AFTERリノベ後











こだわりポイント
ご夫婦が好きな「北欧アンティーク家具・小物」が似合うように、さまざまな工夫を盛り込んだ中古マンションのフルリノベーション。目指したのは、シンプル過ぎず、賑やか過ぎず、個性の光るインテリアたちがコーディネートの主役となる空間です。 間取りは大きく変更せずに、それでも収納スペースは充実させて。また、梁や天井の低さもうまく隠して、広々と感じながら快適に過ごせる環境を整えました。 フローリングには、自然な艶感と滑らかな肌触りを楽しめるブラックチェリーの突板材を採用。時間が経つほどにその風合いは増し、ご夫婦こだわりのアンティーク家具にもより一層なじんでいきます。天井を板張りで仕上げたLDKの一角は、自然の光に包まれる心地よい空間です。システムキッチンにはリブパネルを施し、北欧のダイナーを思わせるデザインに。またダイニングスペースの横には、たくさんの本やレコードが収まる書庫も用意しました。 ご夫婦が〝好きなもの〟に囲まれて暮らせる、素敵な住まいに仕上がっています。
DATA
- リノベ箇所
- フルリノベーション
- 完成時期
- 2023年04月
- 延床面積
- 62.34平米
- 設計
- fujitacaリノベーション
- 施工面積
- 62.34平米
- 施工
- fujitacaリノベーション
- 間取り
- 2LDK→その他
- 家族構成
- 夫婦、カップル(子供なし)
- 築年数
- 38年
BEFORE

AFTER

リノベの背景
ご結婚を機に、もともとお住まいだったエリアで中古マンションを購入されたお施主様ご夫婦。当社との出会いは、不動産会社からの紹介によるものでした。 おそらくいくつかの工務店を見てまわられたと思うのですが、当社を選んでいただいた一番の理由は〝ご夫婦も当社の阿部も北欧家具が好きだった〟から。最初にお会いした日にはもう、〝新しい住まいで使う家具〟の話題で盛り上がったんです(笑)。 打ち合わせをスタートさせた当初、ご夫婦はヘリンボーンの床やチーク材を使うような凝ったリノベを目指されていました。……ですが、「ご希望のテイストをそのまま実現してしまうと、お手持ちの家具の魅力を損なうのでは?」という懸念から、打ち合わせを重ねた結果〝すでにお持ちの家具や、新たに買い足す家具がなじむ空間〟を目指すことになりました。また、新しい家具や照明器具であったり、その配置であったりもご提案させてもらえたことから、〝暮らし始めてからのギャップ〟も一切感じることなく過ごせているそうです。 それぞれで異なる趣味を持ちつつも、住まいに関する感性はぴったりなご夫婦。今回の住まいづくりは、お二人そろって楽しんでいただけたと思います。