「もう一部屋ほしい」「料理をしながら相手の気配を感じたい」。二人で暮らし始めると、住まいへの要望は具体的になっていきます。その多くは、間取りを見直すことで解決できます。
子どもが独立したあと、夫婦二人の暮らしに合わせて住まいを見直す場合も同じです。
ただ、賃貸や今の住まいのままでは、間取りは「選び直す」しかありません。中古物件の購入やお住まいのリフォームなら、間取りそのものをつくり変えられます。
この記事では、フルリノが手がけた二人暮らしのリノベーション事例5選を先に紹介し、そこから快適な間取りに共通するポイントを整理します。費用や使える補助金もあわせてまとめたので、住まいづくりのイメージが具体的になるはずです。
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二人暮らしのリノベーション事例10選
二人暮らしのリノベーションは、結婚や同居で住まいを買うとき、二人の趣味や好みを形にしたいとき、子どもが独立したときなど、住まいを見直すきっかけで優先順位が変わります。
結婚・同居や賃貸からの住み替えで購入した事例
結婚や同居、賃貸からの住み替えを機に住まいを買う場合、中古を買ってからリノベーションすると、間取りや素材を二人で決められます。
リノベーション済みの物件は完成した状態を見て買える一方で、間取りや内装を二人の暮らしに合わせて変えることはできません。
今は二人でも、将来家族が増える可能性を見込んで部屋数や間仕切りを考えておくと、後から大きな工事をせずに済みます。
チェリーとともに、好きなものを愛でる暮らし

結婚を機に中古マンションを購入し、手持ちの家具が映える内装にリノベーションした事例です。
施主は、もともと住んでいたエリアで、築38年・62.34㎡のマンションを購入しました。
夫婦とも北欧のアンティーク家具や小物が好きで、打ち合わせの当初はヘリンボーンの床やチーク材を使う内装を希望していました。
最終的には、すでに持っている家具や買い足す家具が主役になる空間を目指すことになりました。
間取りは大きく変えずに、収納を充実させた構成です。
梁や天井の低さは目立たないように納められ、広さを感じられる空間になっています。
床は、自然な艶と滑らかな肌ざわりのブラックチェリーの突板材です。
ダイニングの横には、本やレコードが収まる書庫が設けられています。
参考:チェリーとともに、好きなものを愛でる暮らし/fujitacaリノベーション
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〝2人のこれから〟が始まっていく、明るさに満ちた2階LDKの家

結婚して間もない夫婦が、中古の戸建てを購入してフルリノベーションした事例です。
施主は最初、新築での住まいづくりを検討していました。
先々の暮らしを考えた結果、中古住宅を買ってフルリノベーションする方法を選んでいます。
リノベーション済みの物件も候補にありましたが、住まいづくりをした実感がないという理由で、ほとんど改修されていない築28年・90.71㎡の戸建てに決めました。
日当たりのよい2階のLDKは、配置をそのまま残しています。
天井板は張らずに梁を見せ、空間に広がりを感じられる造りです。
キッチンは設備を必要最低限に絞ったシンプルなもので、洗面台は鏡とボウルだけの造り付けです。
内装は白・ベージュ・グレー・木目の4色でまとめられています。
今は二人の暮らしでも、将来家族が増えることや暮らし方の変化も想定したプランになっています。
参考:〝2人のこれから〟が始まっていく、明るさに満ちた2階LDKの家/My Design(株式会社Izumida)
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回遊性のある空間

結婚を機に転居を考えていた夫婦が、都内の限られた広さのマンションを広く使えるようにリノベーションした事例です。
天井を高く取るために既存の天井を大きく解体し、狭かった玄関にはインナーテラスを設けています。
キッチンは片側を壁に付けた対面型(ペニンシュラ型)で、洋室とインナーテラスを通って家の中を回れる動線になっています。
リビングと寝室の間はガラスのパーテーションで仕切られ、部屋全体を明るく広く見せています。床はすべて段差のないバリアフリーです。
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アンティークな雰囲気をテーマにクロスやパーツで彩りを

賃貸に住んでいた夫婦が中古マンションを購入し、2LDKを3LDKにしてそれぞれのワークスペースを設けた事例です。
施主は、立地と眺望にひかれて、そのままでは住めない状態の物件を購入しました。
賃貸の退去期限まで半年ほどという中での住まいづくりでした。
打ち合わせでは、奥様が理想を描き、ご主人が予算とのバランスを調整しています。
夫婦それぞれにワークスペースがあり、大容量のウォークスルーパントリーとウォークインクローゼットも設けられています。
洗面台は、二人の朝の身支度が重ならないダブルボウルです。
参考:アンティークな雰囲気をテーマにクロスやパーツで彩りを/インテリックス空間設計
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夫婦二人の趣味や好みを形にした事例
二人暮らしでは、子ども部屋に割く広さが要らない分、趣味のスペースや広いLDK、好みの素材に広さや予算を回せます。
何を優先するかは二人で違うことが多いため、お互いに譲れないものを書き出しておくと、プランの打ち合わせで迷いにくくなります。
天井現しがかっこいい大人リノベ

築30年のマンションを、夫婦二人の暮らしと趣味に合わせてリノベーションした事例です。
施主は、一度もリフォームしていなかった今の住まいを、好みの雰囲気に作り変えることにしました。
希望は、リビングを見渡せる対面キッチンと、趣味を楽しめる家でした。
二人暮らしのためキッチンはコンパクトにまとめ、その分リビングとクローゼットを広く取っています。
LDKには楽器を置くスペースと大きな本棚があり、リビングの横にはウォークインクローゼットが設けられています。
脱衣所が広くないため、洗面台はLDKの中に置かれています。
天井はコンクリートをそのまま見せる仕上げです。
参考:天井現しがかっこいい大人リノベ/an cube(アン キューブ)
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”ちょうどよい”を追い求めたシンプルリノベーション

中古マンションの購入をきっかけに、夫婦と猫が心地よく過ごせる住まいにリノベーションした事例です。
施主は、凝りすぎず落ち着きすぎない、ちょうどよいデザインを希望していました。
3LDKを2LDKにして、猫も動きやすい広々とした空間になっています。
キッチンは部屋の中心に置かれ、アーチ形の開口で空間の広がりを感じられる造りです。
内装は木目の温かみを生かしながら、色数を絞ってまとめられています。
参考:”ちょうどよい”を追い求めたシンプルリノベーション/fujitacaリノベーション
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和モダンなマンションフルリノべ

自然素材の温かさと、限られた広さを効率よく使う工夫を両立させた事例です。
施主は、使いやすく、自然素材の温かさを感じられる家を希望していました。
収納をまとめるファミリークローゼットと、トイレの空間を広く使えるタンクレストイレが採用されています。
床は無垢材で、デザイン性の高い階段も取り入れられています。
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子どもの独立後・将来に備えた事例
子どもが独立すると、使わない子ども部屋が残ることがよくあります。
使わなくなった部屋をまとめて広いLDKにしたり、夫婦それぞれの個室にしたりするリノベーションがあります。
あわせて、段差の解消や引き戸への変更、断熱の強化をしておくと、年齢を重ねてからも暮らしやすくなります。
部屋ごとの温度差を減らすリフォームは、次の記事で詳しく紹介しています。
https://furureno.jp/magazine/heatshock_reform
広いLDKに気分は新築。夫婦の楽しいおしゃべりが弾む住まい。

子どもの独立を機に、子ども部屋をなくして夫婦二人の暮らしに合わせた事例です。
施主は、子どもの独立と、海外赴任していたご主人の帰国をきっかけに、これからの二人の暮らしを考え始めました。
今ある間取りを生かしながら、3LDKを2LDKにして広い空間を夫婦で使う方針です。
キッチンは対面式に変わり、料理をしながら会話を楽しめるカウンターが設けられています。
睡眠の質を大切にしたいという理由から、夫婦それぞれの個室があります。
ご主人の部屋は窓際にデスクを置けるレイアウトで、コンセントも多めに配置されています。
奥様の部屋はコンパクトにまとめ、アーチ形の開口がある大容量のウォークスルークローゼットが設けられています。
施主は、仮住まいの家賃や引っ越し費用、家具代も含めて全体の予算を考えておくことが大事だと振り返っています。
参考:広いLDKに気分は新築。夫婦の楽しいおしゃべりが弾む住まい。/インテリックス空間設計
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夫婦でゆったり料理できるアイランドキッチンが自慢です

子どもの独立を機に、コンクリート打ちっぱなしの平屋を夫婦二人の住まいにフルリノベーションした事例です。
建物は、アスリートであるご主人がトレーニングルームとして使っていたものです。
トレーニングルームと隣の和室の間の壁を抜き、広いLDKになっています。
主役は、夫婦でゆったり料理できる広さのアイランドキッチンです。
奥行きのある大きなカウンターは、ダイニングテーブルも兼ねています。
元ガレージは寝室に作り変えられ、キャンプ用品や釣り具も入る大きなウォークインクローゼットが設けられています。
庭は目隠しを兼ねた板塀で囲まれ、愛犬を放せるウッドデッキになっています。
施主は、外食が減って二人で料理する時間が増えたと話しています。
参考:夫婦でゆったり料理できるアイランドキッチンが自慢です/株式会社スクエア
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天然素材がみせるシンプルの上位互換

中古マンションを購入し、3LDKを1LDKにして将来に備えたバリアフリーの住まいにした事例です。
施主は、奥様の通院先の病院に近く、ご主人の通勤にも不便のない場所で、築40年・72.65㎡のマンションを購入しました。
将来歩けなくなるかもしれない状況も考え、できるだけ段差のない住まいを希望していました。
通路や扉の間口は広く取られ、ベッドからの動線も考えた間取りになっています。
玄関には大きな収納と、靴の履き替えが楽になる造り付けのベンチがあります。
床はナラの無垢材、壁と天井は左官仕上げで、自然素材を中心にした内装です。
参考:天然素材がみせるシンプルの上位互換/Lig works
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今回ご紹介した以外にも、たくさんの成功事例をまとめた無料リノベーションブックをご用意しています。
まだ漠然としたイメージでも、ページをめくるうちに「こんな暮らしもいいかも」と感じていただけるかもしれません。
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フルリノ!ではおしゃれなリノベーションについてもご紹介しています。
よかったら、参考にしてみてください。
https://furureno.jp/magazine/renovation-fashionable
二人暮らしに最適な間取りや広さとは?
二人暮らしの住まいをリノベーションするときは、必要な広さと部屋数の目安を先につかんでおくと、物件選びやプランの判断がしやすくなります。
ふたり暮らしに必要な広さの目安
ふたり暮らしについて、まず知っておきたいのが広さの基準です。
国土交通省の「住生活基本計画」には、健康で文化的な生活を送るための2つの目安が示されています。
一つは、最低限必要な広さを示す「最低居住面積水準」で、ふたり暮らしの場合は30㎡です。
これは主に1DKのような間取りで、家賃を抑えたいカップルや、常に同じ空間で過ごしたいふたりに向いています。
もう一つが、よりゆとりのある暮らしを目指すための「誘導居住面積水準」です。
都市部での生活を想定した場合、55㎡が目安となります。郊外の戸建てなど、都市部以外での生活を想定した場合は75㎡が目安です。
これくらいの広さがあれば、1LDKや2LDKといった間取りが選択肢に入り、それぞれのプライベート空間を確保しやすくなります。
在宅ワークがある、趣味の時間を大切にしたいなど、お互いの時間を尊重したいふたりにおすすめです。
ただし、これはあくまで目安です。収納の広さや家具の配置、生活動線によって実際の体感は変わるため、数字と合わせて自分たちのライフスタイルに合うかを考えることが重要です。
参考資料:国土交通省「住生活基本計画における「水準」について」(PDF)
1LDK・2LDK・3LDKの選び方
二人暮らしの間取りは、1LDK・2LDK・3LDKのどれを選ぶかで暮らし方が変わります。
1LDKは、二人で過ごす時間を大切にしたい場合に向いています。
部屋数を絞る分、LDKを広く取れるのが特徴です。
一方で、在宅ワークや生活リズムの違いで一人になれる場所が必要な場合は、窮屈に感じることがあります。
2LDKは、LDKに加えて寝室ともう一部屋を持てる間取りです。
もう一部屋は在宅ワークや趣味の部屋に使えるほか、将来家族が増えたときの部屋にもできます。
3LDKは、それぞれの個室を持ちたい場合や、趣味や来客用の部屋もほしい場合の選択肢になります。
ただし、使わない部屋が増えると、掃除や冷暖房の手間も増えます。
リノベーションでは、今ある部屋数をそのまま使う必要はありません。
3LDKを2LDKや1LDKにまとめて広さを取る方法もあれば、広い一部屋を将来分けられるようにしておく方法もあります。
必要な部屋数は、二人が家の中でどれだけ別々に過ごすかによって変わります。
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二人暮らしのリノベーションで見直す間取りのポイント
賃貸や今の住まいのままでは、間取りは決められた中から選ぶしかありません。
リノベーションなら、二人の暮らし方に合わせて間取りそのものを作り変えられます。
たとえば、二部屋を仕切る壁を取り払って広いLDKにする方法があります。
普段は一室として使い、来客時だけ二室に分けられる可動間仕切りを設ける方法もあります。
デッドスペースを使って在宅ワーク用の半個室をつくったり、水回りの位置を見直して家事動線を短くしたりすることもできます。
回遊動線のある間取り
二人で暮らすと、朝の支度や家事の時間に、同じ場所で動きがぶつかることがあります。
家の中を行き止まりなく回れる回遊動線があると、二人が別々の方向から移動できるため、こうした混雑を減らせます。
回遊動線を考えるときは、家事・生活・収納の3つの動線を分けて見ることがポイントです。
家事動線では、キッチンから洗濯機、洗濯物をしまうクローゼットまでを短くつなぐと、家事の移動が減ります。
生活動線では、玄関から手洗い、リビングへの流れを考えておくと、帰宅したときの動きがスムーズになります。
収納動線では、玄関からパントリー、パントリーからキッチンへとつなげると、買い物後の荷物を運ぶ距離が短くなります。
ただし、マンションでは配管の位置や壊せない構造の壁によって、希望どおりに間取りを変えられないことがあります。
回遊動線をつくれるかどうかは、物件の配管と壁の位置によって決まります。
寝室と個室の分け方
二人暮らしでも、一人で過ごせる場所があるかどうかで暮らしやすさが変わります。
共働きで起きる時間や寝る時間が違う場合は、寝室を分けるという選択肢があります。
相手の就寝中でも、物音や明かりを気にせずに過ごせるためです。
在宅ワークがある場合は、仕事用の個室や半個室を設けると、オンライン会議の声や生活音が互いに気になりにくくなります。
個室を設けるときは、音の伝わり方にも注意が必要です。
寝室と仕事部屋を隣り合わせにしない、部屋の間に収納をはさむといった配置で、音の問題を減らせます。
どの部屋を誰がいつ使うかを書き出しておくと、個室がいくつ必要かを判断しやすくなります。
可変性のある間取り
二人暮らしの間取りは、在宅ワークを始める、家族が増えるといった暮らしの変化に合わせて使い方を変えられると、長く住みやすくなります。
普段は広い一部屋として使い、必要なときだけ仕切りたい場合は、引き戸や可動式の間仕切りが向いています。
大きな工事をしなくても、部屋の使い方を変えられるためです。
将来二部屋に分ける可能性があるなら、ドアや窓、照明、コンセントを二部屋分用意しておく方法もあります。
そうしておけば、分けるときの工事を間仕切り壁の設置だけで済ませられます。
壁で仕切る代わりに、小上がりや床の高さを変えるスキップフロアで、空間をゆるやかに区切る方法もあります。
背の高い本棚などの置き家具を間仕切りにすれば、広い一部屋に戻すのも簡単です。
コンセントや照明を後から増やしそうな場所には、リノベーションのときに配線や壁の下地を先に入れておく方法もあります。
どこまで変化に備えるかは、二人の暮らしがこの先どう変わりそうかで判断することになります。
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二人暮らしのリノベーション費用と補助金
二人暮らしのリノベーション費用は、どこまで工事をするかによって大きく変わります。
工事別の費用目安
間取りを大きく変える工事は、一般的に150万〜500万円が目安になります。
3LDKを2LDKにしてリビングを広げる工事は、200万〜400万円が目安です。
リビングとダイニングの間に間仕切りを新しく設ける工事は、5万〜30万円が目安です。
将来部屋を分けるときにドアを増やす工事は、1か所あたり15万〜20万円が目安です。
収納やウォークインクローゼットを増やす工事は、50万〜100万円が目安です。
壁付けのキッチンを対面キッチンに変える工事は、仕上げを含めて150万〜400万円が目安です。
開き戸を引き戸に変える工事は、20万〜40万円が目安です。
実際の費用は住まいの状態や工事の範囲によって変わるため、当たりをつけるための目安として見る必要があります。
住まい全体をフルリノベーションする場合の費用は、次の記事で紹介しています。
https://furureno.jp/magazine/fullrenovation_cost
自分たちの住まいでどこまで工事が必要か、費用がいくらになるかは、図面や現地の状況を見ないと判断しにくい部分です。
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中古購入×リノベで総額を最適化する
新築よりも費用を抑えながら、注文住宅のように自由な住まいづくりができる「中古物件購入×リノベーション」は、賢い選択肢の一つです。
この方法で成功するコツは、「物件価格」「リノベーション費用」「諸費用」をバラバラに考えず、常に「総額」で管理することです。
最初に総予算を決めておき、その中で物件とリノベーションの費用配分を柔軟に考えることで、予算オーバーを防ぐことができます。
費用を最適化するためには、工事の「選択と集中」が重要です。
例えば、給排水管の更新や断熱性能の強化など、後からでは工事が難しい部分は、最初にしっかりと行っておきましょう。
二度手間を防ぐことが、結果的にコストを抑えることにつながります。
間取りの変更は、最小限の壁の移動で最大限の効果が得られるプランを考えるのがポイントです。
また、キッチンや収納棚など、全てをオーダーメイドの造作にすると費用がかさみますが、既製品も上手に組み合わせることで、デザイン性を保ちながらコストパフォーマンスを高めることができます。
築年数が古い物件で気になる床のきしみや、古くなった水まわりの不満も、リノベーションで一新すれば、新築同様の快適さと満足感が得られますよ。
補助金・減税の活用で賢く節約する
リノベーションの内容によっては、国や自治体から補助金が出たり、税金が安くなったりする制度が使えることをご存知ですか?
特に、「省エネ性能の向上(断熱工事や高効率給湯器の設置など)」「耐震性の強化」「バリアフリー化(手すりの設置や段差の解消など)」といった工事は、補助金の対象となることが多いです。
ただし、これらの制度には申請できる期間が決まっていたり、対象となる工事の条件が細かく定められていたり、必要な証明書類があったりするので、注意が必要です。
リノベーションを計画し始めたら、まずはご自身がお住まいの自治体のホームページを確認したり、リノベーション会社に相談したりして、使える制度がないか早めにチェックしておきましょう。
これらの制度を活用できる工事は、単に費用を節約できるだけでなく、住まいの断熱性や安全性を高め、長期的な資産価値の向上にもつながる賢い投資です。
手続きが複雑で難しそうと感じる場合は、申請の代行を専門家にお願いするのも一つの方法。
取りこぼしなく制度を活用して、将来の安心(バリアフリー)と今の快適(水まわりなど)を、賢く両立させましょう。
リノベに使える補助金について、以下の記事で詳しく解説しています。
https://furureno.jp/magazine/renovation-subsidy-guide
二人暮らしのリノベーションはどう進める?まずは...
二人暮らしのリノベーションでは、広さと部屋数、個室の持ち方、将来への備えをどう組み合わせるかで、住まいの形が変わります。
どの間取りや工事が合うかは、二人の暮らし方と住まいの広さや構造、予算によって変わります。
結婚を機に買う場合と、子どもの独立後に見直す場合とでは、優先することも違います。
そのため、二人暮らしのリノベーション事例を持つリノベ会社を相談先に選ぶことが、希望に近い住まいへの近道になります。
リノベ会社ごとの掲載事例を見比べると、その会社がどんな間取りを提案しているかが分かります。
「フルリノ!」では、リノベ会社ごとの事例を見比べながら、相談先を探せます。
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