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「マイホームの老朽化が気になるけれど、予算は300万円が限界」
「水回りも内装もきれいにしたいけれど、300万で足りるの?」
結論から言うと、費用300万円あれば「住まいの印象をガラリと変える部分リノベーション」は十分にできます。
しかし、1,000万円以上かかる「フルリノベーション(スケルトン工事)」とは違い、家中のすべてを新品にすることはできません。
300万円のリノベーションを成功させる鍵は、あれもこれもと手を広げず、「広く浅く直す」か「一箇所を徹底的に直す」か、戦略を決めることです。
本記事では、300万円で実現できる「3つのプラン」と、それを実践した「施工事例」、そして2026年度(令和8年度)の補助金情報を活用した「コストダウンの裏技」まで解説します。
限られた予算で最大限の理想を叶えたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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【結論】リノベーションは費用300万円でできる

費用300万円は、家全体を新築同様にするフルリノベーションには足りませんが、水回りやLDKなど生活の質に直結するエリアを改善する「部分リノベーション」には十分な金額です。
具体的には、家全体を平均点にするのではなく、家族が長く過ごすリビングや、劣化が目立つ水回り設備など、優先順位の高い場所に予算を集中投下する「選択と集中」を行います。
限られた予算であっても、この戦略でメリハリをつけることによって、暮らしの快適性と満足度を最大化した「120点のリノベーション」が実現します。
▼マンションのリノベーションについて詳しく知りたい方はこちら https://furureno.jp/magazine/apartment-renovation-cost-3million
費用300万円でできるリノベーション(リフォーム)の施工内容・事例

300万円という限られた予算で満足度の高いリノベーションを実現するには、家の「どこ」を最優先にするか、明確なテーマを決めることが重要です。
「あれもこれも」と欲張ってしまうと、全てのグレードが中途半端になり、結果として満足度が下がってしまいがちです。
そこで、プロが実践している「3つの優先順位のパターン」をご紹介します。
ご自身の悩みや叶えたい暮らしがどれに近いか、イメージしながら読み進めてみてください。
以下の写真はフルリノベーション事例も含まれますが、もし「300万円の予算」で再現するなら、どの部分にお金をかけ、何を削るべきかの視点で解説します。
水回りのリノベーション(リフォーム)

築年数が経過すると、汚れや不具合が目立ちやすいのがお風呂やトイレなどの「水回り(サニタリー)」です。
内装のデザインよりも、まずは「設備の古さを解消したい方」「掃除を楽にしたい方」は、水回り3点(浴室・トイレ・洗面)の交換に予算を集中させましょう。
300万円の予算があれば、単に設備を新品にするだけでなく、「断熱性」「清掃性」「バリアフリー」などの現代の住宅に必須の機能を追加できます。
具体的には、各設備で次のような機能向上が叶います。
工事箇所 | 主な機能向上・メリット |
ユニットバス(浴室) | ①バリアフリー対策 ②ヒートショック対策 ④家事負担の軽減 |
洗面台(洗面所) | ①収納量の増加 ②清掃性・使い勝手の向上 |
トイレ | ①省エネ・節水対策 ②快適性の向上 |
ただし、300万円ですべての設備を最高級にし、さらに内装デザインにもこだわるのは困難です。
そのため、「設備のスペック(機能)」にお金をかけるか、「空間デザイン(内装)」にお金をかけるか、優先順位を決める必要があります。
ここでは、その予算配分の違いがよく分かる2つの対照的な事例をご紹介します。
https://furureno.jp/magazine/water_revo_guide
リノベーション事例①【設備交換】ハイグレードな水回り設備で快適空間に

300万円の戦略:配置は変えず、内装工事も最小限にして「設備」に全振りする
写真はフルリノベーション事例ですが、このグレードの水回り設備を300万円で導入するには、「配管移動(レイアウト変更)をしないこと」が条件です。
見えない基礎工事にお金をかけず、既存の配置のまま交換することだけに徹すれば、TOTOなどの最高級グレードの洗面台を採用することができます。
また、デザインによっては造作洗面台などに振り替えたほうがかえってコストダウンになるケースも。
「壁紙や床は量産品でいいから、毎日使うお風呂とキッチンだけは贅沢したい」機能重視の方に最適なプランです。
この事例を担当したのは、ひかり工務店です。事例のようなリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にひかり工務店へご相談ください!
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リノベーション事例②「【造作洗面】既製品にはないデザインと、スムーズな動線づくり」

300万円の戦略:高価な既製品は使わず、「大工工事」と「タイル」で空間を作る
メーカー既製品の洗面台は機能が増えれば増えるほど、高額になります。300万円で再現するには「設備機器のランクを下げる(または造作する)」のがポイントになります。
洗面台はシンプルな洗面ボウルや板材で安く仕上げ、浮いた予算を「壁を壊す大工手間」や「お気に入りのタイル」に回す。
「機能」よりも「雰囲気」を優先し、大工さんの手仕事で空間を作り変えるアプローチです。
ただし、お手入れのしやすさなどは設計デザインによって異なります。
カウンター面材がお手入れしやすいかどうか、ホース水栓が取り付けられているかなど、清掃性も考慮されたデザインになっているか、打ち合わせを重ねることが大切です。
この事例を担当したのは、パパママハウスです。事例のような洗面所のリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にパパママハウスへご相談ください!
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キッチンのリノベーション(リフォーム)

LDKの主役であるキッチンは、住まいの印象を大きく左右する場所です。
他の内装工事を抑えてでもキッチンに予算を集中させることで、家全体の印象を劇的に変えられます。
「毎日立つ場所だからこそ、一番こだわりたい」 そうお考えなら、迷わず予算の優先順位をキッチンに置きましょう。
独立型なら料理に没頭できる自分だけのコックピットに、対面型ならインテリアの一部として。キッチンが変われば、日々の家事のモチベーションも大きく跳ね上がります。
工事箇所 | 主な機能向上・メリット |
システムキッチンへの交換 | 食洗機(食器洗い乾燥機)の導入、清掃性の高いレンジフードへの交換 お手入れのしやすいシンクへの交換、ディスポーザー導入 など |
収納スペースの増設 | 大容量収納のシステムキッチン導入、カップボードの交換 など |
キッチンの間取り変更 | 壁付キッチンから対面キッチンへの間取り変更 Ⅱ型キッチンへの変更 など |
このように「気分の上がるデザイン」と「家事を楽にする機能」の両方を追求できるのが魅力ですが、すべてを求めると300万円では足りなくなることもあります。
また、以下のポイントは注意しておきましょう。
<<supervisor-comment-01 name={阿部 哲} position={fujitaca リノベーション ・副代表} imgUrl={https://furureno-prd-resources.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/supervisor/image.webp} text={給水給湯管・排水管などの更新状況はしっかりと確認しておきましょう!
予算削減のリノベーションにおいて、給水給湯管・排水管などの配管状況によって予算が大きく前後します。
物件によって異なりますが、特に築30年以上経過しているマンションや戸建てなどでは、配管更新などを視野に入れたリノベーションを検討していく必要があります。
全体の予算をコントロールする際に重要な指標となるため、プロに必ず確認と相談をしておきましょう。
}>>
300万円で希望を叶えるためには、次に紹介する事例のように「何を重視して、何を削るか」の判断が重要になります。
リノベーション事例③「【ハイグレード】眺望を活かすハイグレードキッチンでホテルライクに」

300万円の戦略:内装は一切触らず、キッチン本体だけを最高級にする
「せっかくのタワーマンション、眺望に負けないキッチンにしたい」そんな想いを、設備機器のグレードに予算を集中させることで実現した事例です。
採用したのは、LIXILの最高級シリーズ「リシェル」。焼き物のような質感のセラミックトップや、機能的な収納が特徴ですが、価格も高額です。
300万円以内でこれを実現するポイントは、「キッチン以外の大掛かりな間取り変更をしないこと」です。
94平米のマンションをフルリノベーションすれば1,000万円を超えてしまいます。
ですが、工事範囲を「LDKの主役であるキッチン」に絞り、既存の配管位置を活かすことで、憧れの最高級キッチンとカップボードをセットで導入できます。
「夫婦でコーヒーを飲む時間を豊かにしたい」という一点に投資を集中させた、賢い選択です。
この事例を担当したのは、リフレネクスト横浜です。事例のようなキッチンリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にリフレネクスト横浜へご相談ください!
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リノベーション事例④「【フルオーダー】家具のような曲線デザインキッチンを主役に」

300万円の戦略:LDKの改装は諦め、予算を「一点物のキッチン製作」に集中させる
既製品にはない曲線(アール)を描くオーダーメイドキッチン。これを300万円で実現するには、「キッチン以外の部屋は直さない」潔い決断が必要です。
他の部屋や廊下の内装は既存のままで我慢し、予算のほぼ全てを「世界に一つのキッチン」の製作費に充てる。
「家全体を平均点にする」のではなく、「最高のお気に入りの場所を一つ作る」という考え方です。
この事例を担当したのは、empati(エンパッチ)です。事例のようなキッチンのリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にempatiにご相談ください!
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リビングダイニングのリノベーション(リフォーム)

設備機器はまだ使える、あるいはクリーニングで十分の場合は、内装や収納の充実に予算を回すのも一つの手です。
壁や床の素材変更、収納造作などに特化すれば、300万円で広めのLDKであっても新築以上の質感を手に入れることが可能です。
特に、古い間取りの解消や収納不足の解決は、生活の快適さを大きく向上させます。
工事箇所 | 主な機能向上・メリット |
「和室」を「洋室」に変更 | フローリング仕上げでの使いやすさ向上 リビングスペースの拡張、バリアフリー対策 など |
「押し入れ」を「クローゼット」に変更 | 使いやすい奥行に変更 収納扉をスッキリしたデザインにアレンジ など |
フローリング交換・壁紙交換 | 空間を明るく見せる、アクセントクロスの追加 など |
ライフスタイルの変化に合わせて「部屋の形」そのものを変えられるのが、このプランの強みです。
実際に「間取り変更で使い勝手を向上させた事例」と、「自然素材で居心地を追求した事例」の2つを見てみましょう。
リノベーション事例⑤「【和室リノベ】6畳の和室を解体し、ワークスペース兼収納へ」

300万円の戦略:設備交換は後回し。「間取り変更」と「収納造作」で使い勝手を変える
「水回りはまだ使えるからそのままにする」。そう割り切れば、300万円の予算をすべて「部屋の形を変えること」に使えます。
この事例のように和室を解体してLDKを広げ、さらに壁一面に大型の収納棚やデスクを造り付けることも可能です。
後から家具を買い足す必要がなくなり、部屋のサイズにぴったり合った収納が手に入るため、「とにかくリビングを広く、片付けやすくしたい」という方に最適です。
この事例を担当したのは、an cube(アン キューブ)です。事例のようなリビングのリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にan cubeにご相談ください!
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リノベーション事例⑥「【内装一新】自然素材(漆喰・無垢床)で空気感を変える」

300万円の戦略:キッチンやお風呂は既存のまま。予算をすべて「自然素材」に投資する
無垢の床や漆喰(しっくい)の壁は憧れですが、材料費も施工費も高額です。300万円でこれを実現する方法は、「設備機器の交換を諦めること」です。
キッチンや浴室はクリーニングのみで済ませ、その分の費用をすべてLDKの「床」と「壁」の素材ランクアップに回す。
便利な最新機能はありませんが、空気感や肌触りといった「居心地」が向上します。
この事例を担当したのは、株式会社アイ・シー・ジーです。
事例のようなリビング・ダイニングのリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽に株式会社アイ・シー・ジーにご相談ください!
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外構のリノベーション(リフォーム)

戸建てにお住まいで、「家の寿命を延ばしたい」「敷地をもっと有効活用したい」とお考えなら、内装よりも外回りの工事を優先すべきケースがあります。
雨漏り対策などの必須メンテナンスや、駐車場・庭の整備は、資産価値を守る上でも重要な投資です。
リノベーション事例⑦「【庭リノベ】リビングとフラットに繋がる広々ウッドデッキ」

300万円の戦略:部屋の増築は諦め、予算を「高耐久ウッドデッキ」に回して広さを確保する
リビングを物理的に広げる「増築工事」は、基礎や屋根も作るため300万円では到底足りません。 この事例では「室内は触らず、外に部屋を作る」戦略を取りました。
ポイントは、ホームセンターの安価なキットではなく、プロしか扱えない「ハードウッド(高耐久木材)」と「強固な基礎」に予算を全額投じること 。
室内と同じ高さでフラットにつなげることで、視覚的にリビングが2倍になったような開放感が手に入ります 。
「家の中が狭いけれど、建て替える予算はない」という方のための、賢い拡張プランです 。
この事例を担当したのは、EUGUE RENOVATION(ユーグ リノベーション)です。事例のような外構のリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にEUGUE RENOVATIONにご相談ください!
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「この予算で、ここまで変わるんだ」
そう感じた方へ。
フルリノの【リノベーション事例集】には、他にもさまざまな“理想のカタチ”が詰まっています。
間取りの工夫や費用感、進め方のヒントまで。ぜひご請求ください。
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費用300万円ではできないリノベーション(リフォーム)内容
300万円では、建物の骨組みだけを残してすべてを作り直す「フルリノベーション(スケルトン工事)」や、水回りの位置を大きく動かすような「大幅な間取り変更」は実現できません。
一般的にマンションのフルリノベーションの坪単価50万円以上が相場であり、300万円ではLDK程度の広さしか施工できません。
水回りの移動には床下の配管工事やダクト延長などの高額な付帯工事が必要になるためです。
あらかじめ「できないこと」の境界線を正しく理解し、既存の配置や構造を活かす計画を立てることで、大幅な予算オーバーや計画の破綻を未然に防げます。
フルリノベーション・フルリフォーム(スケルトンリノベーション・リフォーム)
300万円で家全体をリノベーションするのは、物理的に不可能です。
一般的に、フルリノベーションの費用相場は安くても坪単価50万円〜、骨組みからやり直すスケルトン工事ならさらに高額になります。
仮に坪50万円で計算しても、300万円で工事できるのは「わずか6坪(約20㎡)」ほど。これはLDKを改装すれば予算が尽きる計算です。
家全体を新築のようにしたい場合は、予算を上げる必要があります。
フルリノベーションについて、以下の記事で詳しく解説しています。
https://furureno.jp/magazine/full-renovation-guide
大幅な間取り変更
キッチンの場所を部屋の反対側に移動させたり、浴室のサイズを拡張したりするような大規模な変更は、300万円の予算では推奨されません。
水回りの移動には、給排水管の勾配を確保するための床上げ工事や、排気ダクトの延長工事など、目に見えない部分に数十万円単位の費用がかかるからです。
予算オーバーを防ぐためには、水回りの位置は変えずに設備本体のみを交換する方法が賢明です。
費用300万円でできるリノベーション(リフォーム)の費用相場・内訳

リノベーションの総費用には、純粋な工事費だけでなく「諸経費」や「消費税」が含まれるため、実際に使える予算は見積もり額の7〜8割程度になることを理解しておく必要があります。
材料費と施工費に加え、現場管理費や設計費などの諸経費が10〜15%程度加算され、さらに消費税がかかるため、300万円の予算では実質的な工事費は200万〜240万円程度となります。
(これらの数値はあくまで参考となります。会社によって異なる場合があります。)
「隠れたコスト」や予備費の必要性を初期段階で計算に入れておくことで、資金不足による工事内容のグレードダウンを防ぎ、余裕を持った計画が可能になります。
費用300万円で検討できるリノベーションの費用相場(目安)は以下の通りです。
工事箇所 | 施工内容 | 費用相場(目安) | 備考 |
水回り | 浴室交換(1坪サイズ) | 50~150万円 | 換気暖房機付 |
洗面台交換 | 20〜50万円 | 収納付き・内装込 | |
トイレ交換 | 15〜40万円 | タンクレス・内装込 | |
キッチン | キッチン交換 | 70〜200万円 | 壁付け |
対面型やアイランド型キッチンへの変更(配管移設) | 200〜250万円 | 間取り変更含む | |
LED照明や換気扇の追加 | 10〜20万円 | ||
リビング | 和室の洋室化(床材・壁紙の変更、押入れをクローゼット化) | 30〜50万円 | 8畳基準 |
フローリング張り替え | 30〜60万円 | 一般材使用 | |
壁紙・天井クロス張り替え | 40万~80万円 | 一般材使用 | |
外構 | 門扉・フェンス交換 | 50〜100万円 | 一般住宅用 |
ガレージ・ウッドデッキ | 80〜150万円 | 標準仕様 | |
アプローチ・植栽追加 | 30〜50万円 | 照明工事込 |
予備費を残すために、例えば「200万円は自己資金、残りの100万円はリフォームローン」を利用するのも一つの手です。
金利はかかりますが、月々数千円〜1万円程度の返済で、諦めかけていたグレードアップや追加工事が可能になる場合があります。
費用300万円でリノベーションした人の本音は?後悔ポイントをアンケートから紹介
リノベーション経験者のアンケートから分かる後悔しないための鉄則は、余裕を持った資金計画を立てることと、優先順位を決めて中途半端な妥協を避けることです。
実際の結果として、想定以上の費用がかかったことへの後悔や、コストを抑えるために毎日使う設備のグレードを下げすぎてしまい、使い勝手に不満を感じているケースが多く見られます。
先人の失敗例から学び、自分なりの「譲れないポイント」を確立しておくことで、限られた予算の中でも納得感のある、後悔のないリノベーションが実現します。
リノベーションで後悔した点1位は「想定よりも費用がかかったこと」

フルリノ!の調査によると、全体の16.7%の人が「想定よりも費用がかかった」ことを後悔点として挙げています。
リノベーションでは、解体してみて初めてわかる建物の腐食や、工事中の仕様変更によって追加費用が発生することが珍しくありません。
見積もり金額が予算ギリギリだと、こうした不測の事態に対応できなくなります。
300万円のリノベーションを計画する場合でも、実際には350万〜400万円程度の資金(予備費)を用意しておくことが、精神的な余裕と満足度の高い仕上がりにつながります。
費用300万円でリノベーションした人の後悔ポイント
300万円の予算でリノベーションを行った人からは、以下の後悔の声が寄せられています。
- もう少し丈夫で長持ちする素材を選べばよかった
- 給湯器をエコキュートにすれば良かったかも
- 洗面所の収納が少ないので、棚を設置すればよかった
この結果から、コストを抑えるために素材や設備のグレードを下げたことで、満足度が下がってしまった人が一定数いるということがわかります。
つまり、限られた予算内でも「何を優先し、どこを妥協するか」の整理が不十分だと、完成後に後悔する可能性が高いということが考えられます。
理想を詰め込みすぎず、暮らしに直結するポイントに的を絞ることが成功の鍵です。
リノベーション会社の選び方
限られた300万円の予算を活かせるかは「会社選び」で決まります。先輩たちのアンケート結果から、失敗しない選び方を見てみましょう。
情報の集め方:半数が「ネット検索」を活用

情報収集の手段は「インターネット検索」が48%と最多で、「知人の紹介(20.6%)」の2倍以上でした。
300万円の予算は大手では小規模案件扱いされがちです。ネット検索で、地域密着店や得意分野が合う会社を能動的に探すことが成功の第一歩です。
決め手は「価格」よりも「事例」と「担当者」

会社選びの決め手は「施工事例(28.4%)」と「担当者の対応(27.5%)」がトップで、「価格(20.6%)」を上回りました。
予算内で理想を叶えるには、安さだけでなく「代替案を出せる提案力」が不可欠です。サイトで同規模の事例を確認し、親身に相談に乗ってくれる担当者を選びましょう。
会社の実績や雰囲気を事前に比較し、信頼できる担当者と出会えるかどうかを基準に選ぶことが、後悔しないリノベーションにつながるでしょう。
https://furureno.jp/magazine/how-to-choose-a-renovation-contractor
リノベーションで後悔しないためのチェックポイント

リノベーションを終えた後に「もっとこうすればよかった」と後悔しないためには、先輩たちの失敗から学ぶのが一番の近道です。
「もっと欲しかった情報」をアンケート調査すると、「費用感(25.5%)」や「施工会社の比較情報(24.5%)」といった、予算と計画に関する情報不足を挙げた人が半数を占めました。
多くの人が「予算配分の正解がわからないまま工事を進めてしまった」としており、情報不足が影響している様子がうかがえます。限られた300万円をどこに使い、どこを削るべきか。
成功の鍵は、以下の「先輩たちのリアルな声」にあります。
「もっとお金をかければよかった」と思うこと
機能性やデザイン面で妥協しすぎると、後から不満が残りやすい傾向があります。特に以下の3点は、生活の質に直結するため、安易なコストカットは禁物です。
- もう少し上質な材料を求めても良かった
- もう少しいろんなデザインのパターンを検討すれば良かった
- もっと広く、使いやすい収納を作ればよかった
毎日触れる素材や、片付けやすさを左右する収納は、ケチるとストレスの原因になります。「予算内におさめる」ことだけに囚われず、長く使う場所には適切に投資すべきでしょう。
「もっと節約すればよかった」と思うこと
一方で、こだわりが強すぎて予算配分が偏り、「費用に見合わなかった」と感じるケースもあります。
- 人目につかない部分までデザインを優先した結果、必要以上に費用がかかってしまった。振り返ると、その場所はもっと節約しても良かったと感じている。
- 床材にこだわりすぎてコストがかかったが、そこまで高価なものにしなくてもよかったかもしれない
寝室やクローゼットの中など、来客の目に触れない場所まで最高級にする必要はありません。
すべてに100点を求めるのではなく、「リビングは豪華に、寝室はシンプルに」といったメリハリ(優先順位)をつける意識こそが、賢い300万円リノベーションの極意です。
フルリノ!では、リノベーションを依頼する前にオンラインでご相談いただけます。
会員登録不要でリノベーションのプロに直接相談できるので、「まずは費用について聞いてみたい」という方にもおすすめです。
リノベーション会社に相談する前のファーストステップとして、ぜひお気軽にお申し込みください。
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リノベーション(リフォーム)費用を300万円の予算内に抑える5つのポイント

予算オーバーを防ぎ、300万円で理想のリノベーションを実現するためには、工事内容の優先順位付けやグレードの見直しに加え、最新の補助金活用が重要です。
具体的には、キッチンの素材変更や既存レイアウトの維持による減額調整、さらに2026年度の「みらいエコ住宅事業」や「先進的窓リノベ事業」などの国の支援制度を組み合わせます。
これらのポイントを計画段階から意識すれば、手出しの費用を抑えながらも、住まいの性能やデザイン性を犠牲にしない賢い家づくりが可能になります。
1.工事内容の優先順位をつける
工事内容の優先順位を付けると、計画的なリノベーションが可能となり、必要な工事費用の削減につなげられます。
すべてを新品にするのではなく、優先度の低い箇所を「交換」から「補修(部分交換)」に切り替えることで、本当にこだわりたい場所に予算を回せるようになるからです。
例えば、下記のリノベーション事例の場合、高額になりがちなシステムキッチン本体を「再利用」し、水栓や換気扇だけのパーツ交換に留める判断をしました。
その結果、浮いた予算でユニットバスや洗面台、トイレまで一式交換することを実現しています。
【300万円でできるリノベーションの組み合わせ例】
工事内容 | 費用目安 |
① ユニットバス工事 | 150万円 |
② 洗面台交換 | 40万円 |
③ キッチン水栓交換 | 15万円 |
④ キッチン換気扇・レンジフード交換 | 30万円 |
⑤ トイレ交換 | 30万円 |
⑥ 一部壁紙の貼り替え | 35万円 |
合計 | 300万円 |
※上記の金額は概算です。実際のリノベーションでは、解体後に判明する腐食や劣化への対応(追加工事)が必要になるケースがあります。
予算の10〜15%程度(30〜50万円)は「予備費」として手元に残しておくことをおすすめします。
2.設備や素材のグレードを見直す
見積もりが予算を超えた場合、設備や素材のグレードを調整すれば数十万円単位の減額が可能です。
例えば、下記のようなキッチンのグレード見直しを行うことで、それぞれ10万円以上の値下げが期待されます。
キッチン天板 | 人造大理石のワークトップ(天板)を選択する |
レンジフード | 多機能型ではなくシンプルな仕様にする |
食洗機 | 海外製ではなく国内製のリーズナブルなモデルにする |
もちろん、選ばれた仕様によって大きく異なりますので、リノベ会社や、各メーカーのショールームと相談しながらうまく選んでいくことが大切です。
また、内装材においても、同様です。
無垢フローリングではなく、メンテナンス性の高い複合フローリングを選択したり、造作家具ではなく後付けの家具で調整するなど、コストカットを図る方法は多く存在します。
3.レイアウト変更を最小限にする
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大規模なレイアウト変更を避ければ、リノベーション費用の削減に繋げることが可能です。
キッチンや浴室などの水回り設備の場合、配管の位置を変更するとなると、予算300万円以内に収まらない可能性があります。
例えば、給排水管の移設や新規配管が必要な場合、1か所あたり30万円以上の費用が発生します。費用を抑えるためにも、既存の配管位置を活かした配置にしましょう。
4.補助金や助成金を活用する
補助金を活用すると、リノベーションの費用を軽減できます。
特に、省エネ改修や耐震工事、バリアフリー対応のリフォームは、自治体や国からの補助金対象になりやすいです
2026年度(令和8年度)も継続される国の住宅省エネキャンペーンをフル活用すれば、実質的な予算を増やすことができます。以下は代表的な補助金一覧です。
先進的窓リノベ2026事業 | 環境省等による、省エネ基準を満たした内窓や玄関ドア交換等を実施することで、一定の条件を満たした場合に補助金が交付される制度。 ▽詳細はこちら https://www.env.go.jp/earth/earth/ondanka/building_insulation/window_00004.html |
みらいエコ住宅2026事業 | 国土交通省等による、省エネ機能を有する住宅設備(レンジフード・水栓など)を組み合わせ、一定の条件を満たすと補助金が交付される制度。 ▽詳細はこちら |
クールネット東京・各種補助金制度 | 東京都によるサイトで、戸建て・マンション問わず、各種補助金制度を検索することが可能。 ▽詳細はこちら |
リノベーションで使える補助金について、以下の記事で詳しく解説してます。
https://furureno.jp/magazine/renovation-subsidy-guide
5.リフォームパックを検討する
「水回り4点パック」などの定額制商品は、個別に機器を選ぶよりも割安に設定されていることが多く、機能改善を最優先したい方には最適です。
ただし、選べる機器や色が限定される場合があるため、こだわりたいポイントが含まれているか事前の確認が必要です。
デザインやサイズに特殊な要望がない場合は、コストパフォーマンスの良い選択肢となります。
費用300万円のリノベーションで後悔しないための対策
300万円という予算は、フルリノベーションには足りないため、工事範囲を厳選する「工夫」が求められます。
予算に余裕がないからこそ、ひとつの判断ミスや追加費用が命取りになります。失敗を防ぐために、以下の視点で手続きを進めましょう。
複数の業者から見積もりを取る
2〜3社に相談し、「300万円という予算で、各社がどのようなプランを描くか」を見比べましょう。
ただし、相見積もりの目的は、価格競争をさせることではありません。
「提案の引き出し」を増やすことが目的です。
同じ300万円でも、「キッチンを豪華にするプラン」を出す会社もあれば、「LDK全体の内装バランスを整えるプラン」を提案する会社もあります。
複数社のアイデアを比較検討することで、自分たちの要望を深く理解し、理想的な予算配分で叶えてくれるパートナーを見つけることができます。
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契約内容を確認する
契約書に判を押す前に、「追加工事に関する取り決め」と「工事範囲の明記」の2点をチェックしてください。
300万円のリノベーションは、解体してみないと分からない部分(壁裏の腐食など)の補修費が含まれていないケースが多く、工事中に追加請求が来るとすぐに予算オーバーになります。
「想定外の事態が起きたら費用はどうなるか」「見積もりの『一式』にはどこまで含まれているか」を契約前に書面で確定させておきましょう。
費用300万円でリノベーションできる施工会社は「フルリノ!」で探そう
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300万円のリノベーションは、工夫次第で暮らしの質を大きく変えることができます。
大切なのは、自分たちの叶えたい暮らしに優先順位をつけ、それに合った提案をしてくれるパートナーを見つけることです。
「フルリノ!」では、300万円の予算で豊富な実績を持つ施工会社や、デザイン性の高いリノベーションを得意とする工務店を多数紹介しています。
事例を見ながら、あなたの理想を実現してくれる会社を探してみてください。
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