自由で、整った毎日を。

『家は気分』と話すお施主さま。そんな想いをヒアリングでお聞きして、テーマは『ＬＩＫＥ　A　ＨＯＴＥＬ』に。空間のデコレーションは避け、その先にあるデザインアイテムたちを活かすために考えた間取り。仕事をして、読書をして、スポーツ観戦をする。好きなものに包まれて非日常な生活を過ごすための上質な空間に仕上げました。

MONO HOUSE

コンクリート部分は解体しないリノベーションで計画しましたが、天井を抜いて玄関位置も変更するなど、間取りは全面的に見直し、枠だけを残してすべてやり替えるフルリノベーションとして進めました。 ３階には大きな窓を設置するとともに、廊下は格子状にしてガラスを施工し、窓越しに家の中へと注ぐ光が下の階へと降りてくるように計画し、明るさを最大限に取り込みました。

ZOE HOUSE

広く、明るく、開放的なマンションに。 「自分たちの暮らしに合った快適な住まいにしたい」というお客様の想いを叶えるため、大幅な間取り変更を行った、マンションリノベーションの事例です。 弊社の設計士 原田に間取りやデザインを一任いただいた今回のリノベーション。3人のお子さんを育てる専業主婦の奥様の負担を少しでも軽くするため、さまざまな提案を行いました。 キッチンの回遊動線を確保することで、家事にかかる移動距離を短縮。ガス乾燥機の設置と室内干しスペースをご提案し、洗濯にかかる時間と手間を減らせるように設計。また、間取りの変更に伴って収納を拡張し、まとめ買いをしても困らない収納スペースの量と広さを確保しました。 しかし、家事や育児の効率だけを求めていては、ご夫婦にとって最高の住まいだとは言えません。そのため、リラックスできる空間にもこだわって設計を進めました。 お酒が好きというお二人にあわせて、夜はゆっくり晩酌ができるよう、キッチンの傍にカウンターを設け、ホームバーのような場所をつくっています。照明は明るすぎず落ちついたものを選定。ご希望にあった真鍮照明を印象的に取り入れ、長く愛せる空間になるように。空間を彩る壁や床にはオークの無垢材やラワン材を使い、住まいの雰囲気を素朴で上品なもので統一し、「飽きがこず、でも落ち着いて暮らせる」そんな空間へと。 開放的かつ機能的な住まいを実現しました。

縁 -enishi-

玄関入ってすぐ、インパクトがある「縁側」。 全体的に家が小さいため、土間部分と縁側部分もリビングとしても使用できるようにしており、 元々掃き出し窓だったところをH1300の高さのFIX窓にしています。 この高さ設定は、ソファに座った時に植栽が見える高さ且つ、 立った時の目線は外部と遮断する高さとしており、 プライバシーを確保しつつ緑を感じれるように。 縁側部分の建具はひかり工務店では珍しい障子を採用。 「太鼓張り」にすることで吹き抜けからの自然光が障子を貫通して格子の影を作り意匠性を高めつつ、この後に出てくるパッシブデザインの手助けもしています。 ﾊﾟｯｼﾌﾞﾃﾞｻﾞｲﾝを考慮した計画。 ・1Fリビングのため吹き抜けを設けてLDKに太陽光を。 ・「エリア断熱」を行い断熱性能をアップ。 ・土間部分のモルタル(蓄熱体)に太陽光の熱を吸収させて貯めさせる。 障子を閉めきることで縁側が蓄熱エリアとなり、熱がこもる (太鼓張りにして間に空気層を設けているので断熱性のが高いのでリビングに熱がいかないように。) 階段下のスタディスペースは開口を斜めにしデザイン性と籠り感を演出。 さらに斜め開口の先が下がり天井の端と繋げており、 下がり天井も斜めに切っている。 無駄な線を無くしてモダンな印象へ。

経年変化を楽しむ家

「経年変化を楽しむ家」とある通り、お家の中の素材には木材をふんだんに採用。観葉植物ともマッチした、自然と共に暮らす空間に仕上げました。薪ストーブを設置したり、無垢の木の床材を使用したり、木製のオーダー建具を造り付け、断熱性能にもこだわりました。

素材の表情を楽しむ家

内装についてももちろん重視しましたが、それ以上にこだわったのが住宅設備です。 キッチンは、クリナップの最高ラインで、浴室も、TOTOの最高ライン 水まわりの住宅設備については最もハイグレードなものを採用しました。 最もハイグレードなものを選ぶメリットとして、例えば浴室だと、アプリをつかって 自動お湯張り機能の遠隔操作が可能なんです。 帰宅時にアプリで操作し、帰宅後すぐに沸きたての暖かいお風呂に入ることができるので、とても便利です。そんな風に、暮らしをアップデートできる便利な住宅設備の採用にこだわることができました。 間取りへのこだわりは、個室の広さを最小限にしたこと。 その分、水まわりや収納、LDKなどの共有空間をできるだけ広く設けるようにしました。 個室よりも洗面所や脱衣室、浴室、トイレ、LDKといった家族みんなが使う場所を ゆったりと設計することで、快適に過ごせるようにしています。

THE CAVE

天井の低いお家でしたが、天井の低さをお家の良さと捉え、洞窟のようなイメージのお家へ。 照明のスイッチ等も洞窟感が薄れてしまうので、 全体的にスイッチを無くし、照明のオンオフは音声操作へ。