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男の理想の暮らしを具現化した 無骨なスペース。

こだわりポイント

家づくりには、家族のさまざまな想いが反映される。 妻の夢、夫の理想、子どもの願いが入り乱れ、結果、無難なプランに収まっていく。マンションのフ ルリノベーションによるこの住まいは、どこまでもわがままに“男の理想の暮らし”をカタチにしたもの。 145㎡2LDKの広々とした空間は、SQUARE代表の林貴徳にとって、今自分が住みたい100点満点の住まい。一切の妥協なく、カッコイイ大人の暮らしを具現化している。だから住まいの細部に至るまで、テイストにブレがない。ダサいところが見あたらない。一枚板のキッチンカウンター、アイアンのサッシ、コンクリートむき出しの壁が無骨な空間をつくる。 広いリビングダイニングと一体化した開放的なオープンキッチンは、ホームパーティにうってつけのつくり。好きな映画鑑賞のため、リビングには巨大スクリーンとプロジェクターを完備し、バルコニーへと続く掃き出し窓の前には、バイクや自転車の手入れもできる土間を設置。壁を塗ったり、タイルを貼ったり、収納を設置したり、暮らしながらまだまだ変えていける余地もある。3年後、5年後、どのような進化を遂げるかが楽しみになる空間だ。

DATA

大阪マンションアンティーク・ヴィンテージ/インダストリアル/ミッドセンチュリー/ブルックリン/その他
    リノベ箇所
    リビング/キッチン/浴室・バスルーム/寝室/玄関/廊下/洗面所/フルリノベーション/LDK全体
    完成時期
    2018年10月
    延床面積
    145平米
    設計
    株式会社スクエア
    施工面積
    144.12平米
    施工
    株式会社スクエア
    間取り
    3LDK→2LDK
    家族構成
    夫婦、カップル(子供なし)
    築年数
    45年
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キッチン

見たことのないキッチンにしたくて、思いついたのが一枚板のカウンター。これはSQUARE設立当初に仕入れた、思い入れのあるカリンの一枚板。 厚みもサイズもピッタリで、カウンー自体をまな板として使ってもオッケー。

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リノベの背景

朝起きると、何も考えることなく キッチンへ向かう。 一杯の水を飲んで、身体が目を覚ます。カーテンを開けるとやわらかな光が ダイニングテーブルの木目を美しく浮かび上がらせる。新しい一日がはじまる。 休日の午後は、ゆっくりとコーヒーをたて、ソファで読書。たまにうたた寝。 顔をあげると視界の端には、いつもキッチンがある。無垢一枚板のキッチンカウンターは、お気に入りの家具のように部屋に溶け込む。 今夜は気の置けない仲間が集まるホームパーティ。旅先で手に入れたクラフトビールととっておきのワイン。そして飾らない料理がテーブルに並ぶ。 食べてしゃべって笑って飲んで、愉しい時間がループする。 こんな空間を持つことが、大人の贅沢ってやつだと思う。

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