「費用300万円でどこまでリノベーションできる?」
「マイホームの老朽化が気になるけれど、予算は限られている」
「水回りの設備更新やキッチンの改修など、複数箇所の工事が必要」
結論から言うと、住宅の部分的なリノベーションであれば、費用300万円でも十分な改修が可能です。
本記事では、費用300万円でできるリノベーションの具体的な施工内容・事例から費用相場、予算内に抑えるためのポイントなどを詳しく解説します。
費用面でリノベーションを実施するか悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
また、リノベーションを検討している方は、ぜひ「フルリノ!」をご活用ください。今なら無料で個別相談を実施しています。
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【結論】リノベーションは費用300万円でできる
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結論から言うと、費用300万円であれば、水回りの全面改修や内装の一新など、大がかりなリノベーションが実施可能です。
具体的には「浴室・洗面所・トイレの設備交換」や「キッチンのレイアウト変更」まで対応することができます。
また、「リノベーションパック」「定額制リノベーション」などのサービスも続々と登場しています。
これは、予め決められた仕様の住宅設備を入れ替えるサービスで、定額でリノベーションを実現することができます。
こういったサービスを活用することも検討しながら、リノベーションを実現することで、予算に合ったリノベーションを実現することができます。
昨今の住宅設備機器は、メーカーによる研究が重ねられ日々進化しているため、標準グレードの製品でも十分な機能性が期待できます。
関連記事:リノベーションとリフォームの違いをまとめた記事はこちら
費用300万円でできるリノベーション(リフォーム)の施工内容・事例

予算300万円で実現できるリノベーション項目として、以下の4つが挙げられます。
- 水回りリノベーション
- キッチンリノベーション
- リビング改修
- 外構工事
上記の工事内容を、具体的な実例を交えながら解説していきます。
水回りのリノベーション(リフォーム)

水回りのリノベーションは、住宅の快適性を向上させるために重要な工事です。
浴室の場合、段差のないバリアフリー設計のユニットバスへの交換が可能です。温度差による体への負担を軽減する換気暖房乾燥機も、標準設計に組み込めます。
水回りのリノベーションは、住宅の快適性を向上させるために重要な工事です。
例えば、下記のような工事が挙げられます。
ユニットバス(浴室)交換 | バリアフリー対策、浴室暖房乾燥機の導入、高断熱浴槽の導入、ヒートショック対策 など |
洗面台(洗面所)交換 | 収納量の増加、シャワー水栓の導入 など |
トイレ交換 | 温水洗浄便座の導入、節水タイプの導入、清掃性の高い製品の導入 など |
これらの工事を実現することで、より暮らしやすい水回り空間を実現することができます。
物件の築年数や広さによって仕様も異なるため、壁紙や床材の交換も視野に入れながら、リノベーションを検討していきましょう。
https://furureno.jp/magazine/renovation/water_revo_guide
リノベーション事例①「ハイグレードな水回り設備で快適空間に」

個室よりも家族全員が使用する場所に重点を置き、水回りの住宅設備はハイグレードのものを採用した事例です。
浴室は、アプリを使用し自動お湯張り機能の遠隔操作が可能。外出先からお湯をためておけるため、帰宅と同時に入浴できてとても便利とのことです。
また、洗面所や脱衣所などの共有空間を広く設計することにより、子どもが生まれて人数が多いご家族でもスペースに余裕があり、快適に過ごせます。
洗面台の横幅を広くとり、洗い場をはじに寄せているため、手洗いをしている横でドライヤーを使用してもまったくストレスになりません。
この事例を担当したのは、ひかり工務店です。事例のような洗面所や浴室のリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にひかり工務店にご相談ください!
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リノベーション事例②「リビングと洗面所までの仕切りをなくし開放的な雰囲気に」

こちらの事例では、リビング・ダイニングから洗面所までの仕切りをなくし、開放的な空間へとリノベーションしました。
仕切りがないからこそ、床の高さや床材を変え、空間づくりに遊びを取り入れているため、上品ながらもおもしろみのあるセンスが感じられます。
洗面台は、シンプルで使い勝手のよい造作洗面。自然光が入り、明るく広々とした洗面所では、忙しい朝の準備もはかどることまちがいありません。
この事例を担当したのは、パパママハウスです。事例のような洗面所のリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にパパママハウスへご相談ください!
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キッチンのリノベーション(リフォーム)

キッチンの場合、収納力と作業効率を重視したリノベーションを実現することができます。
例えば、下記のような工事を実現することで、性能アップに期待できます。
システムキッチンへの交換 | 食洗機(食器洗い乾燥機)の導入、清掃性の高いレンジフードへの交換、お手入れのしやすいシンクへの交換、ディスポーザー導入 など |
収納スペースの増設 | 大容量収納のシステムキッチン導入、カップボードの交換 など |
キッチンの間取り変更 | 壁付キッチンから対面キッチンへの間取り変更、Ⅱ型キッチンへの変更 など |
システムキッチンを交換する場合、メーカーによっては「カウンターの高さ」や「シンクのサイズ」などを選ぶことが可能です。
自分自身のライフスタイルに合った設計を取り入れることで、さらに快適なキッチン空間を実現できます。
https://furureno.jp/magazine/renovation/renovation-kitchen-tips
リノベーション事例③「白いタイルで手入れがしやすく明るい印象に」

見た目のかっこよさと、使い勝手や手入れのしやすさを兼ね備えたこちらのキッチン。
黒い天板や無骨な無骨なモルタルの壁により「男っぽい印象にしたくない」という奥様の希望から、キッチンの壁面には白いタイルが貼られ、明るい印象に仕上がっています。
タイルはキッチンの床材にも採用。シミが残りやすいフローリングと違って、汚れても手入れしやすいのが魅力です。
シンクとコンロが分かれたII型キッチンにより作業スペースが広く、使いやすい収納を制作し設置されているため、作業効率がアップし家事がとてもラクになったそうです。
この事例を担当したのは、株式会社スクエアです。事例のようなキッチンのリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽に株式会社スクエアへご相談ください!
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リノベーション事例④「築40年のマンションが曲線が特徴的なやわらかい空間に」

こだわりが詰まった特殊なJ型のオーダーメイドキッチンを採用した事例です。
キッチンの角やカウンター、パントリーの間口にアール(曲線)を用い、柔らかい印象の空間に仕上がっています。
北欧テイストのデザインで制作されたおしゃれなキッチンは、まさか築年数40年のマンションとは想像もつかないないでしょう。
お客様とカウンターを囲みながら、楽しく食事ができるキッチンスペースにリノベーションされました。
この事例を担当したのは、empati(エンパッチ)です。事例のようなキッチンのリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にempatiにご相談ください!
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リビングダイニングのリノベーション(リフォーム)

リビングダイニングは、家族の暮らしの中心となる重要な空間です。
リビングダイニングをさらに快適な空間にするための工事として、下記の内容が挙げられます。
「和室」を「洋室」に変更 | フローリング仕上げでの使いやすさ向上、リビングスペースの拡張、バリアフリー対策 など |
「押し入れ」を「クローゼット」に変更 | 使いやすい奥行に変更、収納扉をスッキリしたデザインにアレンジ など |
フローリング交換・壁紙交換 | 空間を明るく見せる、アクセントクロスの追加 など |
リビングダイニングがコンパクトに設計された空間では、どうしても閉塞感があります。
リビングダイニングの雰囲気をリノベーションで一新するだけでも、心地の良い空間が出来上がります。
リノベーション事例⑤「和室をなくし使い勝手のよい空間に」

リビング横の和室をワンちゃんが遊べる多目的スペースへリノベーションした事例です。
リビングの横の和室は、とくに使用することなく空き部屋やものを置くだけのスペースになってしまっている住宅は少なくはありません。
こちらのご家族も、和室が使いづらいと思っていたため、畳をやめてワークデスクと収納棚を造作し、ワンちゃんが走り回れるスペースへと変更しました。
余っていたスペースの活用でき収納がたっぷり増えて、ワンちゃんは常に人の気配を感じながら安心してのびのび遊べるため、住人にもワンちゃんにもうれしい空間となったでしょう。
この事例を担当したのは、an cube(アン キューブ)です。事例のようなリビングのリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にan cubeにご相談ください!
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リノベーション事例⑥「彩光を意識し明るくあたたかみのある雰囲気に」

こちらの事例では、施主様の「とにかく明るい家にしたい」という希望から、採光と風通しを重視してリノベーションされたリビング・ダイニングです。
敷地の南側に隣接する建物が、自然光を遮りながらも、窓からはいった光が室内全体に広がるように、壁や天井は漆喰塗りで真っ白に仕上げ、フローリングにも明るい色の床材を使用しました。
ダイニングの上部にはトップライトを採用。階段とLDKをオープンにつなげたことで、2階から光が入るため、明るさを確保できています。
キッチンを壁付けで設置し、造作の収納棚で仕切りほどよい距離をつくったため、リビング・ダイニングが広々とした空間になりました。
この事例を担当したのは、株式会社 アイ・シー・ジーです。事例のようなリビング・ダイニングのリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽に株式会社 アイ・シー・ジーにご相談ください!
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外構のリノベーション(リフォーム)

外構の改修は、住まいの印象を大きく変える重要な工事です。
門扉やフェンスの交換では、デザイン性と防犯性を兼ね備えた製品を選択できます。また、ガレージ上部にはテラスを設置すると、アウトドアリビングでも活用可能です。
玄関には滑りにくい床材を使用し、LED照明を適切に配置すると夜間の安全性も確保できます。さらに、植栽を効果的に配置すれば、四季の変化を楽しめる空間を作れます。
リノベーション事例⑦「リビングとつながるウッドデッキで開放的なスペースに」

敷地の広さを活かし、外構のリノベーションで庭にウッドデッキを設置した事例です。
ウッドデッキを居住空間の延長ととらえ、リビングとフラットにつなげることで、開放感が得られました。
施主様は、外構のリノベーション後からリビングやウッドデッキから庭を眺める機会ができて、庭づくりへの関心が高まったそうです。
引き渡しの1年後には庭の改修もおこない、植栽もより充実し、日々庭を眺めて癒しの時間を満喫されています。
この事例を担当したのは、EUGUE RENOVATION(ユーグ リノベーション)です。事例のようなリビング・ダイニングのリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にEUGUE RENOVATIONにご相談ください!
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リノベーション事例⑧「減築により広い駐車スペースを確保」

外構のリノベーションで減築をおこなったこちらの事例。車1台分の小さかった駐車スペースが、車2台駐車できる広々としたスペースとなりました。
和室だった部分を減築し、リビングと駐車スペースが隣接するようになったため、室内に光が差し込みやすくなり、リビングがより明るくなったというメリットもあります。
床面積を減らすことで、冷暖房効率がよくなり光熱費の節約に繋がったり、耐震性が向上したりするので、減築は使用していない部屋がある場合におすすめのリノベーションです。
この事例を担当したのは、アルティザン建築工房です。事例のようなリビング・ダイニングのリノベーションを希望している方は、ぜひお気軽にアルティザン建築工房にご相談ください!
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費用300万円でリノベーションした人の本音は?後悔ポイントをアンケートから紹介
実際に費用300万円でリノベーションを行った人は、どんな点で満足し、どこに後悔を感じたのでしょうか?
フルリノ!が独自で行なったアンケート結果をもとに、費用や業者選びに関する「リアルな声」を紹介します。
予算内で納得のいくリノベーションを実現するための参考にしてください。
リノベーションで後悔した点1位は「想定よりも費用がかかったこと」

フルリの!の調査によると、リノベーション経験者が最も後悔している点は「想定よりも費用がかかったこと」(16.7%)でした。
この結果から、リノベーションでは見積もり通りに収まらないケースが多くあるということがわかります。
つまり、追加工事や仕様変更によって費用が膨らむリスクを見越して、余裕を持った資金計画を立てることが重要だということが考えられます。
予算300万円の場合でも、実際には350万〜400万円程度になることを想定しておくと、焦らず対応できるでしょう。
費用300万円でリノベーションした人の後悔ポイント
300万円の予算でリノベーションを行った人からは、以下の後悔の声が寄せられています。
- もう少し丈夫で長持ちする素材を選べばよかった
- 給湯器をエコキュートにすれば良かったかも
- 洗面所の収納が少ないので、棚を設置すればよかった
この結果から、コストを抑えるために素材や設備のグレードを下げたことで、満足度が下がってしまった人が一定数いるということがわかります。
つまり、限られた予算内でも「何を優先し、どこを妥協するか」の整理が不十分だと、完成後に後悔する可能性が高いということが考えられます。
理想を詰め込みすぎず、暮らしに直結するポイントに的を絞ることが成功の鍵です。
リノベーション会社の選び方

リノベーション会社を見つける手段は、「インターネット検索」と回答した人が(48%)ともっとも多く、次いで「知人の紹介」が(20.6%)という結果でした。

また、リノベーション会社を選ぶ決め手としては、「施工事例」(28.4%)と「担当者の対応」(27.5%)がポイントになったという結果でした。
この結果から、リノベーション会社を選ぶ際には、まずはWeb上で広く情報を集め、気になる会社の施工実績や担当者の対応を丁寧に確認することが大切だということがわかります。
つまり、会社の実績や雰囲気を事前に比較し、信頼できる担当者と出会えるかどうかを基準に選ぶことが、後悔しないリノベーションにつながるでしょう。
https://furureno.jp/magazine/renovation/how-to-choose-a-renovation-contractor
リノベーションで後悔しないためのチェックポイント

費用面や業者選びの失敗から、後悔する人が多いことがアンケートでわかりました。
この結果から、成功するリノベーションには、計画段階でのチェックの徹底が重要であるということがわかります。
つまり、「本当に必要な工事内容か?」「将来の生活スタイルに合っているか?」「予算の中で優先順位が明確か?」といった視点で事前に確認することが重要だということが考えられます。
不安があれば専門家の意見を仰ぎながら、納得できるまで計画を練りましょう。
もっとお金をかければよかったと思うこと
アンケートでは、リノベーション後に「もっとお金をかければよかったと思うこと」について、以下のような意見が多くあげられました。
- もう少し上質な材料を求めても良かった
- もう少しいろんなデザインのパーンを検討すれば良かった
- もっと広く、使いやすい収納を作ればよかった
この結果から、機能性やデザイン面で「妥協した部分に不満が残る」傾向があることがわかります。
つまり、予算内におさめるために節約した結果、日常的に目にする・使う場所に満足できなかったということが考えられます。
後悔しないためには、素材の質や収納計画など、生活の質に直結する部分には適切にお金をかけるべきでしょう。
もっと節約すればよかったこと
一方で、「もっと節約すればよかったこと」と感じた具体例として、以下のような声が挙げられています。
- 人目につかない場所もデザインにこだわったので、今思うとその場所はデザイン性より節約をすれば良かった
- 床材にこだわりすぎてコストがかかったが、そこまで高価なものにしなくてもよかったかもしれない
この結果から、こだわりが強すぎると予算配分が偏り、結果的に「費用に見合わなかった」と感じるケースがあることがわかります。
つまり、すべてに完璧を求めるのではなく、優先順位をつけて「抑えるべきところは抑える」意識が、賢いリノベーションにつながるということが考えられます。
フルリノ!では、リノベーションを依頼する前にオンラインでご相談いただけます。
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リノベーション会社に相談する前のファーストステップとして、ぜひお気軽にお申し込みください。
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費用300万円ではできないリノベーション(リフォーム)内容
費用300万円で部分的なリノベーション(リフォーム)は十分可能です。
一方で、費用300万円では実現できないリノベーションもあるため、リノベーションを検討する際に念頭に置いておきましょう。
費用300万円でできないリノベーションの内容は以下の通りです。
- フルリノベーション・フルリフォーム(スケルトンリノベーション・リフォーム)
- 大幅な間取り変更
それぞれ詳しく解説します。
フルリノベーション・フルリフォーム(スケルトンリノベーション・リフォーム)
柱や梁などの、家の骨組みとなる部分のみを残し、それ以外はすべて交換するフルリノベーション・フルリフォームは、費用300万円ではできません。
フルリフォームの費用相場は、1坪あたり20〜60万円のため、家全体だと800万円~2,400万円です。
面積や戸建てかマンションかにもよって金額は異なりますが、家全体のリノベーションとなると予算1,000万円はみておいたほうがよいでしょう。
大幅な間取り変更
費用300万円では、基本的に部屋の大きな間取り変更はできません。
とくに水回り設備の入れ替えや移動の際には、給排水工事や電気配線工事、排気ダクト工事など、多くの工事が必要となり、工事が長期間になりやすいです。
工事期間が長くなると、その分費用がかさみます。
費用300万円以内でリノベーションをおこないたい場合は、水回りや部屋の間取り変更を避け、できる限り既存の間取りのまま設備や内装の改修をするのがおすすめです。
費用300万円でできるリノベーション(リフォーム)の費用相場・内訳
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費用300万円でできるリノベーション(リフォーム)の費用相場・内訳は以下の表にまとめています。
工事箇所 | 施工内容 | 費用相場 | 備考 |
水回り | 浴室:システムバス交換(換気暖房機付) | 100〜150万円 | 1坪サイズ |
洗面所:収納付洗面台・内装 | 20〜40万円 | 床暖房オプション可 | |
トイレ:温水洗浄便座付きタンクレス便器・床や壁のクロス張り替え | 15〜30万円 | 床暖房込み | |
キッチン | システムキッチン交換(既存位置) | 80〜150万円 | 食洗機込み |
対面型やアイランド型キッチンへの変更(配管移設) | 200〜250万円 | 間取り変更含む | |
LED照明や換気扇の追加 | 10〜20万円 | LED照明 | |
リビング | 和室の洋室化(床材・壁紙の変更、押入れをクローゼット化) | 30〜50万円 | 8畳基準 |
仕切り壁の撤去・LDKの一体化 | 15〜30万円 | 構造壁以外 | |
フローリングや壁紙の一新(広さにより変動、10帖あたり) | 20〜40万円 | 一般材使用 | |
外構 | 門扉・フェンス交換 | 50〜100万円 | 一般住宅用 |
ガレージ・ウッドデッキ | 80〜150万円 | 標準仕様 | |
アプローチ・植栽追加 | 30〜50万円 | 照明工事込 |
上記の費用はあくまでも目安で、リノベーションにかかる諸費用は地域や建物の状態で変動します。複数の工事を組み合わせる場合は、リノベーションの優先順位をつけてから、予算配分を検討しましょう。
リノベーション(リフォーム)費用を300万円の予算内に抑える5つのポイント

最後に、リノベーション費用を300万円の予算内に抑えるためのポイントを5つ紹介します。
- 工事内容の優先順位をつける
- 設備や素材のグレードを見直す
- レイアウト変更を最小限にする
- 補助金や助成金を活用する
- リフォームパックを検討する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.工事内容の優先順位をつける
工事内容の優先順位を付けると、計画的なリノベーションが可能となり、必要な工事費用の削減につなげられます。
例えば、下記のリノベーション事例の場合、システムキッチン本体を再利用しパーツ交換に切り替えることで、ユニットバスや洗面台、トイレまで交換することを実現できています。
300万円でできるリノベーションの組み合わせ例 ①ユニットバス工事 150万円 ②洗面台交換 40万円 ③システムキッチン の水栓交換(水栓パーツ 15万円) ④キッチン換気扇・レンジフード交換(30万円) ⑤トイレ交換 30万円 ⑥一部壁紙の貼り替え 35万円 合計:300万円 |
水回りは、配管の老朽化による水漏れや設備の不具合が生活に直結するため、最優先で検討が必要です。
築年数に応じて、給排水管の交換やユニットバスへの改修を先行して実施できれば、リノベーションの二度手間を防げます。
リノベ会社と相談しながら、優先順位をつけることで暮らしやすいリノベーションを実現することができます。
再利用できるものがないか、確認していくことも費用を抑えるポイントに繋がります。
2.設備や素材のグレードを見直す
設備や素材などのグレードを適切に選定できれば、費用に見合った金額に抑えられます。
例えば、下記のようなキッチンのグレード見直しを行うことで、それぞれ10万円以上の値下げが期待されます。
キッチン天板 | 人造大理石のワークトップ(天板)を選択する |
レンジフード | 多機能型ではなくシンプルな仕様にする |
食洗機 | 海外製ではなく国内製のリーズナブルなモデルにする |
もちろん、選ばれた仕様によって大きく異なりますので、リノベ会社や、各メーカーのショールームと相談しながらうまく選んでいくことが大切です。
また、内装材においても、同様です。
無垢フローリングではなく、メンテナンス性の高い複合フローリングを選択したり、造作家具ではなく後付けの家具で調整するなど、コストカットを図る方法は多く存在します。
3.レイアウト変更を最小限にする
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大規模なレイアウト変更を避ければ、リノベーション費用の削減に繋げることが可能です。
キッチンや浴室などの水回り設備の場合、配管の位置を変更するとなると、予算300万円以内に収まらない可能性があります。
例えば、給排水管の移設や新規配管が必要な場合、1か所あたり30万円以上の費用が発生します。費用を抑えるためにも、既存の配管位置を活かした配置にしましょう。
4.補助金や助成金を活用する
補助金を活用すると、リノベーションの費用を軽減できます。
特に、省エネ改修や耐震工事、バリアフリー対応のリフォームは、自治体や国からの補助金対象になりやすいです※。
※居住地域によって異なります
補助金を受けるためには、対象の工事内容や条件を事前に確認し、リノベーション業者との密な相談が重要です。
例えば、直近では以下のような補助金制度があります。
先進的窓リノベ2025事業 | 環境省等による、省エネ基準を満たした内窓や玄関ドア交換等を実施することで、一定の条件を満たした場合に補助金が交付される制度。 ▽詳細はこちら |
子育てグリーン住宅支援事業2025 | 国土交通省等による、省エネ機能を有する住宅設備(レンジフード・水栓など)を組み合わせ、一定の条件を満たすと補助金が交付される制度。 ▽詳細はこちら |
クールネット東京・各種補助金制度 | 東京都によるサイトで、戸建て・マンション問わず、各種補助金制度を検索することが可能。 ▽詳細はこちら |
特に、お住まいの都道府県・市区町村によって条件が異なるため、リノベ会社を選ぶ際には補助金の取り扱いがあるかどうか、確認を行うことが大切です。
5.リフォームパックを検討する
「リノベーションパック・定額制リノベーション」を利用すると、通常価格よりも安くリノベーションを実施できるため、結果コスト削減につなげられます。
たとえば、大手メーカーが提供する水回りパック商品は「キッチン・浴室・トイレ・洗面台交換」がセットです。
標準的な設備と基本工事がパッケージ化されており、まとめて発注すると費用を抑えられます。工期も短縮できるため、仮住まい費用の削減にもつながります。
シンプルな設備、シンプルな機能で問題ないということであれば、選択肢に加えていきましょう。
<<supervisor-comment-01 name={阿部 哲} position={fujitaca リノベーション ・副代表} imgUrl={https://furureno-prd-resources.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/supervisor/image.webp} text={「リノベーションパック・定額制リノベーション」の工事範囲は細かく確認しましょう!
リノベーションパックなどの商品は、決められた仕様かつ工事範囲も限定されているケースがほとんどです。
細かい素材や設備までこだわりたいという方は、むしろフルオーダーでリノベーションを行う方がかえってコストを抑えやすくなる場合があります。
工事内容をよく吟味しながら、依頼先を決定しましょう。}>>
費用300万円のリノベーションで後悔しないための対策
300万円という限られた予算内でリノベーションを成功させるには、事前の準備と業者との信頼関係が鍵を握ります。
後悔しないためには、相場を把握しつつも、自分たちの理想と予算のバランスを取る工夫が必要です。
失敗を防ぐために大切な対策は、以下の2つです。
- 複数の業者から見積もりを取る
- 契約内容を確認する
対策内容をそれぞれ解説します。
複数の業者から見積もりを取る
リノベーションにおいて、1社の見積もりだけで即決するのは避けたほうが無難です。同じ工事内容でも、業者によって価格差が出ることは珍しくありません。
複数の業者から相見積もりを取ることで、相場を把握できるだけでなく、施工内容や提案力、対応の丁寧さといった「見えにくい差」も比較できます。
また、相見積もりを取ることで価格交渉の材料にもなり、限られた予算内でより充実したリノベーションを実現する可能性も広がります。
少なくとも3社程は、見積もりを依頼するのがおすすめです。
契約内容を確認する
見積もりが決まり次第、つい安心して契約に進みたくなりますが、契約書の内容は細かくチェックすることが大切です。
工事内容・使用する素材・工期・追加費用の有無など、すべてが明記されているかを確認しましょう。
「一式工事」といった曖昧な表現には注意が必要で、あとから追加請求されるケースもあります。
また、保証やアフターサービスの内容もしっかり確認しておくと安心です。
不明点があれば遠慮せずに質問し、納得した上で契約を交わすことが、後悔しないリノベーションへの第一歩になります。
費用300万円でリノベーションできる施工会社は「フルリノ!」で探そう
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費用300万円でできるリノベーション内容は以下の通りです。
- 水回りリノベーション(リフォーム)
- キッチンリノベーション(リフォーム)
- リビングダイニングのリノベーション(リフォーム)やリビング改修
- 外構のリノベーション(リフォーム)
家全体のフルリノベーション・フルリフォームや大幅な間取り変更は難しいですが、水回りやキッチンを最新設備のものに入れ替えたり、壁紙を明るい色に貼り替えたりなど大幅なリノベーション・リフォームは実現できます。
費用面でリノベーション・リフォームを実施するか悩んでいる方は、ぜひ「フルリノ!」をご活用ください。
一般的なリノベ会社は、広告費や仲介サイトに登録するため、その経費分を含んでいるため、工事費用が高めに設定されています。
「フルリノ!」は、そのような広告費や仲介サイトに登録をしていないリノベ会社をご紹介しているため、300万円の予算内でリノベーション・リフォームできる幅が広がります。
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