぜひお気軽にお申し込みください。

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【一戸建て】予算1000万円でできるリノベーションの事例

ここからは、予算1000万円でできる一戸建てのリノベーションの事例を2つご紹介します。

  • 事例①築40年戸建て|和室とキッチンをつなげた14畳LDK改修
  • 事例②築26年戸建て|2階まるごと改修、水回り新設で2世帯化

一戸建てのリノベーションを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

事例①築40年戸建て|和室とキッチンをつなげた14畳LDK改修

白い対面キッチンと無垢材のフローリングで構成されたLDK。背面の和室には既存の欄間と障子を再利用して配置し、現代的な設備と伝統的な意匠を融合させている。家事動線と家族の交流に配慮した、築40年の戸建てリノベーションの内観
フルリノ!事例より引用

使いづらいと感じていた和室とキッチンをつなげ、14畳の広々としたLDKへリノベーションした事例です。

長年使用し思い入れのある障子や欄間を活かし、洋室でありながら部屋に和のアクセントが取り入れられています。

家事動線の短縮のため、キッチンを壁付けから対面へと変更。

キッチンから目が届く先に学習机が設けられ、家事をしながら子どもを見守りやすい空間に仕上がっています。

>この事例を詳しく見る

この事例を担当したのは、アイエスホーム石山工業所です。事例のような一戸建てのリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にアイエスホーム石山工業所へご相談ください!

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事例②築26年戸建て|2階まるごと改修、水回り新設で2世帯化

白で統一されたペニンシュラキッチンのすぐ横に、大きな窓から自然光が入る明るいランドリールームを配置。水回りを集約して家事動線を短縮した、シンプルナチュラルな2世帯住宅リノベーションの内観。
フルリノ!事例より引用

こちらの事例では、家事効率を重視し水回りをまとめまるリノベーションをおこないました。

キッチン裏に自然光が差す明るい洗面所を、同じ空間には広々としたランドリールームを設けています。

譲り受けた家を2世帯住宅にするため、2階部分をフルリノベーション。

シャワールームとトイレのみだったため、キッチンや洗面台、ランドリールーム、ユニットバスなどが新設され、快適な空間へと仕上げられました。

>この事例を詳しく見る

この事例を担当したのは、an cube(アン キューブ)です。事例のような一戸建てのリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にan cubeへご相談ください!

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【マンション】予算1000万円でできるリノベーションの事例

戸建てに比べるとマンションは施工面積が狭い分、限られた予算内でもできるリノベーションは多いです。

予算1000万円でできるマンションのリノベーションの事例を2つご紹介します。

  • 事例③築40年マンション|白×グレーで統一したフルリノベーション
  • 事例④築27年70平米マンション|既存設備を活かした内装一新

マンションのリノベーションを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

事例③築40年マンション|白×グレーで統一したフルリノベーション

リフレネクスト横浜の事例。白とグレーで統一されたシンプルで上品なLDK。壁付けの白いキッチンとグレーのクロスが調和し、間仕切りを撤去して開放感を創出。幅広い層に向けデザインされた、築40年マンションのフルリノベーション内観
フルリノ!事例より引用

「新しい住まい手を迎えられるように」と不動産会社からの依頼により、築40年のマンションの一室をフルリノベーションした事例です。

畳やカーペット敷きだった床は、戸内全体をライトグレーの木目柄フローリングで統一。

壁や天井も「白×グレー」を基調とすることにより、清潔感があり上品な印象を与えます。

キッチンや洗面所のほか、建具はすべて白で統一されており、多くの方が受け入れやすいよう、シンプルで広々とした空間へと仕上げられました。

>この事例を詳しく見る

この事例を担当したのは、リフレネクスト横浜です。事例のようなマンションのリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にリフレネクスト横浜へご相談ください!

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事例④築27年70平米マンション|既存設備を活かした内装一新

fujitacaリノベーションの事例。チーク材のフローリングと木目の対面キッチンが温かみを与えるLDK。背面には白いタイルとオープンシェルフを配置し、左手のブルーグレーのドアがアクセント。既存設備を活かしデザインを一新したマンションリノベ内観。
フルリノ!事例より引用

リノベ済みのマンションの一室を、より自分好みのデザインへとリノベーションした事例です。

ダークブラウンの床を明るいチーク材のフローリングへと改修。グレーのクロスを白のクロスへと貼り替え、要所にリブパネルを設置し、モダンでシックだった内装から、明るい空間へと変更しています。

物件の状態がよかったため、既存の設備を活かし、下地を残しながらリノベーションをおこなうことで、70平米台の広さがあるマンションでも1,000万円の予算でのリノベーションを実現できました。

>この事例を詳しく見る

この事例を担当したのは、fujitacaリノベーションです。事例のようなマンションのリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にfujitacaリノベーションへご相談ください!

<<cta-builder-consultation-6>>

<<cta-info-01>>

予算1000万円でリノベーションするための4つのポイント

予算1000万円でリノベーションする前に押さえておきたい5つのポイント

リノベーション成功をさせるために大事なのは「入念な事前計画」です。

予算1000万円規模の工事では、以下4つのポイントを押さえましょう。

  • 建材や設備のグレードを調整する
  • 補助金や助成金を活用する
  • 複数の業者からの相見積もりを取得する
  • 住宅ローン・リフォームローンを活用する

それぞれのポイントを詳しく解説します。

建材や設備のグレードを調整する

建材や設備のグレードを調整する

建材や設備のグレード選択で、総工費が最大30%変動します。特に、見せる部分と隠れる部分でグレードを使い分けると予算を効果的に配分できるでしょう。

たとえば、リビングや玄関など、目に付きやすい場所には上質な素材を使用し、収納内部や天井裏などは標準的な材料を選ぶと、見た目の質感を保ちながら予算を抑制できます。

床材や壁材の選定では、耐久性と価格のバランスを考慮し、使用頻度に応じた使い分けが効果的です。

水回り設備は、実際の使用頻度を考慮して選択すると、不要な出費を抑えられます。

また、見積書の確認も重要です。材料費と施工費の内訳を詳細に確認し、過剰な仕様や不要なオプションを見直すと、コスト削減につなげられます。

補助金や助成金を活用する

2026年の柱は、窓や給湯器の改修も対象になる「住宅省エネ2026キャンペーン」です。

年度ごとに要件や予算枠が変わり、予算上限に達し次第受付が終了するため、最新の公募状況を確認したうえで計画に織り込みましょう。

住宅省エネキャンペーン2026

国交省・環境省・経産省の3省連携による大型補助事業。

「先進的窓リノベ事業(高断熱窓への改修)」や「みらいエコ住宅2026事業」などがこれに含まれます。

窓や水回りを含む幅広いリノベーションが対象となります。

▽詳細はこちら

https://jutaku-shoene2026.mlit.go.jp/

クールネット東京・各種補助金制度

東京都によるサイトで、戸建て・マンション問わず、各種補助金制度を検索することが可能。

▽詳細はこちら

https://www.tokyo-co2down.jp/subsidy

特に、お住まいの都道府県・市区町村によって条件が異なるため、リノベ会社を選ぶ際には補助金の取り扱いがあるかどうか、確認を行うことが大切です。

利用できる補助金があれば、積極的に活用しましょう。

地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト

補助金の種類や金額、申請の流れは、以下の記事で詳しく解説しています。

https://furureno.jp/magazine/renovation-subsidy-guide

複数の業者からの相見積もりを取得する

相見積もりの目的は値切ることではなく、「提示された金額が相場として妥当か」を確かめることと、各社の提案力を見比べることにあります。

2〜3社から見積もりを取得し、工事ごとの費用相場とも照らし合わせることで、極端に高い・安い金額に気づけます。

金額に差がある場合は、その理由を確認しましょう。工事範囲や下地処理の想定、使用する建材のグレードなど、見積もりの前提がどこで異なるのかを説明できる会社は信頼できます。

あわせて見たいのが提案力です。同じ予算1,000万円でも、要望の優先順位づけや、コストを抑えながら理想に近づける工夫は会社ごとに異なります。金額の安さだけで選ばず、予算内でどこまで叶えようとしてくれるかを基準にしましょう。

住宅ローン・リフォームローンを活用する

大きな費用が必要となるリノベーションを行う際には、リフォームローンの利用を検討する方も多いでしょう。

金融機関にもよりますが、物件を購入しリノベーションを行う場合や、100万円を超えるリノベーションを行う場合は、住宅ローンが利用できる場合もあります。

ローンの利用を検討される方のために、以下の2つのポイントを深掘りいたします。

  • リフォームローンの選び方
  • ローンは施工会社が手伝ってくれる場合がある

それぞれ詳しく解説します。

リフォームローンの選び方

リフォームローンには、「無担保型」と「有担保型」があります。無担保型のほうが金利は高くなりますが、審査が通りやすい傾向です。

一般的にリフォームローンの融資金額の上限は1,500万円程度のため、予算1000万円のリノベーションであれば安心して活用できるでしょう。

また、住宅ローンの返済が残っている場合には、住宅ローンにリノベーション費用を組み込める一体型ローンに借り換えるのも一つの方法です。

借り換えによって金利が安くなる可能性があるため、その分リノベーション費用にあてられます。

https://furureno.jp/magazine/renovation-mortgage-deduction

ローンは施工会社が手伝ってくれる場合がある

施工業者によっては、提携ローンの紹介や手配、資金計画のサポート、補助金の申請代行などをサービスとして手伝ってくれる場合があります。

ローンを探したり手配する手間を省けて手続きも安心してできるため、費用の工面の仕方など、問い合わせの際に遠慮なく相談するのがおすすめです。

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予算1000万円でできるリノベーションの依頼先を選ぶなら「フルリノ!」がおすすめ

予算1000万円でできるリノベーションの依頼先を選ぶなら「フルリノ!」がおすすめ

予算1000万円でできるリノベーションの範囲は以下の通りです。

【一戸建て・マンション共通】

  • 戸建て・築30年前後:内装のフルリノベーション
  • 戸建て・築40年前後:内装と、配管・断熱の更新
  • 戸建て・築50年前後:耐震補強と水回り、内装の一部
  • マンション・50㎡前後:間取り変更を含むフルリノベーション
  • マンション・70㎡前後:既存設備を活かした内装の一新

外装を含めた家全体のフルリノベーションは、予算を超えてしまう可能性があります。

しかし、内装か外装に絞ったり、使用する設備や部材のグレードを調整したりすれば、大幅なリノベーションは実現できます。

費用面でリノベーションを実施するか悩んでいる方は、ぜひ「フルリノ!」をご活用ください。今ならWEBでの無料個別相談を実施しています。

会員登録不要でリノベーションのプロに相談できるので、ぜひお気軽にお申し込みください!

<<supervisor-comment-01 name={津田 寛太} position={アズ建設 マネージャー・二級建築士} imgUrl={https://furureno-prd-resources.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/supervisor/tsuda.jpg} text={決められた予算の中でリノベーション内容を考えることはとても難しいこと。

各業者ごとに見積りの計上方法も違えば工事が複合的(例えば壁を1面取っ払えば床の補修も天井の補修も出ます)なこともかなりあるので、単純に「○○をやめれば〇〇円削れるね。」と考えられるわけでもないのです。

ここで重要なのは、しっかりと予算と優先したい事を業者側に共有し、予算内でどこまで出来てそれ以外にコストカットしつつ理想を叶えられる工夫があるのかを一緒に考えてもらう事!

考えに考えて、ヨシ!これなら予算内!と業者に説明しても、そうはならなくて・・・となる事も多いです。

予算に制限があっても相談しながら進めることで、すべてが理想通りとはいかずとも良いゴールを迎えられることでしょう。

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記事を書いた人
開原 崇友(かいはら たかとも)

開原 崇友(かいはら たかとも)

建築系ベンチャーにて、組織づくりや新規事業立ち上げに従事。 また、建築会社やスタートアップ企業の事業戦略・人事コンサルタントとして、さまざまな企業の支援にも。 長きに渡る建築業界での経験から、建築プラットフォームを構想。フルリノ!を立ち上げる。

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